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📖 このページは『予約システムの機能事典』の「POS連携」を深掘りした解説記事です。

WHAT IS POS

POS連携とは——レジの記録と予約の記録をつなぐこと

POSは Point of Sale(販売時点情報管理)の略で、平たく言えば「何が・いつ・いくらで売れたか」を記録するレジの仕組みです。いま多くのお店で使われているタブレット型のレジも、POSの一種です。

一方、予約システムには「誰が・いつ・何を予約したか」が記録されています。POS連携とは、この2つの記録を突き合わせて、「誰が・何を予約して・実際にいくら支払ったか」を一本のデータにすることを指します。

連携していないお店では、この突き合わせを人間がやっています。閉店後にレジの売上と予約表を見比べて、顧客台帳に手で書き写す——その作業を自動化するのがPOS連携です。

BENEFITS

POS連携で変わる3つのこと

「レジが楽になる」だけではありません。一番大きいのは、経営の数字が顧客単位で見えるようになることです。

👤

顧客ごとの利用金額が見える

「よく来てくれる人」ではなく「今月3回来店して合計2.4万円のAさん」まで解像度が上がります。単価の高い常連さんが誰なのか、データで特定できるようになります。

🧾

会計がスムーズになる

予約内容(メニュー・コース・オプション)がレジ側に引き継がれるため、会計時の打ち直しが不要に。金額の打ち間違いや、オプションの請求漏れも防げます。

📉

突合作業がなくなる

閉店後に予約表とレジを見比べる作業、月末に売上を顧客ごとに集計し直す作業が不要になります。毎日30分の作業なら、年間180時間分の削減です。

DATA FLOW

連携すると、データはこう流れる

1人のお客様の来店を例に、記録がつながっていく流れを追ってみます。

📋

STEP 1

予約が入る

予約システムに「◯月◯日 14時・カット+カラー・Aさん」が記録される。この時点で顧客IDに予約が紐づきます。

💇

STEP 2

来店・サービス提供

当日の追加オプション(トリートメントなど)があれば、予約内容に追記。施術内容が確定します。

💳

STEP 3

会計(POS)

予約内容がレジに引き継がれ、追加分を含めて会計。支払い金額・支払い方法がPOSに記録されます。

🗂️

STEP 4

記録が一本につながる

「Aさん=カット+カラー+トリートメント=12,000円=カード払い」が顧客データとして蓄積。次回の接客や販促の材料になります。

3 METHODS

「連携」と一口に言っても、方式は3つある

同じ「POS連携対応」でも、中身はまったく違うことがあります。比較検討のときは、どの方式なのかを必ず確認してください。

方式反映のタイミング日々の手間向いているお店
API連携(自動)ほぼリアルタイムなし来店数が多く、データを日々使いたいお店
CSV取り込み(半自動)取り込んだ時点(日次・週次など)書き出し→取り込みの作業月次で分析できれば十分なお店
手動突合(連携なし)作業した時点毎日発生来店数が少なく、記録項目も少ないお店

💡 ポイント:「対応POS」の機種名まで確認する

API連携は、予約システム側とPOS側の双方が対応していて初めて成立します。「POS連携可」とだけ書かれていても、お使いの機種が対象外なら意味がありません。検討時は「いま使っている◯◯(機種名)と連携できますか」と固有名詞で聞くのが確実です。

CHECKLIST

導入前にベンダーへ確認したい5項目

「連携できます」の返事だけで契約せず、中身を具体的に詰めておくと、導入後のがっかりを防げます。

01

対応機種と契約プラン

いま使っているPOSの機種名・プランで連携できるか。POS側の上位プランへの変更が条件になっているケースもあります。

02

データが流れる「向き」

予約→POSだけか、POS→予約(会計結果の書き戻し)もあるのか。顧客ごとの利用金額を予約システム側で見たいなら、書き戻しが必要です。

03

連携される「項目」

顧客名・メニュー・金額・支払い方法など、どの項目が渡るのか。「金額だけ」の連携では会計の打ち直しが残ります。

04

反映の「タイミング」

リアルタイムか、数分おきか、日次バッチか。当日の追加オプションを会計に反映したいなら、リアルタイム性が要ります。

05

費用と問い合わせ窓口

連携オプションの追加費用の有無。そして不具合時に、予約システム側とPOS側のどちらに問い合わせるのかを先に決めておくこと。

リピタス(RepiTas)

「いまのPOSと連携できる予約システムが見つからない」——そんなご相談をよくいただきます。当社の予約・顧客管理システムリピタス(RepiTas)は自社開発のため、お使いのPOSやレジ運用に合わせた連携・作り込みを個別にご相談いただけます

初期費用0円〜・月額11,000円〜。連携の可否はPOS側の仕様にもよるため、機種名を添えてお問い合わせいただければ、対応できるか・費用感はどうかを率直にお答えします。

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FAQ

POS連携・よくある質問

POS連携は、どんなお店でも必要ですか?
必須ではありません。来店数が少なく、会計もシンプルなお店なら、手動の記録で十分回ることもあります。目安は「予約表とレジを見比べる作業が毎日発生しているか」「顧客ごとの利用金額を把握したいか」。どちらかに当てはまるなら、連携を検討する価値があります。
いま使っているPOSのまま連携できますか?
予約システム側とPOS側の双方が対応していれば可能です。ただし「POS連携対応」と書かれていても対象機種が限られていることが多いため、検討時には必ず機種名・契約プランを添えて「この構成で連携できますか」と確認してください。
POS連携とレジの入れ替え、どちらを先に考えるべきですか?
原則は「業務の中心になるほう」からです。予約中心のお店(サロン・治療院など)は予約システムを軸に、対応POSを選ぶほうがスムーズです。逆に物販が中心なら、POSを軸に予約側を合わせる考え方もあります。両方を同時に入れ替えると切り替えの負担が大きいので、段階を分けるのがおすすめです。
連携すると、過去の売上データも取り込めますか?
サービスによります。連携開始以降のデータのみが対象になるケースが一般的で、過去分はCSVなどでの一括取り込みに対応しているかどうかが分かれ目です。過去の顧客データ・売上履歴を引き継ぎたい場合は、その可否を導入前に確認してください。
個人経営の小さな店でも、費用に見合いますか?
連携オプションの費用と、削減できる作業時間・得られるデータの価値との比較になります。毎日の突合作業が30分あるなら年間180時間強。時給換算すれば判断材料になります。逆に会計が単純で作業がほぼ発生していないなら、急いで入れる必要はありません。
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