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📖 このページは『掲載手数料は「感覚」では減りません|1件あたりの獲得単価から逆算する脱ポータル』の深掘り記事です。

INTRO

高価格帯の店では、手数料の重みが違います

客単価1万円の店と3千円の店では、同じ料率でも1件あたりの金額がまるで違います。2名で3万円の会食に定率の手数料がかかれば、1件で数千円規模になります。件数が少なくても、総額は無視できません。

ただし、費用の話は本題の半分です。高価格帯・記念日利用の店にとって本当に大きいのは、顧客情報が自店に残らないことのほうです。

結婚記念日、誕生日、昇進祝い、接待。これらは翌年も、その次の年も繰り返される可能性が高い需要です。その情報を自店が持っていれば、来年は媒体を経由せずに直接ご案内できます。持っていなければ、毎年、新規と同じ費用をかけて再獲得することになります。

考え方

手数料を「取引ごとの費用」として見るか、「顧客を借りる賃料」として見るか。後者の見方をすると、同じ人に何年も賃料を払い続けている構造が見えてきます。

ASSET

記念日利用の店が、蓄積すべき情報

どれも、媒体側では扱いきれない粒度の情報です。

📅

記念日と、その種類

結婚記念日、誕生日、交際記念日。日付と種類が分かっていれば、1か月前に案内を出せます。これだけで、来年の予約が媒体を経由しなくなります。

🍽

過去のコースと、提供内容

前回と同じものを出さない配慮は、記録がないとできません。「昨年はこちらでしたので、今年は」という提案が、記憶ではなく記録からできる状態にします。

🚫

苦手なもの・アレルギー

高価格帯の店ほど、この情報の重みが増します。2回目に改めて聞くことは、失礼ではないものの、覚えていたほうが確実に喜ばれます。

🪑

席の好み・同伴者

窓際を希望される、静かな席を好まれる、いつも同じ方と来られる。細部の記憶が、選ばれ続ける理由になります。

🎁

演出の履歴

デザートプレート、花、サプライズの内容。同じ演出を繰り返さないためにも、記録が要ります。

💬

会話で出た予定

「来年は〇〇の予定で」といった一言。これを残せる場所があるかどうかが、接客の深さを分けます。

BUILD

媒体を活かしつつ、資産を積む

掲載をやめる話ではありません。

01

予約時に、記念日の種類を聞く

媒体経由の予約でも、事前連絡やメールで確認する機会があります。その際に得た情報を、自店の記録に残してください。ここを残すか流すかで、翌年が変わります。

02

来店時に、次回の予約経路を伝える

高価格帯の店では、値引きではなく「直接ご連絡いただければ、席や内容のご相談を承ります」という価値の伝え方が合います。媒体では実現しにくい部分を、理由にしてください。

03

記念日の1か月前に、案内を送る

日程が埋まりやすい店ほど、早めの案内が喜ばれます。「今年もお待ちしております」の一通が、媒体検索より先に届く状態を作ります。

04

接待利用は、法人単位でも記録する

個人ではなく会社として繰り返し使われる場合があります。担当者が変わっても関係が続くよう、法人側の記録も残してください。

05

媒体は、新規の入口として残す

高価格帯の店では、媒体の信頼性が来店の後押しになります。初めての方にとって、掲載されていること自体が安心材料です。やめる必要はありません。

06

経由別に、リピート率を見る

媒体経由の新規が、何割リピートしているか。この数字が出ると、獲得単価を「1回あたり」ではなく「生涯価値あたり」で判断できます。

VALUE

1件あたりで見るか、生涯で見るか

高単価の店ほど、この差が大きくなります。

見方計算判断
1件あたり手数料 ÷ 1件高く感じる
年間手数料 ÷ その年の来店回数リピートすれば下がる
生涯手数料 ÷ 生涯の来店回数初回だけ媒体なら、非常に安い
毎回媒体経由手数料 × 毎回何年も払い続ける

CARE

高価格帯の店だからこその、注意点

進め方を誤ると、店の格を損ないます。

🎩

案内の頻度と、文面の品

高価格帯の店に、頻繁な割引案内は似合いません。年に数回、内容のある連絡を送るほうが、店の位置づけと一致します。

🔐

情報の扱いを、明示する

記念日や同伴者の情報を記録する以上、取り扱いの説明が必要です。お客様が不安を感じない伝え方を、あらかじめ決めてください。

🤫

記録を、見せ方に出しすぎない

「昨年は〇〇でしたね」は喜ばれますが、細部まで把握していることを見せすぎると、監視されている印象になります。さじ加減が要ります。

🧑‍🍳

スタッフ間で、情報の質を揃える

担当によって記録の粒度が違うと、接客の水準がぶれます。残す項目を決めておいてください。

📵

媒体を、急に離れない

高価格帯の店では、掲載されていること自体が信頼の材料です。比重を移すことと、掲載をやめることは別です。

REPITAS

記念日を覚えている店に、なるために

当社の「リピタス(RepiTas)」は、予約と顧客情報が同じ仕組みの中にあり、記念日、過去のコース、苦手なもの、席の好みといった情報を顧客ごとに残せます。記念日の1か月前に案内を送るといった運用も、条件で自動化できます。

月額定額のため、予約が何件入っても送客手数料はかかりません。高価格帯の店に合わせた案内の設計や、法人単位での顧客管理もご相談いただけます。※カスタマイズは内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。まずは現状をお聞かせいただくところから始められます。

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FAQ

よくある質問

Q. 高価格帯の店でも、媒体は必要ですか?
新規の入口としては有効です。高額な店ほど、初めての方は情報を集めてから予約します。掲載されていること、写真や説明が整っていることが、来店の後押しになります。やめるのではなく、リピーターの経路を分けるのが現実的です。
Q. 記念日の情報を記録するのは、失礼になりませんか?
伝え方次第です。「より良いご案内のために記録させていただいております」と説明すれば、多くの方は好意的に受け取ります。むしろ、毎年同じことを聞かれるほうが、覚えられていない印象を与えます。
Q. 接待利用が多いのですが、個人の記録は取りにくいです。
法人単位での記録を併用してください。会社名、部署、よく使われるコース、席の希望。担当者が変わっても関係が続く形になります。個人の記録は、繰り返し来られる方に限って残すのが自然です。
Q. 案内はどのくらいの頻度が適切ですか?
高価格帯の店では、年に2〜4回が目安です。記念日の1か月前、季節のメニューの入れ替え時、年末年始の予約開始。理由のある連絡だけに絞ると、開封率も印象も保てます。
Q. 予約が埋まっている店でも、顧客管理は必要ですか?
必要性はむしろ高くなります。席が限られているほど、誰に配分するかの判断が重要になるからです。来店頻度、キャンセルの履歴、単価。これらの記録があると、先行案内の対象を根拠を持って決められます。
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