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📖 このページは『予約システムの機能事典』の深掘り記事です。

WHAT IS API

APIは「システム同士の注文窓口」

APIという言葉を分解すると「Application Programming Interface」——直訳では余計に分からなくなるので、たとえで覚えてください。 APIは、システムが外部に向けて開けている「注文窓口」です。

レストランの厨房に、お客様は直接入れません。代わりに「注文口」があり、決められた形式(メニュー)で頼めば、決められたもの(料理)が返ってきます。 APIも同じで、決められた手順でリクエストを送ると、決められた形式でデータが返ってくる——この約束事の窓口を通じて、予約システムとカレンダー、決済サービス、POSなどがデータをやり取りしています。

🔗 API連携で「つながっている」身近な例

📅

カレンダー連携

予約が入ると、APIを通じてGoogleカレンダーに予定が自動追加される。

💳

決済連携

予約画面のカード決済は、APIを通じて決済サービスに処理を依頼している。

💬

LINE通知

予約確認やリマインドは、APIを通じてLINEのサーバーへ送信されている。

つまり、普段「連携機能」と呼んでいるものの多くは、裏側ではAPIが働いています。APIは特別な追加機能ではなく、連携という機能の「配管」だと考えると位置づけが掴めます。

3 CHECKPOINTS

連携の中身は「向き・タイミング・項目」で決まる

同じ「連携できます」でも、この3つが違えば使い勝手はまったく別物になります。

向き

データはどちらからどちらへ流れるか

「予約→カレンダー」の一方向なのか、「カレンダー→予約」も含む双方向なのか。たとえばカレンダー連携が一方向だけだと、会議の予定を入れてもその時間の予約枠が塞がらず、ダブルブッキングの原因になります。

例:双方向なら、カレンダーに入れた私用の予定が予約枠を自動でブロックする

タイミング

データはいつ流れるか

予約が入った瞬間に反映される(リアルタイム)のか、数分〜数時間おきにまとめて同期されるのか。直前予約を受け付けるお店では、同期のズレがそのまま事故につながります。

例:15分おきの同期だと、その間に入った予約はカレンダーに見えていない

項目

どのデータが渡るか

氏名だけか、電話番号・メニュー・担当者・金額まで渡るのか。POS連携で「顧客ごとの利用金額を分析したい」のに、渡るのが予約日時だけでは目的を果たせません。

例:「連携対応」でも、渡したい項目が対象外というケースは珍しくない

PITFALLS

「API連携対応」という言葉の落とし穴

比較表の「◯」だけでは分からない、契約後に発覚しがちな4つのパターンです。

🧰

「APIを公開している」だけ

「API対応=すぐ使える連携機能がある」とは限りません。窓口は開いているが、つなぎ込みは自分で(=開発会社に依頼して)作る必要がある、というケースがあります。開発費が別途数十万円、という話は珍しくありません。

💸

連携は有料オプション

基本料金には含まれず、連携ごとに月額や初期費用が追加になる料金体系があります。使いたい連携を先に挙げて、それを含めた総額で比較しましょう。

↔️

片方向しか流れない

「カレンダー連携◯」でも、実際は予約→カレンダーの一方向だけ、ということがあります。何のためにその連携を使いたいのかから逆算して、必要な向きを確認してください。

🧩

欲しい項目が渡らない

連携はできても、渡るデータが最小限(日時と氏名のみ等)で、分析や会計に必要な項目が含まれないパターン。目的の項目名を具体的に挙げて確認するのが確実です。

ASK THE VENDOR

契約前にベンダーへ聞く7つの質問

このまま読み上げれば確認が済むよう、質問文の形にしました。

  • 1

    「◯◯(使いたいサービス名)との連携は、追加開発なしで使えますか?」

  • 2

    「その連携は基本料金に含まれますか?別料金なら初期・月額はいくらですか?」

  • 3

    「データは双方向に流れますか?一方向の場合、どちら向きですか?」

  • 4

    「反映はリアルタイムですか?同期間隔がある場合は何分おきですか?」

  • 5

    「連携で渡る項目の一覧をもらえますか?(氏名・電話・メニュー・金額など)」

  • 6

    「連携先の仕様変更で連携が止まった場合、対応はどちらが行いますか?」

  • 7

    「将来、別のシステムとつなぎたくなった場合、個別の連携開発は相談できますか?」

💡 コツ:機能名ではなく「やりたいこと」で聞く

「API連携できますか?」と聞くと「できます」で終わります。「予約が入ったらスタッフ全員のGoogleカレンダーに反映して、カレンダー側の予定でも枠を塞ぎたい」のように、具体的な運用の形で聞けば、できる・できないの答えが正確になります。

CUSTOMIZE

「この連携だけ足りない」は、作って解決できる場合があります

既製の予約サービスでは、用意された連携メニューの外にある要望は諦めるしかありません。 自社開発のシステムなら、必要なつなぎ込みだけを個別に作るという選択肢が生まれます。

リピタス(RepiTas)

リピタス(RepiTas)は、当社が自社開発している予約・顧客管理システムです。 月額11,000円〜・初期費用0円〜の枠組みをベースに、「使っている会計ソフトとつなぎたい」「この項目だけ渡したい」といった個別の連携相談にも対応できます。 ※内容によっては別途費用と開発期間が必要です。可否と目安は相談の段階で率直にお伝えします。

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予約システムの機能事典|17の機能を、1つずつ言葉から解説

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FAQ

API連携・よくある質問

プログラミングの知識がなくてもAPI連携は使えますか?
使えます。多くの予約システムでは、よく使われる連携(カレンダー・決済・LINEなど)が管理画面から設定するだけで有効化できる「できあいの連携機能」として提供されています。APIの知識が必要になるのは、用意されていない独自の連携を新たに開発する場合です。
「API公開」と「連携機能あり」はどう違うのですか?
「連携機能あり」は、設定すればすぐ使える完成品が用意されている状態です。「API公開」は、窓口は開いているので開発すればつなげられる、という状態を指すことがあります。後者の場合、実際に使うには開発会社への依頼と費用が必要になることがあるため、契約前に区別して確認してください。
API連携に追加費用はかかりますか?
サービスによります。基本料金に含まれる場合、連携ごとに月額が加算される場合、初期開発費が必要な場合とさまざまです。また決済連携のように、連携自体は無料でも決済ごとの手数料が発生するものもあります。使いたい連携を挙げて総額で見積もるのが確実です。
連携先のサービスが仕様変更したら、連携は止まりますか?
止まる可能性はあります。外部サービスがAPIの仕様を変更・終了すると、連携側も追従の改修が必要になります。既製サービスなら通常はベンダーが対応しますが、個別開発した連携は保守の取り決めが重要です。「仕様変更時の対応はどちらが行うか」を契約前に確認しておきましょう。
どんな連携から検討すればよいですか?
毎日発生している手作業から逆算するのがおすすめです。予約をカレンダーに転記している→カレンダー連携、会計を別で打ち直している→POS連携、というように、「二重入力になっている作業」が最初の候補になります。使わない連携を増やしても管理が複雑になるだけです。
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