リピタスRepiTas|手数料とサブスクの損益分岐
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💴 構造の違いを、数字で
成果報酬型は、繁盛するほど負担が重くなる仕組みです。月額固定型は逆に、件数が増えるほど1件あたりが安くなります。どこで入れ替わるかを計算します。
成果報酬
件数×単価×料率
サブスク
月額固定
分岐点
件数で決まる
📖 このページは『掲載手数料は「感覚」では減りません|1件あたりの獲得単価から逆算する脱ポータル』の深掘り記事です。
INTRO
予約にかかる費用の払い方には、大きく2つの形があります。予約1件ごとに支払う成果報酬型と、件数にかかわらず定額を支払うサブスク型です。この2つは、単に安い高いの違いではありません。
成果報酬型は、予約がゼロなら支払いもゼロです。始めやすく、リスクが小さい。ただし、予約が増えるほど支払いも比例して増えます。頑張って集客した分だけ、手数料が増える構造です。
サブスク型は逆です。予約がゼロでも月額はかかりますが、件数が増えるほど1件あたりの費用が下がっていきます。どこかの件数で、2つの負担が入れ替わります。その点を計算するのが、このページの目的です。
前提
どちらが優れているという話ではありません。開業直後で予約数が読めない時期は成果報酬型が合理的で、安定して件数が出るようになるとサブスク型が有利になります。段階の問題です。
CALC
紙と電卓があれば、10分で出せます。
ポータル経由の予約件数 × 平均単価 × 料率。飲食のネット予約で1人あたり定額、美容で施術料の数十パーセントなど、形は媒体によって違います。まず、先月の実額を明細から拾ってください。
成果報酬に加えて月額の掲載料がある場合、それも合算します。「手数料はかからない」と説明される契約でも、掲載料で回収されていることがあります。合計の支出で見てください。
初期費用と、オプション費用も含めた実額を出します。顧客数やスタッフ数による従量課金がないかも確認してください。
先月と同じ予約件数だったとして、どちらがいくらか。ここで初めて、比較が成立します。件数を1.5倍、2倍にした場合も計算すると、将来像が見えます。
MODEL
自店の数字を当てはめて計算してみてください。
| 月間のポータル経由予約 | 成果報酬(1件800円想定) | サブスク(月額11,000円) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 10件 | 8,000円 | 11,000円 | サブスクが3,000円高い |
| 20件 | 16,000円 | 11,000円 | サブスクが5,000円安い |
| 50件 | 40,000円 | 11,000円 | サブスクが29,000円安い |
| 100件 | 80,000円 | 11,000円 | サブスクが69,000円安い |
| 200件 | 160,000円 | 11,000円 | サブスクが149,000円安い |
CAUTION
ここを飛ばすと、判断を誤ります。
手数料は、掲載料ではなく「見つけてもらう対価」です。自社の予約システムに変えただけでは、新規のお客様は来ません。集客の手段を別に持つ必要があります。
ポータルは新規の獲得に強く、自社予約はリピートの受け皿に強い。初回はポータル、2回目以降は自社へ。この役割分担が、最も無理のない形です。
掲載をやめた翌月に、新規がゼロになる例があります。自社の受け皿と集客導線ができてから、段階的に比重を落としてください。
決済手数料、写真撮影費、広告オプション。明細を全部並べると、想定より支出が多いことがあります。
STEP
切り替えではなく、移行として進めます。
ホームページ、LINE、Googleビジネスプロフィール。受け皿がないまま掲載を減らすと、行き場のない需要が他店へ流れます。
ポータル経由で来た方に、自社の予約方法を伝える。これが最も効く一手です。会計時のカード1枚から始められます。
初回はポータル、2回目からは自社。この形が定着すると、手数料の総額が目に見えて減ります。
全枠を開放せず、割り当てを固定する。掲載は続けたまま、支払いを抑えられます。
経由別の新規件数と、1件あたりの獲得単価。感覚で「ポータルは高い」と言うのではなく、数字で比べてください。掲載を続けるべき媒体も見えてきます。
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