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🛡 このページは『無断キャンセル(ノーショー)対策』シリーズの関連記事です。

BREAKDOWN

1件のノーショーは、4つの損失に分かれる

「客単価1件分の取りこぼし」と考えると、実態より小さく見積もることになります。

1

売れなかった枠

当日になって空いた1枠は、ほぼ埋まりません。直前に空いた枠を売る手段を持たない店では、この枠は在庫ではなく消滅です。宿泊や施術のように時間を売る商売では、この損失が最も大きくなります。

2

空振りした人件費

スタッフはその時間、待機しています。指名制やマンツーマンの業態では、担当者1名の時間がまるごと空きます。売上ゼロで人件費だけが発生する時間が、シフトの中に生まれます。

3

準備した材料・仕込み

飲食のコース、施術で開封した資材、貸出のために抑えた設備。戻せないものは、そのまま原価として消えます。予約時に人数と内容を確定させる業態ほど、この比率が上がります。

4

断ってしまった別の予約

見落とされがちですが、これが一番痛い。その枠が埋まっていたせいで、来られたはずのお客様を断っている。本来入るはずだった売上が、来なかった1件によって消えています。

この4つを足すと、1件あたりの損失は客単価そのものではなく、客単価に近い額を軸に前後することが分かります。飲食のコース予約なら仕込み分が乗り、サロンの指名予約なら人件費分が乗る。業態によって内訳の比率は違いますが、「単価1件分」で止めて考えると、必ず過小評価になります。

CALCULATION

自店の数字に置き換えてみる

難しい計算は要りません。手元の数字を3つ並べるだけです。

用意する数字

① 月の予約件数 予約台帳・システムの月次件数
② そのうち来なかった件数 当日キャンセル・無断を合わせた数
③ 1件あたりの損失額 客単価+仕込み・資材の原価

月間の損失額

② × ③ = 毎月そのまま消えている金額

たとえば月200件の予約があり、そのうち6件が来なかったとします。1件あたりの損失を8,000円とすれば、月48,000円。年間では約58万円です。この数字を出したうえで、リマインドを送る仕組みの費用と並べてみてください。判断の材料が、一気にはっきりします。

注意:リマインドで来なかった件数がゼロになるわけではありません。減るのは「忘れていた」「日付を勘違いしていた」層です。最初から来る気がなかった予約は、リマインドでは止まりません。期待値は「ゼロにする」ではなく「うっかり層を消す」に置いてください。

WHY IT WORKS

リマインドが効くのは、忘れ防止だけではない

1通が同時に3つの仕事をしています。

🔔

思い出させる

予約から来店まで日が空くほど、記憶は薄れます。特に2週間以上先の予約や、家族の代理で取った予約は忘れられやすい。ここは想像どおりの効果です。

🚪

降りる道を用意する

行けないと分かっている人が、電話をかけづらくて黙っている。リマインドに変更・キャンセルの導線を付けると、「無断」が「連絡ありのキャンセル」に変わります。枠が戻れば、売り直せます。

🤝

店の存在を思い出させる

来店前に一度接触があると、当日の心理的な距離が縮まります。初来店の予約ほど、この効果が効きます。「本当にやっているのか」という不安を消す役目です。

2つめの「降りる道」が、実は金額への効き方が一番大きい部分です。無断で来ないと枠は最後まで塞がったままですが、前日に連絡が入れば、キャンセル待ちの方に回せる可能性が残ります。リマインドは、来店率を上げる道具であると同時に、枠を回収する道具でもあります。

REALITY

「重要だと分かっているのに続かない」理由

意志の問題ではなく、仕組みの問題です。

送り方起こること止まる時期
前日に手動で電話1件3〜5分。留守なら折り返し待ち予約が増えた月
個別にメッセージ送信台帳を見ながら手打ち。宛先間違いも起きる人手が減った月
気づいた分だけ送る送った人と送っていない人が混在する最初から不安定
予約時刻から自動送信全件に同じ条件で届く止まらない

手作業のリマインドは、忙しい月ほど止まります。そして忙しい月ほど予約件数が多く、ノーショーの絶対数も多い。つまり一番効いてほしい月に、一番機能しなくなるのが手作業の弱点です。予約が入った時点で送信予定が自動的に組まれる形にしておくと、この波の影響を受けません。

TRY IT NOW

その場で、LINE予約を体験できます

下のスマホ画面は、お客様が実際にLINEから予約する画面のデモです。 メニュー・日時を選んで、予約完了まで実際にお試しいただけます。

※ ネイルサロン向けの画面例です。「LINE デモ花子」さんとして、予約完了まで実際に操作できます。
入力した予約はネイルサロンのデモサイトに実際の予約として登録され、管理画面から確認できます。
項目名・メニュー・配色は、お店に合わせてお作りします。

別タブで大きく体験する

FAQ

よくある質問

Q. リマインドを送ると、キャンセルが増えませんか?
連絡ありのキャンセルは増えることがあります。ただしそれは「無断で来なかったはずの予約」が表に出ただけで、来店数が減ったわけではありません。むしろ前日に分かれば枠を売り直せるため、結果の売上は増える方向に働きます。
Q. 何日前に送るのが良いですか?
業態によりますが、前日と、予約から日が空く場合はその中間にもう1通、という形が扱いやすいです。当日朝だけだと、行けないと分かった人が動く余地がありません。
Q. メールとLINE、どちらが良いですか?
開かれる率で言えばLINEですが、相手が使っていない手段では届きません。予約時にどちらで受け取るか選べるようにするのが、取りこぼしの少ない形です。
Q. リマインドを送っても来ない人がいます。
リマインドで止まるのは「忘れていた層」です。常習的に来ない相手には、事前決済やキャンセルポリシーの提示など別の手当てが要ります。顧客ごとの履歴が残っていれば、繰り返している相手を特定できます。
Q. 既存の予約台帳のままでも自動化できますか?
紙やエクセルの台帳からは自動送信できません。予約情報が日時と連絡先を持ったデータとして入っている必要があります。
Q. どのくらいで効果が分かりますか?
月の予約件数によりますが、ノーショー件数は月ごとの振れ幅が大きいため、2〜3か月分をならして比べるのが妥当です。1か月で判断すると偶然に振り回されます。

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