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🌏 このページはインバウンドシリーズ『予約システムの英語切替・多言語対応ガイド』の関連記事です。

FOUR LAYERS

「英語対応プラン」が指しているもの

海外ゲストの受け入れで発生する英語のやり取りは、時間の流れに沿って4つの層に分かれます。 それぞれ必要な手間も、費用も、効果もまったく違います。まずは分けて捉えてください。

🖥

① 予約画面

ゲストが見つけて、自分で予約を完了できる状態。メニュー名・所要時間・料金・注意事項が英語で表示され、英語のまま送信できること。ここが英語でないと、そもそも予約に至りません。

✉️

② 自動配信メール

予約完了、前日のリマインド、キャンセルの案内。予約後に自動で届く文面を英語にする層です。手間はほぼ増えず、届く安心感は大きく変わります。

💬

③ 問い合わせ対応

「ベジタリアン対応はありますか」「子ども連れでも大丈夫ですか」といった個別のやり取り。ここだけは人が返す必要があり、負担が読めない層です。

📍

④ 現地での案内

館内表示、メニュー、道順、注意事項。予約システムの範囲外ですが、ここが抜けると当日に混乱が起きます。紙とスマホの両方で用意すると効果的です。

多くの店舗が最初に思い浮かべるのは③です。「英語が話せるスタッフがいない」という理由で受け入れをためらう。 ところが実際には、①と②を整えるだけで、③の発生件数そのものが大きく減ります。

THREE LEVELS

どこまでやるか、3段階で考える

全部やる必要はありません。客層と件数で決めます。

LEVEL 1

最小構成

海外ゲストが月に数組。予約画面と自動メールだけ英語にする。問い合わせは翻訳ツールで都度対応。館内表示は主要な3か所(入口・料金・注意事項)だけ。

費用も手間も最小。まずここから。

LEVEL 2

標準構成

週に数組以上、継続的に来る。①②に加えて、よくある質問への英語の定型文を用意する。メニューや館内案内も英語併記に。キャンセルポリシーの英文を明記。

③の負担を、定型文で吸収する段階。

LEVEL 3

本格構成

売上に占める割合が大きい。英語以外の言語も追加し、決済方法や税の扱い、文化的な配慮まで踏み込む。スタッフ研修と、対応できる人の常時配置も検討。

ここまで来ると事業設計の話になります。

最初からLEVEL 3を目指すと、準備だけで疲れて止まります。LEVEL 1で受け入れを始め、困ったところだけ足していくのが、続けられる進め方です。

MACHINE VS PREPARED

「ブラウザの翻訳機能があるから大丈夫」なのか

場面によって、答えが変わります。

自動翻訳の精度は年々上がっています。読んで意味を掴むだけなら、多くの場面で用が足ります。 問題はお金と時間が絡む文言です。ここを機械任せにすると、認識の食い違いがそのままトラブルになります。

対象自動翻訳でよい用意しておくべき
店の紹介文◯ 意味が伝われば足りる
料金・追加料金△ 誤解が金銭問題に◎ 数字と条件を明記
キャンセル規定× 争いの元◎ 期限と割合を英文で
アレルギー・禁忌× 安全に関わる◎ 専門的な確認を
道順・所要時間△ 地名の訳が崩れる◎ 地図と最寄り駅名を固定

日本語をそのまま訳すと危ない表現

  • 「要相談」「応相談」——条件が決まっていないと受け取られ、期待値が上がります
  • 「〜円〜」の波ダッシュ——上限がないと読まれることがあります
  • 「当日キャンセルは実費」——金額が示されていないため、争いになりやすい表現です
  • 「小学生以下」「〜まで」——その年齢を含むのか含まないのかが伝わりません

STEPS

受け入れを始めるまでの順番

1か月あれば、LEVEL 1は整います。

01

来ているゲストの国と目的を確認する

すでに来ているなら、どこから来て何を求めているかを記録してください。英語圏とは限りません。実態と合わない言語を先に増やしても効果は出ません。

02

予約画面を英語で通せるようにする

メニュー名、所要時間、料金、注意事項。予約を完了できる最短の経路だけを英語にします。店の説明文は後回しで構いません。

03

自動メールの文面を用意する

予約完了・前日のリマインド・キャンセル。この3通が英語で届くだけで、当日の不安と行き違いが減ります。

04

キャンセル規定を、数字で書く

何日前まで無料か、それ以降は何%か。ここを曖昧にしたまま受け入れると、必ずもめます。

05

よくある質問の英文を、3つだけ作る

支払い方法、子ども連れの可否、アクセス。この3つで問い合わせの多くが片付きます。

予約・顧客管理システム「リピタス/RepiTas」では、予約画面の英語切替と、自動配信メールの英語化——つまり①と②に対応しています。 日本語のページと英語のページを別々に運用するのではなく、同じ予約枠を言語だけ切り替えて見せる形です。

※ ③の問い合わせ対応と④の館内表示は、店舗側での準備が必要な範囲です。何を用意すべきかのご相談は承っています。

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FAQ

海外ゲストの受け入れでよくある質問

Q. 英語が話せるスタッフがいなくても始められますか?
始められます。予約画面と自動メールを英語にしておくと、当日までのやり取りはほとんど発生しません。来店時のやり取りは、翻訳アプリと、よくある場面の定型文を数枚用意しておけば大半が回ります。
Q. 英語以外の言語も必要ですか?
来ているゲストの実態次第です。地域や業種によって構成は大きく異なるため、まず記録を取ってから判断してください。使われない言語を増やしても、更新の手間だけが増えます。
Q. 英語対応にすると、日本人のお客様に影響はありますか?
言語を切り替える方式であれば、日本語で訪れた方には日本語のまま表示されます。日本語のページに英語が混ざる形は避けたほうが、どちらの読み手にも親切です。
Q. 料金の表示は、外貨に換算すべきですか?
換算表示は為替で変わるため、基本は日本円のまま示し、税やサービス料の扱いを明記するほうが安全です。目安として概算を添える場合は、参考値である旨を書き添えてください。
Q. キャンセル規定は、どこまで書けばよいですか?
無料でキャンセルできる期限、それ以降の負担割合、連絡の方法。この3点があれば足ります。曖昧な表現を避け、数字で書くことが最も重要です。
Q. どれくらいの期間で準備できますか?
予約画面と自動メールの英語化であれば、文言を決める作業を含めて数週間程度が目安です。館内表示やメニューまで含めると、翻訳の確認に時間がかかります。

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