リピタス LINEで相談

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INTRO

「何人増やすか」より先に、
「どこから来た人か」

経路が違えば、その後の反応も、送るべき内容も変わります。

LINE公式アカウントの相談でいちばん多いのが「友だちが増えません」という一言です。ところが続けて「今いる友だちは、どこで追加された方が多いですか」と聞くと、答えられる店舗はほとんどありません。管理画面の数字は見ているのに、その数字がどの施策の結果なのかは誰も知らない、という状態です。

これは意外と重い問題です。友だち追加は、増やす作業そのものよりも「どの経路を太くするか」の判断で結果が決まります。経路が分からないまま増やそうとすると、効いていない施策に時間を使い、効いている施策を止めてしまうことが起こります。

同じ「1人」でも、中身は同じではない

会計のときにスタッフが説明して追加した人は、店の名前も味も雰囲気も知っています。一方、SNSで見かけて何となく追加した人は、まだ店に来たことすらないかもしれません。前者には「次回の予約」の話が通じますが、後者にまず必要なのは「どんな店なのか」を知ってもらうことです。同じ配信を全員に送って反応が割れるのは、経路が混ざっているからでもあります。

この記事の読み方

まず経路を3つに分類し、次に12種類の具体的な経路を「向いている業種・タイミング」「注意点」つきで並べます。そのうえで、経路ごとの友だちの質、着手の順番、計測方法、追加された直後にやることまでを順に扱います。すでに運用中の方は、経路カタログを自店の棚卸しリストとして使ってください。

OVERVIEW

追加経路は、大きく3つに分けられる

性格がまったく違うので、まとめて考えないでください。

🏪

① 店頭・対面で出会う経路

レジ、卓上、待合、施術中の会話など、すでにお客様が店の中にいる状態で追加してもらう経路です。相手は店を体験済みで、スタッフの顔も知っています。数は爆発的には伸びませんが、追加後の反応がもっとも安定します。設備投資もほぼ不要で、明日から手を付けられるのがこの層です。

💻

② Web・デジタル上の経路

ホームページ、予約完了画面、SNSプロフィール、地図サービスのリンクなど、画面から画面へ移動して追加される経路です。一度仕込めば人手をかけずに動き続けるのが利点で、来店前の人にも届きます。反面、設置場所が悪いと存在に気づかれず、まったく機能しないことがあります。

📄

③ 紙・オフライン販促の経路

チラシ、DM、ショップカード、商品への同梱物、レシートなど、印刷物から追加してもらう経路です。手元に残るため時間差で効きますが、刷り直しが利かないので設計の失敗が長く残ります。「なぜ追加するのか」を紙面に書けているかどうかで結果が大きく変わります。

この3分類が効くのは、「取りこぼしを止める施策」と「新しく出会う施策」を混同しないためです。①はすでに来ている人を逃さないための経路、②と③はまだ関係のない人に届くための経路です。前者を放置したまま後者に予算を使うのは、穴の空いたバケツに水を足しているのと同じ構図になります。

CHANNEL CATALOG

友だち追加経路カタログ・12種

自店で「やっている/やっていない」を数えながら読んでください。

🪧

CHANNEL 01 分類①

店頭POP・卓上三角POPのQRコード

レジ横や卓上に、QRコードを印刷した小さな立て札を置く、もっとも基本的な経路です。効くかどうかはデザインではなく、QRの真上に書かれた一行で決まります。「LINEやってます」ではほぼ読み取られませんが、「次回使えるクーポンをお渡ししています」「ここから予約の空き状況が見られます」のように、いま読み取る理由を書くと反応が変わります。置き場所は、お客様の手が止まる場所(会計待ち・卓上・待合の椅子の正面)が原則です。

