リピタスRepiTas|動物病院の予約システム
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🐾 動物病院の開業を検討している先生へ
動物病院には、公的な診療報酬がありません。つまり、価格も、診療の範囲も、どういう病院にするかも、すべて自分で決められるし、決めなければならない。この自由度の高さが、開業の難しさでもあります。
自由診療
価格は自院で決める
春
予防医療の繁忙期
家族
飼い主にとっての存在
🐾 このページは動物病院シリーズ『動物病院の予約システム』の関連記事です。
THE PREMISE
人の医療の開業情報は、そのままでは当てはまりません。
公定価格がないため、診療費は自院で設定します。安く設定すれば来院は増えるかもしれませんが、設備投資も人件費も回収できなくなります。逆に高ければ、地域の相場との差を説明できる理由が要ります。開業前に、原価と時間から積み上げた価格表を作っておいてください。
ペット保険に入っていない飼い主も多く、診療費は全額自己負担です。「思っていたより高かった」という感想は、動物病院で最も多い不満のひとつです。事前に見込み額を伝える運用を持っているかどうかが、信頼を分けます。
狂犬病予防注射、フィラリア予防、ワクチン。春先に来院が集中し、その時期の売上が年間を支える構造になっている病院は少なくありません。この繁忙期をどう捌くかが、開業初年度から課題になります。
飼い主にとって、ペットは家族です。説明の丁寧さ、待たせないこと、連絡の取りやすさ。診療技術と同じくらい、こうした部分が評価されます。そして評価はそのまま口コミになり、次の来院に繋がります。
INVESTMENT
金額は規模と機器構成で大きく変わるため、優先順位で整理します。
| 項目 | 考え方 | 後回しの可否 |
|---|---|---|
| 物件・内装 | 給排水、床材、防音、犬猫の動線分離。後から変えにくい | 最初に確定 |
| 手術室・入院設備 | 扱う手術の範囲で必要な広さと設備が決まる | 設計段階で |
| エックス線装置 | 遮蔽と届出が必要。設置場所は図面で決める | 原則最初から |
| 超音波・血液検査機器 | 院内で完結できるかは診療の速さに直結 | 段階導入も可 |
| 麻酔・モニタ機器 | 手術を行うなら必須。安全に関わる部分 | 削らない |
| CT・内視鏡など | 紹介で対応する選択肢もある | 後付け可 |
| 医薬品・フードの初期在庫 | 開業直後から必要。回転を見ながら調整 | 絞って開始 |
| 運転資金 | 認知が広がるまでを支える | 厚めに |
判断の軸は「建物に固定されるものは最初に、買い足せるものは後から」です。内装と手術室の間取りは工事をやり直さないと変えられませんが、検査機器は症例が増えてから足せます。開院時期を春の繁忙期の前に合わせられるかどうかも、初年度の資金繰りに効いてきます。
FLOW
動物病院ならではの判断が入る箇所を厚めに書きました。
15〜12か月前
一次診療で幅広く診るのか、特定の分野に強みを持つのか。入院・手術をどこまで扱うか、夜間対応をするか、猫専門にするか。この判断が、必要な面積・設備・人員のすべてを規定します。
13〜10か月前
飼育頭数の推計、既存の動物病院の分布と診療時間、住宅の状況。「動物病院が少ない地域」より「働く飼い主が通いにくい時間帯が空いている地域」のほうが、実務的な空白であることがあります。
12〜9か月前
価格表を先に作り、1日の来院件数から収入を計算します。春の予防シーズンに偏る構造を織り込み、閑散期でも固定費を賄えるかを確認してください。金融機関には、この季節変動を説明できる資料が要ります。
10〜7か月前
給排水の位置と容量、床の材質と排水、電源、エックス線室の遮蔽が取れるか、鳴き声への防音、そして犬と猫の待合を分けられるか。近隣への配慮(鳴き声、におい)も、契約前に確認すべき事項です。
7〜4か月前
診察室、処置室、手術室、入院室、待合。猫が犬を見ずに済む動線、感染症が疑われる子を隔離できる部屋を図面段階で作り込みます。並行して機器を発注します。
5〜3か月前
ホームページを公開します。飼い主は「近い」「評判」「時間」で探すため、診療時間・場所・駐車場・予約方法が最初の画面で分かる構成に。動物看護職の採用もこの時期に。
3〜1か月前
都道府県への診療施設の開設届出、エックス線装置に関する届出、麻薬・向精神薬や毒物劇物に関する手続き(扱う場合)、獣医師会への入会、狂犬病予防注射の実施に関する自治体との手続きなど。要件と期限は自治体によって異なるため、必ず所轄に確認してください。
開院
開院初期に予防の繁忙期が来ると、受付が破綻します。予約の受け方と、予防の案内をどう出すかを、シーズン前に決めておく。
WATCH OUT
準備段階では見えにくい部分です。
狂犬病予防、フィラリア、ワクチン。数か月に来院が偏ります。受付が電話に埋もれる時期でもあります。
全額自己負担のため、金額の説明が不足すると不満になります。見込み額を先に伝える運用を。
犬の鳴き声や匂いで、猫の飼い主が避けることがあります。待合と診察の動線を分けられるか。
処置中にスタッフが電話に取られると、目の前の子への対応が薄くなります。
翌年の案内を誰が出すのか。ハガキ運用のままだと、コストと手間が毎年積み上がります。
急変の連絡は時間を選びません。対応の範囲と手段を、開院前に決めて明示しておく。
なお、動物の診療施設の広告については獣医療法によって広告できる事項に制限があり、診療の内容や治療の効果に関する広告は制限されています。サイトや広告を作る際は、所轄の都道府県に確認しておくと安心です。
NEXT STEP
春の予防シーズンは、来院と電話が同時に集中します。受付が電話に取られると、待合の飼い主も、処置中の動物も待たされます。この時期だけ人を増やすのは、採用の面でも現実的ではありません。
私たちが提供している予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)は、LINEから24時間予約を受け付けます。ワクチンやフィラリア予防の時期が来たら、前回の接種日を基準に自動でご案内を送れるため、ハガキの印刷も投函も不要です。診察・手術・予防で枠の長さを分けて管理できます。
開業予定の規模と診療時間をお聞かせいただければ、繁忙期をどう捌くかも含めてご提案します。
開業準備について相談するTRY IT NOW
下のスマホ画面は、お客様が実際にLINEから予約する画面のデモです。
メニュー・日時を選んで、予約完了まで実際にお試しいただけます。
※ 動物病院向けの画面例です。「LINE デモ花子」さんとして、予約完了まで実際に操作できます。
項目名・メニュー・配色は、お店に合わせてお作りします。
FAQ
※ 届出の名称・要件・期限は自治体や時期によって異なります。詳細は所轄の都道府県窓口にご確認ください。