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💉 このページはペインクリニックシリーズ『ペインクリニックの予約システム』の関連記事です。

3 ROUTES

患者は、3つの道から来る

どれを主軸にするかで、準備の重心が変わります。

経路 A

他院からの紹介

整形外科、内科、脳神経外科から回ってくる患者です。この経路を主軸にするなら、開業前からの挨拶回りが最重要の仕事になります。紹介する側は「どんな治療をして、どう返してくれるのか」を知りたがります。診療内容を説明できる資料を用意してください。

経路 B

自分で検索して来る

「腰の痛み 治らない」「帯状疱疹後 神経痛」「神経ブロック」。治療法の名前で検索する患者が一定数います。この層に届くには、症状と治療法を説明したページが必要です。効果が出るまで時間がかかるため、開業前からの準備が要ります。

経路 C

近隣からの直接来院

看板を見て、あるいは地域で知られて来る患者です。立地と、地域での認知に依存します。ただしペインクリニックという診療科自体の認知度が高くないため、この経路だけを頼りにするのは危険です。

現実には3つを組み合わせますが、AとBは開業前から仕込まないと立ち上がりません。紹介の関係を作るにも、検索で見つかるようになるにも、数か月単位の時間がかかるためです。

FACILITIES

設備で、決めておくこと

行う治療の範囲から逆算します。

設備必要になる場面物件への影響
処置室神経ブロックの実施清潔区域として設計が要る
エックス線透視装置透視下のブロック遮蔽工事と届出。物件条件に直結
超音波エコーガイド下のブロック影響は小さい
安静スペース処置後の経過観察見落とされやすい。床面積が要る
救急対応の備え合併症への対応機器と、後方支援の確保
リハビリ・物理療法併用する場合導入するなら床面積が大きく増える

準備段階で最も見落とされるのが安静スペースです。処置の後、すぐには帰せない患者がいます。ここを確保していないと、待合のベンチで休んでもらうことになり、他の患者にも本人にも負担になります。1日の処置件数から必要なベッド数を算出し、床面積に織り込んでください。

CHECKPOINTS

開業前に、片づけておく論点

どれも時間がかかるため、後回しにできません。

🏷

標榜する診療科名を確認する

麻酔科を標榜する場合、所定の手続きが必要です。看板・サイト・広告のすべてに関わるため、早い段階で所轄の窓口に確認してください。

🤝

紹介元との関係を作る

近隣の整形外科・内科・脳神経外科へ、開業前に挨拶に行きます。診療内容を説明する資料を持参してください。「どこまでやって、どう返すのか」が伝われば、紹介は動き始めます。

🏥

後方支援を確保する

合併症が起きたとき、入院が必要になったときの受け入れ先です。開業前に話を通しておきます。

💰

資金計画を、設備構成別に作る

透視装置を持つか、リハビリを併設するか。構成によって必要額が大きく変わります。複数案で試算してください。

🌐

ホームページを立ち上げる

⚠ 治療法の名前で検索する患者に届くまで、数か月かかります。開業3〜6か月前の公開が現実的です。

📋

届出を逆算する

保健所への診療所開設届、地方厚生局への保険医療機関指定申請。エックス線装置を置くなら備付の届出も必要です。

CONTINUITY

この診療科の生命線は、継続通院

そして、最も途切れやすいのもここです。

慢性の痛みに対する治療は、一度で終わりません。神経ブロックを間隔を空けて繰り返し、その間の薬物療法と経過を診ていく——この積み重ねが治療そのものであり、同時に経営の基盤でもあります。

ところが、この通院は途切れやすい。痛みが軽くなると「もう大丈夫だろう」と足が遠のき、逆に効果を実感できないと「行っても意味がない」と離れます。どちらの理由でも、患者は連絡なく来なくなります。

WHAT HELPS

開院前に決めておくと、効いてくること

  • 次回の来院日を、その場で確定させる運用
  • 間隔が空く治療の、次回時期を登録しておく
  • 来院前に、痛みの変化を記録してもらう
  • 治療に時間がかかることを、初診時に伝える
  • 処置と診察で、枠の長さを分けて持つ

NEXT STEP

「次はいつ」を、医院側で持つ

継続通院を患者の記憶に委ねると、必ず抜けが出ます。特に数週間から数か月の間隔が空く治療は、日常の中で忘れられます。それは治療の中断であると同時に、予定していた枠が空くという損失でもあります。

私たちが提供している予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)は、患者ごとに違う次回の時期を登録し、その頃合いにLINEやメールで案内を届けられます。処置と診察で長さの違う枠を分けて持ち、来院前に痛みの状態を伺うWeb問診まで、同じ仕組みで扱えます。

まずは想定している1日の患者数と、処置の件数をお聞かせください。開業準備の段階からご相談いただけます。

開業準備について相談する

TRY IT NOW

その場で、LINE予約を体験できます

下のスマホ画面は、お客様が実際にLINEから予約する画面のデモです。 メニュー・日時を選んで、予約完了まで実際にお試しいただけます。

※ ペインクリニック向けの画面例です。「LINE デモ花子」さんとして、予約完了まで実際に操作できます。
項目名・メニュー・配色は、お店に合わせてお作りします。

別タブで大きく体験する

FAQ

ペインクリニックの開業についてよくある質問

Q. 準備期間はどれくらいですか?
1年〜1年半が目安です。透視装置を導入する場合は、遮蔽工事と届出の分だけ長くなります。紹介元との関係づくりにも時間がかかるため、早めに動き始めてください。
Q. 透視装置は必須ですか?
行う治療の範囲によります。エコーガイド下のブロックを中心にするなら必須ではありませんが、対応できる治療の幅は変わります。物件の条件にも直結するため、早い段階で判断してください。
Q. 安静スペースはどれくらい必要ですか?
1日の処置件数と、1人あたりの安静時間から算出します。待合で休んでもらう運用は、他の患者にも本人にも負担になるため避けたいところです。
Q. 紹介はどうやって増やしますか?
近隣の医療機関へ、開業前から挨拶に回るのが基本です。診療内容と、紹介後にどう返すのかを説明できる資料を用意してください。開院してから始めるのでは遅くなります。
Q. ホームページはどれくらい重要ですか?
治療法の名前で検索して来る患者がいるため、影響は小さくありません。ただし検索で見つかるまで数か月かかるので、開業3〜6か月前の公開をおすすめします。
Q. 予約システムは必要ですか?
間隔を空けた継続通院が治療の柱になる診療科です。次回の時期を患者の記憶に委ねると必ず抜けが出るため、仕組みで支える必要性は高いほうです。

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