向いている業種・タイミング

飲食店・美容室・整体院など、滞在中に手が空く時間がある業種。会計待ちの数十秒がいちばんの狙い目です。

注意点

入口の壁や高い位置に貼ると、スマホを構えづらく読み取られません。読み取り距離は50cm前後を想定し、QRは名刺サイズ以上で印刷してください。

🗣️

CHANNEL 02 分類①

レジ・受付でのひと声かけ

スタッフが口頭で案内する経路で、追加率がもっとも高くなる方法です。POPは「見た人の一部」しか動きませんが、声かけは全員に届きます。ポイントは、お願いにしないことです。「登録してもらえませんか」ではなく「次回のご予約、ここから取れるようにしておきますね」と、相手の得になる形で差し出すと自然に進みます。読み取りが済むまで数秒待つ姿勢も含めて、オペレーションとして固めてください。

向いている業種・タイミング

全業種。特に客単価が高く、再来店が前提のサロン・クリニック・整体院で威力を発揮します。

注意点

スタッフによって声かけの有無がばらつくと、経路として計算できなくなります。文言を1つに決めて共有し、忙しい時間帯は無理に案内しない線引きも決めておいてください。

💳

CHANNEL 03 分類①

ショップカード・スタンプカードのデジタル化

紙のスタンプカードをLINE上のポイント機能に置き換える経路です。「カードを財布から出す」手間がなくなるうえ、店側は誰が何回来ているかを把握できます。紙のカードを配っている店舗なら、切り替えの説明そのものが追加の動機になるため、追加率が高くなりやすい経路です。移行期は紙とデジタルを併走させ、既存の押印数を引き継ぐ案内を用意しておくと不満が出ません。

向いている業種・タイミング

リピート前提の飲食店・カフェ・美容室・ネイルサロンなど、来店回数を貯める文化がすでにある業種。

注意点

特典のハードルを紙のまま移すと「貯まらない」と感じられます。デジタル化を機に、到達までの回数と特典の内容を見直してください。機能の提供状況は変わることがあるため、公式の最新情報をご確認ください。

🧾

CHANNEL 04 分類①

会計レシート・領収書へのQR印刷

レシートの余白にQRコードとひと言を印刷する経路です。POSやレジによっては、フッターに任意の文言と画像を設定できます。会計直後という満足度が高いタイミングで、しかも紙が必ず手元に渡るため、追加のきっかけとしては効率が良い方法です。「このレシートのQRから、次回20分早く入れる予約ができます」のように、レシートを捨てる前に読み取る理由を添えてください。

向いている業種・タイミング

レシートを必ず渡す飲食店・小売店・テイクアウト業態。回転が速く、口頭案内の時間が取りづらい店舗ほど効きます。

注意点

印字が小さい・かすれるレジではQRが読み取れません。導入前に必ず実機で印刷し、複数のスマホで読み取りテストをしてください。

🖥️

CHANNEL 05 分類②

ホームページの友だち追加ボタン

自社サイトに追加ボタンを置く経路です。よくある失敗は、フッターに小さなアイコンを1つ置いて終わりにすること。それでは存在しないのと同じです。効かせるなら、トップの目立つ位置、料金ページの下、アクセス・営業時間のページなど、迷っている人が最後に見る場所に置きます。ボタンの文言も「LINE」ではなく「LINEで空き状況を聞く」「LINEで予約する」にすると押される理由が生まれます。

向いている業種・タイミング

ホームページからの問い合わせが一定数ある業種全般。特に電話が苦手な層を顧客に持つサロン・クリニック。

注意点

スマホでは追加ページに直接飛べますが、PCではQR表示になる場合があります。PC閲覧者向けにQRと説明を出す導線も併せて用意してください。

CHANNEL 06 分類②

予約完了ページ・完了メールからの誘導

予約が終わった直後の画面で追加を促す経路です。この瞬間は「来店が確定していて、店に対する関心が最高値にある」という特殊な状態で、追加の動機が説明なしで通ります。「前日にリマインドをお送りします」「変更・キャンセルはLINEから1タップで可能です」と、追加が相手の実利になる形で案内するのが定石です。予約システム側で完了画面に文言を差し込めるかを確認してください。

