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💬 このページは『LINE公式アカウント活用ガイド』の関連記事です。

TRAP

クーポン配信でよくある3つの失敗

反応が出ているのに、なぜか利益が増えないときの正体です。

01

もともと来る人に、割引だけ渡している

常連は割引がなくても来ます。その人に一律で配ると、来店数は変わらないまま単価だけ下がります。売上が増えたように見えて粗利は減っている——最も多い失敗です。

02

割引率が上がり続ける

前回10%で反応が鈍かったから今回は20%、と上げていくと戻せなくなります。率を上げる前に、対象を絞るか特典の中身を変えるほうが先です。

03

「使われた数」だけを見て終わる

利用枚数は分かりやすい指標ですが、それ単体では成果になりません。1枚あたりの粗利と、その人が次も来たかどうかまで見て初めて判断できます。

TYPES

クーポン5つの型と、向いている場面

「割引」は5つのうちの1つにすぎません。

💴

① 値引き型(○%OFF/○円引き)

最も反応が出やすい反面、粗利を直接削ります。低単価の商材では%表示、高単価なら円表示のほうが得だと伝わります。離れかけている客を呼び戻す用と割り切ると使いどころが定まります。

🎁

② 進呈型(1品プレゼント)

ドリンク1杯、小鉢1品、サンプル1個など。原価が低く、値引きより粗利の目減りが小さいのが利点です。「何かをもらえる」という体験は、金額以上に記憶に残ります。

⬆️

③ グレードアップ型

通常メニューを上位に引き上げる特典。席のアップグレード、施術時間の延長、サイズアップなど。上位商品を体験してもらうことで、次回から通常価格で選ばれる可能性が生まれます。

🔗

④ 条件型(○人以上/○円以上)

「2名以上のご来店で」「3,000円以上のお会計で」と条件を付ける型。客単価や来店人数を落とさずに割引を出せます。条件は達成できる水準に置くのがコツです。

⑤ 次回来店型(お会計時にお渡し)

今日の会計時に、次回使えるクーポンを渡す型。今日の売上は削らず、次の来店予定だけを作れます。再来店率を直接押し上げるため、リピート施策としては最も効率がよい部類です。

🚫

(番外)使わないほうがいい型

常連にも新規にも同じ条件で配り続ける無差別クーポン。反応は出ますが、通常価格で買う理由を自ら壊します。恒常的に出すなら、それはもう「値下げ」です。

DESIGN

配る前に決める4つのこと

順番に埋めるだけで、赤字クーポンは避けられます。

01

粗利が残る上限を計算する

原価率が30%の商品なら、割引後も原価を大きく上回る水準が上限です。上限を出してから割引率を決めれば、感覚で値引きすることがなくなります。

02

「誰に配るか」を先に決める

全員か、来店間隔が空いた人か、初回来店から日が浅い人か。対象で最適な型は変わります。休眠客には値引き型、初回客には次回来店型、というように割り当てます。

03

有効期限を短めに設定する

期限がないクーポンは使われません。「いつか使える」は「今日は使わない」と同じです。来店サイクルの半分程度を目安に区切ると、行動が起きます。

04

利用条件を1行で書き切る

除外日、併用可否、1回の会計で1枚まで——現場が判断に困る条件は、あとでトラブルになります。読み手が3秒で分かる短さにまとめてください。

MEASURE

配信したあと、必ず見る3つの数字

「使われた枚数」だけでは、次の判断ができません。

🧾

1枚あたりの粗利

利用者の平均会計額から、値引き分と原価を引いた金額。ここがプラスでなければ、配るほど損をしています。

🙋

新規と常連の内訳

利用者のうち、しばらく来ていなかった人が何割か。常連ばかりが使っていたなら、対象の絞り込みを変える合図です。

🔁

利用者のその後の来店

クーポンで来た人が、次は通常価格で来たかどうか。ここが動いていれば、値引きは投資として回収できています。

📊 比べる相手は、他店ではなく前回の自分

業種・立地・友だちとの関係性が違えば、利用率の水準はまったく変わります。他店の平均値を追うより、前回の自店の数字と比べて上がったかどうかで判断するほうが、確実に改善します。

NEXT STEP

クーポンの成果は、来店記録があってはじめて見える

5つの型のうち、粗利をいちばん傷めずに効くのは「次回来店型」です。ただしこの型は、誰がいつ来たかを記録していないと効果を測れません。前回の来店から何日空いた人が、どの案内で戻ってきたのか——それが分かると、クーポンは値引きから投資に変わります。

私たちが提供している予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)では、LINE経由の予約と来店履歴が自動で残ります。来店間隔が空いた人だけを抽出して案内する、という運用が手作業なしで回せるようになります。

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FAQ

クーポン運用でよくある質問

Q. 割引率は何%にすればいいですか?
一律の正解はありません。原価率から逆算して「利用されても粗利が残る上限」を先に出し、その範囲で最も反応が出る水準を試すのが順序です。飲食なら10〜20%、単価の高い業種ほど率より金額表示が効きます。
Q. クーポンを出しすぎると、常連が待つようになりませんか?
なります。だからこそ配信頻度と対象を絞ります。全員に毎月配ると「そのうち安くなる」と学習されるため、来店間隔が空いた人だけに送る運用に切り替えてください。
Q. 有効期限はどれくらいが適切ですか?
短いほど利用率は上がりますが、短すぎると来店できずに不満が残ります。来店サイクルが月1回の業態なら2週間前後、数か月に1回の業態なら1か月前後が目安です。
Q. クーポンの利用率はどれくらいあれば成功ですか?
配信対象と内容で幅が大きいため、他店の数字と比べる意味はあまりありません。自店の前回配信と比較して上がったかどうかで判断してください。
Q. 値引き以外のクーポンでも反応はありますか?
あります。とくに「1品プレゼント」「席のグレードアップ」「待ち時間の優先」といった原価の低い特典は、値引きと同等の反応が出ることも珍しくありません。
Q. クーポンを使った人だけに次の案内を送れますか?
LINE公式アカウント単体では利用者の個別追跡に限界がありますが、予約システムや顧客管理と連携していれば、利用履歴をもとに次の配信対象を絞れます。

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