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THE SILENT GAP

予約したあと、ゲストは何も分からない

予約フォームを英語にしただけで、安心してしまう店舗は少なくありません。しかし、ゲストの体験はそこで終わりません。 送信した直後に届く自動返信が日本語だと、「予約が取れたのか」「日付は合っているのか」「何時からなのか」が確認できない状態になります。

その結果どうなるか。メールで問い合わせが来るか、あるいは何も言わずに来なくなります。 前者はまだ対応できますが、後者は理由すら分かりません。

予約後に起きやすい3つの行き違い

  • 01日付の書式の違い。「10/9」は10月9日なのか、9月10日なのか。国によって読み方が変わります。
  • 02時刻の書式の違い。18:00と6:00 PM。24時間表記に慣れていない地域からのゲストは、読み違えます。
  • 03場所の伝わらなさ。日本語の住所だけでは、地図アプリに入力できないことがあります。

どれも、自動返信の文面を整えるだけで防げるものです。人が英語を話せるかどうかとは、関係がありません。

THREE MESSAGES

自動化するのは、この3通で足りる

それぞれ役割が違い、効く場所も違います。

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① 予約完了の確認

日付・時刻・人数・場所・金額を、読める形で返す。ここで確認できれば、問い合わせは発生しません。日付は「9 October 2026」のように月名を書くと誤読が消えます。

② 前日のリマインド

旅程が詰まっているゲストほど、予定は流れます。前日に一通届くだけで、来店率は変わります。変更・キャンセルの連絡先も同じ文面に入れておきます。

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③ 変更・キャンセルの案内

「行けなくなった」と伝える手段が分からないと、黙って来ないことになります。取り消しの方法を示すことは、席を空けるための投資です。

この3通に共通して入れておきたいのは、店名(ローマ字表記)・最寄り駅・地図のリンク・当日の連絡先・キャンセル規定です。 実際に使える英語の文面は、予約の英語メール文例集にまとめています。

WHAT CHANGES

多言語の自動返信を入れると、何が変わるか

効果は、現場の作業量として表れます。

「予約できていますか」の問い合わせが消える

最も多い問い合わせは、予約が成立したかどうかの確認です。読める確認メールが即座に届けば、この種類のやり取りは発生しません。返信を英語で書く負担も、同時になくなります。

来ないゲストが減る

旅行中の予定は流動的です。前日のリマインドが読める言語で届くと、忘れによる不来店が減ります。行けなくなった場合も連絡が入るようになり、その枠を他のお客様に回せます。

当日の遅刻と迷子が減る

地図のリンクと最寄り駅、目印になる建物を文面に入れておくと、到着時刻のばらつきが小さくなります。電話がかかってくる件数も落ちます。

対応の質が、担当者で変わらなくなる

英語の得意なスタッフがいる日といない日で、対応の中身が変わる状態を解消できます。文面が固定されるため、誰が受けても同じ情報が届きます。

トラブルの説明が、記録として残る

キャンセル規定や追加料金の条件が文面に記載され、送信された記録も残ります。認識の食い違いが起きたときに、示せるものがある状態になります。

BEFORE / AFTER

手作業で英語を返す場合との違い

件数が増えたときに、差が開きます。

項目その都度、人が返す多言語の自動返信
返信までの時間数時間〜翌営業日即時
時差の影響夜間の予約は翌朝対応受けない
文面の品質担当者によって変わる常に同じ
件数が増えたとき作業量が比例して増える変わらない
前日リマインド現実的に手が回らない全件に自動送信

予約・顧客管理システム「リピタス/RepiTas」では、予約画面の言語切替と、自動配信メールの文面を言語ごとに用意することができます。 日本語で予約した方には日本語の、英語で予約した方には英語の文面が、同じ予約枠から自動的に送られる形です。

自動返信の設計を相談する

CAUTION

文面をつくるときに、気をつけること

機械翻訳をそのまま流すと、ここで事故ります。

日付は、月名で書く

数字だけの表記は国によって読み方が変わります。「9 October 2026 (Fri)」のように月名と曜日を添えると、誤読がなくなります。

時刻は、両方の書き方を併記する

「18:00 (6:00 PM)」と書いておけば、どちらの慣習の相手にも伝わります。

住所は、ローマ字と地図リンクをセットで

日本語の住所は地図アプリに入力できないことがあります。リンクを1つ置くだけで、当日の迷いが激減します。

金額は、税とサービス料の扱いを明記

「税込」「別途サービス料」といった前提は、国によって常識が違います。総額がいくらになるのかを書いてください。

キャンセル規定は、必ず同じ文面に入れる

別ページにリンクするだけでは読まれません。期限と負担割合を、短く本文中に書くのが確実です。

敬語の直訳を、そのまま使わない

日本語の丁寧な言い回しを機械的に訳すと、回りくどく不明瞭な英文になります。短く、事実を並べる書き方のほうが親切です。

FAQ

多言語の自動返信について、よくある質問

Q. どの言語を用意すればよいですか?
まず英語です。母語でなくても、旅行中の連絡手段として英語を使う方が多いためです。特定の国からの来店が続いている場合は、その言語を次に追加してください。
Q. 翻訳は自分たちで用意する必要がありますか?
定型の文面は一度作れば使い続けられます。市販の文例や翻訳ツールを土台にして構いませんが、金額・キャンセル規定・注意事項の部分だけは、意味が正確か確認してください。
Q. メールが迷惑メールに入ってしまいませんか?
送信元の設定によっては起こり得ます。予約完了画面にも同じ内容を表示しておくと、メールが届かなかった場合の保険になります。
Q. SMSやメッセージアプリでも送れますか?
手段は問いません。重要なのは、相手が普段使っている経路に、読める言語で届くことです。海外ゲストの場合はメールが最も確実です。
Q. 前日リマインドは、何時に送るのがよいですか?
現地時間の夕方から夜が一般的です。旅程を確認する時間帯に届くと、予定の調整に間に合います。
Q. 自動返信だけで、問い合わせはゼロになりますか?
ゼロにはなりません。ただ、内容が「予約できているか」から「アレルギー対応は可能か」といった個別の質問に変わります。件数も大きく減ります。

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