向いている業種・タイミング

予約制で運営しているすべての業種。特にキャンセル連絡が電話に集中している店舗。

注意点

完了画面を読まずに閉じる人も多いため、完了メールや自動送信メッセージにも同じ導線を重ねて置いてください。

📸

CHANNEL 07 分類②

Instagram・XのプロフィールリンクとDM

SNSのプロフィール欄にリンクを置き、投稿やストーリーズから誘導する経路です。SNSは発見の場ですが、投稿はタイムラインに流れて消えます。LINEに移してもらうことで、こちらから届けられる関係に変わるのが狙いです。「詳細と価格はLINEでお送りします」「在庫の確認はLINEが早いです」のように、SNS上では答えを出しきらず、続きをLINEに置くと移動が起きます。

向いている業種・タイミング

写真で魅力が伝わる業種(美容室・ネイル・飲食・雑貨)。フォロワーはいるのに来店に結びつかない店舗ほど効果的。

注意点

SNSのフォロワーは来店経験がない人が多く、温度が低めです。追加直後に来店を急かすと離脱します。まずは店を知ってもらう配信から始めてください。

📍

CHANNEL 08 分類②

Googleビジネスプロフィールからの導線

地図検索で店を見つけた人に向けて、プロフィール内のリンクや投稿機能からLINEへ誘導する経路です。地図から来る人は「今から行こうか」と検討している段階にいるため、追加後すぐ来店に結びつきやすいのが特徴です。写真や投稿の説明文に「ご予約・空き確認はLINEから」と入れておくと、電話をためらう層を拾えます。

向いている業種・タイミング

店舗型ビジネス全般。特に新規客が地図検索から来る飲食店・整体院・美容室。

注意点

地図経由の人は営業時間や場所を知りたいだけのことも多く、いきなり販促を送ると落ちます。まずは基本情報を整えることを優先してください。

📮

CHANNEL 09 分類③

チラシ・DM・商品同梱物のQR

ポスティングやDM、商品に同梱するカードにQRを載せる経路です。紙は手元に残るため、配布から数日後に追加されることも珍しくありません。だからこそ「いつまでに何がもらえるか」を明記して、行動を今日に寄せる書き方が要ります。通販やテイクアウトの同梱物は、商品が届いた高揚感のタイミングで読まれるため、チラシより反応が良くなる傾向があります。

向いている業種・タイミング

新規開拓が必要な開業直後の店舗、商圏が明確な地域密着型ビジネス、通販を併用している店舗。

注意点

刷った後は直せません。入稿前に実物大で印刷し、QRの読み取りとリンク先の表示を必ず確認してください。

📢

CHANNEL 10 分類②

LINE広告・友だち追加広告

費用をかけて追加を集める経路です。地域や年齢で対象を絞れるため、短期間でまとまった数を確保できます。ただし集まるのは「広告を見ただけの人」であり、店を体験していません。追加後の設計(あいさつメッセージ、初回特典、店の紹介)ができていない状態で出すと、費用をかけてブロック予備軍を集めることになります。着手はいちばん最後で構いません。

向いている業種・タイミング

開店前に一定数を確保したい新規出店、キャンペーンで一気に露出したい時期。

注意点

費用対効果は「追加単価」ではなく「来店に至った人の単価」で見てください。追加数だけを見ていると判断を誤ります。

🤝

CHANNEL 11 分類①

既存の友だちからの紹介

いまいる友だちに、知人へ共有してもらう経路です。もっとも安価で、もっとも質が高い追加が起こります。紹介する側にも受ける側にも特典を用意する、いわゆる双方向の設計にすると動きやすくなります。共有しやすいのは「お得だから」より「相手に良さそうだから」という理由なので、紹介文の中身は割引よりも店の特徴が伝わる一言にしてください。

向いている業種・タイミング

常連が育っている店舗、口コミが強い個人経営のサロン・整体院・飲食店。

注意点

紹介特典の条件が複雑だと誰も使いません。「紹介した人・された人の双方に1つ」程度の単純さに留めてください。

🎨

CHANNEL 12 分類②

LINE VOOM・スタンプ・アプリ内検索

LINEアプリの中で見つけてもらう経路です。VOOMへの投稿、独自スタンプの配信、アカウント名での検索など、経路としては存在しますが、店舗規模では大きな数字になりにくいのが実情です。ただしアカウント名と検索用IDを整えておくことは、他の経路から探しに来た人を取りこぼさないために必須です。店名で検索して出てこないアカウントは、案内した相手を失います。

向いている業種・タイミング

すでに知名度がある店舗、独自コンテンツを作る余力がある事業者。

注意点

ここを主戦場にしないでください。優先度は低く、まずは①と②の基本経路を固めるほうが確実です。各機能の提供状況は変わることがあるため、公式の最新情報をご確認ください。

QUALITY

経路が変われば、友だちの「質」も変わる

この記事でいちばんお伝えしたいのが、この章です。

友だちの質を左右するのは、追加した瞬間に相手が店をどれだけ知っていたか、そして自分の意思でどれだけ選んだかの2点です。この2つが揃っているほど、その後の配信は読まれ、ブロックは起きにくくなります。逆にどちらも欠けた状態で追加された友だちは、名簿には残っても反応しません。

以下は経路を4つの層に束ねて、その性格を整理したものです。数値ではなく傾向として読んでください。実際の比率は業種と商圏で変わるため、最終的には自店のデータで確かめる必要があります。

体験済み・自分で選んだ

主な経路:来店直後・レジでの声かけ・レシートQR・スタンプカード移行

もっとも質が高い層です。店の味も接客も知ったうえで追加しているため、配信の内容が具体的でも通じます。「次回のご予約」「新メニューの先行案内」といった、行動を求める配信を最初から送れるのがこの層の強みです。ブロックも起きにくく、起きるとしても配信頻度が多すぎるときに限られます。

体験済み・受け身で追加

主な経路:予約完了ページ・予約リマインド目的での追加

来店は確定していますが、追加の動機は「通知を受け取るため」です。実務的な連絡は歓迎されますが、販促は想定していません。最初の数週間は予約・リマインド・変更受付といった実用的な用途に徹し、来店を1回挟んでから販促を混ぜるのが安全です。この順序を守ると、そのまま最上位の層に育ちます。

未体験・自分で選んだ

主な経路:ホームページ・Googleビジネスプロフィール・SNSプロフィール・紹介

まだ来店していませんが、自分で調べて自分で追加した層です。関心は確実にあるので、必要なのは背中を押す情報。初回向けの特典、店内の写真、所要時間や価格の目安など、来店前の不安を減らす配信が効きます。ここで販売色を強めると「まだ何も知らないのに売り込まれた」と受け取られます。

未体験・受け身で追加

主な経路:LINE広告・懸賞やプレゼント目的の企画・大量配布のチラシ

数はもっとも集めやすく、質はもっとも低い層です。目的が特典そのものだった場合、特典を使った時点で関係が終わります。全体の反応率が下がる原因になりやすいため、他の層と同じ扱いをしないこと。まず店を知ってもらう配信を数回挟み、反応しない相手には配信を絞るという判断も必要になります。

質を自分で測るなら、この3つ

「質が高い」は感覚で語られがちですが、店舗でも次の3つなら追いかけられます。経路ごとにこの3つを並べると、どこを太くすべきかが数字で見えるようになります。

① 30日後の残存

追加から1か月後に、何人が残っているか。早期のブロックは、追加時の期待と配信内容のズレを示します。

② 初回来店までの日数

追加から実際に来店するまでの日数。短いほど、その経路は来店意欲の高い人を運んでいます。

③ 2回目以降の来店率

追加後に2回以上来た人の割合。売上に直結するのは結局ここで、経路評価の最終指標になります。

ORDER

どの経路から手を付けるか

12個すべてを同時に始める必要はありません。順番があります。

STEP 1

来店客を取りこぼさない経路を固める

最初にやるべきは、すでに店に来ている人を確実に友だちにすることです。レジでの声かけ、卓上POP、レシートQR、スタンプカードの移行。この4つで大半が拾えます。ここを優先する理由は3つあります。費用がほとんどかからないこと、質がもっとも高い層が集まること、そしてこの経路が漏れている限り、他で集めた分も同じ割合で漏れ続けることです。1か月ここに集中するだけで、他の施策の効率が変わります。

STEP 2

Web導線を静かに動かし続ける

次に、人手をかけずに動く経路を整えます。ホームページの追加ボタン、予約完了ページの案内、Googleビジネスプロフィールのリンク、SNSプロフィールの整備。一度設置すれば、営業していない時間帯にも友だちが増えます。ここでの投資は設置作業だけで、以降の運用コストがほぼゼロなのが利点です。設置後は「実際に押されているか」を必ず確認してください。置いただけで満足して、リンク切れに半年気づかない例は珍しくありません。

STEP 3

紙の販促を、目的を絞って重ねる

チラシ、DM、同梱物といった紙の経路は、狙いを絞って使います。全戸配布より、来店経験のある人へのDMや、購入者への同梱物のほうが確実です。紙は刷り直しが利かないため、STEP 1と2で「どんな一言が読み取られるか」を掴んでから作ると失敗が減ります。

STEP 4

最後に広告を検討する

広告に手を出すのは、追加された人を受け止める仕組み(あいさつメッセージ、初回特典、リッチメニュー、予約導線)が整ってからです。順番を逆にすると、費用をかけて集めた人が受け皿のない場所に流れ込み、そのままブロックされます。広告は増幅装置であって、出発点ではありません。整っていない状態を増幅しても、増えるのは損失のほうです。

MEASURE

経路を「見える」ようにする

分かることと、分からないことを正直に整理します。

① 管理画面の「友だち追加経路」レポート

LINE公式アカウントの分析画面には、友だちがどの入口から追加したかを大まかに集計する機能があります。QRコードからか、検索からか、URLからか、といった区分で把握できるため、まずここを見るのが出発点です。設定は不要で、運用していれば自動的に貯まっていきます。

分からないこと

「QRコードから」とは分かっても、それが卓上POPのQRなのか、レシートのQRなのか、チラシのQRなのかは区別されません。同じ種類の入口を複数使っている店舗ほど、この粒度では判断できなくなります。

② パラメータ付きの友だち追加URL

個別の設置場所まで見分けたいときは、識別子を付けた追加用URLを場所ごとに発行し、それぞれのQRコードを作ります。「卓上POP用」「レシート用」「10月のチラシ用」と分けておけば、どの紙が働いたのかが後から分かります。設置場所が5か所を超えたあたりから、この手間は確実に元が取れます。

分からないこと

経路は分かっても、その人が実際に来店したかどうかまでは、LINE側だけでは追えません。追加と来店をつなぐには、予約・購買の記録と突き合わせる仕組みが要ります。

③ 計測を始める前に決めておくこと

経路を分けすぎると、どれも母数が小さくなって判断できません。最初は「店頭」「Web」「紙」「広告」の4つに束ねるところから始め、数が増えてきた経路だけを細かく分けていくのが現実的です。また、比較する期間を揃えることも忘れないでください。繁忙期と閑散期の数字を並べても、経路の優劣は測れません。

※ 本記事に登場するLINE公式アカウントの機能名・仕様は執筆時点のものです。提供状況は変わることがあるため、公式の最新情報をご確認ください。

ONBOARDING

追加された「直後」で、ほぼ決まる

ブロックの多くは、追加から最初の数分で起きています。

💬

あいさつメッセージ

追加直後に自動で届く1通目です。ここで「登録ありがとうございます」だけで終わると、何のために追加したのか分からないまま放置されます。書くべきは、このアカウントで何ができるか(予約・空き確認・お得な案内)、どれくらいの頻度で届くか、そして最初にしてほしい行動の3つ。長文にせず、スマホ画面に収まる範囲でまとめてください。

🎁

初回特典

追加してすぐ使えるものを1つ用意すると、追加の理由が事後的に正当化されます。値引きである必要はなく、来店時に受け取れる小さなサービスでも機能します。大切なのは期限を切ること。期限がない特典は「そのうち使う」のまま忘れられ、来店にも配信の反応にもつながりません。

📱

リッチメニューの初期状態

トーク画面の下に常時表示されるメニューです。追加直後に相手が最初に触るのがここなので、「予約する」「アクセス」「メニュー・料金」のように、初めての人が知りたい順に並べてください。項目を詰め込みすぎると、どれも押されなくなります。まずは3〜4個から始めるのが無難です。

経路ごとに、1通目を変えられるとなお良い

パラメータ付きURLを使っていれば、経路によって最初のメッセージを変えることもできます。店頭で追加した人には「本日はご来店ありがとうございました」、ホームページから追加した人には「初めまして、どんな店かをご紹介します」。同じ1通目でも、相手の状況に合った書き出しになるだけで、読まれ方が変わります。全経路で同じ文面を送っている状態は、いちばん改善余地が残っている状態でもあります。

NEXT STEP

いちばん強い追加理由は、
「ここから予約できる」

ここまで12の経路を見てきましたが、どの経路でも共通して効く一言があります。それは「ここから予約できます」です。クーポンは一度使えば終わりますが、予約は来店のたびに必要になります。つまり予約導線をLINEに載せると、追加する動機と、追加したままにしておく理由が同時に手に入るという構造になります。友だちを増やす話と、減らさない話が1本につながるわけです。

私たちが自社開発している予約・顧客管理システム「リピタス(RepiTas)」は、LINEからの予約に対応しています。友だち追加からそのまま予約に進めるため、店頭POPにもホームページにも「LINEで予約」と書けるようになり、経路ごとの案内文がシンプルになります。予約と来店の記録が残るので、この記事で挙げた「初回来店までの日数」「2回目以降の来店率」を経路別に見ることもできます。

料金は月額11,000円〜・初期費用0円〜。自社開発のため、業種特有の予約ルールや運用に合わせたカスタマイズのご相談も承っています。「今のやり方のまま、LINEに予約だけ足せますか」といった段階のご質問でも構いません。

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その場で、LINE予約を体験できます

下のスマホ画面は、お客様が実際にLINEから予約する画面のデモです。 メニュー・日時を選んで、予約完了まで実際にお試しいただけます。

※ ネイルサロン向けの画面例です。「LINE デモ花子」さんとして、予約完了まで実際に操作できます。
入力した予約はネイルサロンのデモサイトに実際の予約として登録され、管理画面から確認できます。
項目名・メニュー・配色は、お店に合わせてお作りします。

別タブで大きく体験する

FAQ

友だち追加経路についてよくある質問

Q. 友だち追加用のURLとQRコードは、何が違うのですか?
中身は同じ入口で、渡し方が違うだけです。URLはスマホの画面上(ホームページ・SNS・メール)で1タップで開いてもらう形、QRコードは紙や店内の掲示など、別の端末で読み取ってもらう形に向いています。スマホで見ている人にQR画像だけを出すと自分では読み取れないため、Web上ではURLのボタンを、印刷物ではQRを使い分けてください。
Q. 友だちは何人くらいいれば十分ですか?
人数の目安より、来店に結びついている割合のほうが重要です。数百人いても反応がゼロなら意味がなく、数十人でも毎月予約が入っていれば十分に機能しています。まずは月間の来店客のうち何割が友だちになっているか、という取りこぼし率のほうを見てください。
Q. ブロックされたら、経路が悪かったということですか?
必ずしもそうではありません。ブロックの原因は、経路の質・配信頻度・配信内容の3つが絡みます。ただし特定の経路からの人だけが早期にブロックしている場合は、その経路で伝えている「追加すると何が起きるか」の説明と、実際の配信内容がずれている可能性が高いといえます。
Q. 広告を使わずに友だちを増やすことはできますか?
店舗型のビジネスであれば十分に可能です。来店客への声かけ、レジまわりの導線、予約完了時の案内、ホームページのボタン。この4つを整えるだけで、費用をかけずに増え続ける仕組みになります。広告は、それらを整えたうえで加速させたいときの選択肢と考えてください。
Q. 経路ごとにアカウントを分けたほうがいいですか?
おすすめしません。アカウントを分けると運用の手間が倍になり、同じ人が複数に登録して配信が重複する事態も起きます。分けるのではなく、1つのアカウントの中でパラメータ付きURLやタグを使って経路を識別し、配信内容を出し分けるほうが管理しやすくなります。

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