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🦴 このページは整形外科シリーズ『整形外科の予約・リハビリ継続ガイド』の関連記事です。

COST BREAKDOWN

開業資金は、6つの塊に分かれる

金額は条件で大きく変わるため、ここでは「何が費用を動かすか」を示します。

1

物件・内装

費用を決める最大の要因

整形外科はリハビリスペース・レントゲン室・診察室・待合を同時に必要とするため、一般内科より広い床面積が要ります。賃料も工事費も面積に比例するため、ここが総額を支配します。レントゲン室の遮蔽工事、リハビリ機器の電源容量、床の耐荷重も内装費に効いてきます。

2

画像診断機器

導入範囲で桁が変わる

レントゲンは必須。エコーは診療の幅を広げます。MRIを持つかどうかで、投資額も必要な部屋も一段変わります。近隣の連携先で撮影できるなら、開院時は持たない判断も十分にありえます。

3

リハビリ機器

台数は同時対応人数から逆算

物理療法の機器(牽引、電気、温熱など)は、1日に何人を同時に扱うかで必要台数が決まります。足りないと待ち行列ができ、多すぎると場所と資金を無駄にします。

4

電子カルテ・レセコン・システム

見落とされがちな継続費

導入費だけでなく、月々の保守費が続きます。予約システムや画像管理との連携範囲も、この段階で確認しておきます。

5

人件費

開院前から発生する

理学療法士、看護師、受付、リハビリ助手。整形外科は人員構成が厚くなりやすい診療科です。開院前の研修期間から給与が発生することも計画に入れてください。

6

運転資金

最も削ってはいけない項目

診療報酬の入金には時間差があります。開院当初は患者数も計画を下回るのが通常です。ここが薄いと、経営判断が資金繰りに縛られます。

BIG DECISION

MRIを持つか、連携で撮るか

開業資金の話で、最も判断が割れる論点です。

観点自院に導入する連携先で撮る
初期投資非常に大きいかからない
必要な床面積専用室と設置条件が要る不要
患者の利便当日撮れる・その場で説明できる別日・別施設への移動が発生
差別化近隣にない場合は強い診療内容で作る必要がある
稼働率のリスク撮影件数が読みを下回ると重荷固定費が増えない

開院時は連携で始め、患者数と撮影依頼の実績を見てから導入する——という順番も現実的です。ただし後から設置するには床の耐荷重や搬入経路の条件があり、テナントによっては物理的に不可能です。将来の可能性があるなら、物件選びの段階で確認しておいてください。

TIMELINE

開院までにやること

整形外科で特に時間がかかる工程に印をつけました。

🔍

診療圏を、年齢構成で読む

高齢者の割合、労働人口、スポーツ人口。それぞれ来院する理由が違います。地域の構成によって、リハビリ中心か外傷中心かの重心が変わります。

💰

資金計画を、床面積の案ごとに作る

「リハビリを何坪にするか」を変えた複数案で試算します。金融機関との交渉でも、根拠として使えます。

🏢

物件を、設計士と一緒に見る

耐荷重、電源容量、遮蔽、搬入経路。整形外科は物件の物理条件に左右される診療科です。契約前の確認が要ります。

🧑‍⚕️

理学療法士を、早めに探す

⚠ 採用が最も難航しやすい工程です。開院直前に動くと、人員が揃わないまま開けることになります。

📐

リハビリ室の動線を設計する

機器の配置、車椅子や歩行器が通る幅、スタッフが見渡せるか。あとから直せません。

🌐

ホームページを公開する

⚠ 検索に反映されるまで数か月かかります。開業3〜6か月前の公開が現実的です。

📋

届出を逆算する

保健所への開設届、地方厚生局への保険医療機関指定申請。指定は月ごとの締切があります。

📅

受付と予約の運用を決める

⚠ 開院初日から混みます。運用を決めないまま開けると、初月の口コミに待ち時間が書かれます。

CROWDING

整形外科は、開院初日から混む

構造の問題なので、繁盛しなくても混みます。

整形外科の待合が混むのは、患者が多いからだけではありません。リハビリで週に何度も通う患者がいること、1人が受付→診察→撮影→リハビリ→会計と複数の工程を通ること、来院が朝と夕方に集中すること。この3つが重なると、実人数が少なくても待合は埋まります。

そして開院初期は、スタッフが業務に慣れていません。受付が電話に取られると、目の前の患者への対応が遅れ、それがそのまま待ち時間になります。最初の数十件の口コミは長く残ります。「待ち時間が長い」と書かれた状態から巻き返すのは、後から仕組みを入れるより難しい仕事です。

PRE-OPENING SETUP

開院前に決めておくと、初月が変わること

  • 受付順ではなく、時間帯で予約を受ける
  • 診察の枠と、リハビリの枠を分けて持つ
  • 初診の問診を、来院前に済ませてもらう
  • 次回の来院日を、会計時にその場で確定する
  • 急な外傷のための余白を、時間帯ごとに置く

NEXT STEP

診察とリハビリは、別々の資源です

整形外科の予約が難しいのは、医師の診察枠と、理学療法士ごとのリハビリ枠という性質の違う資源を同時に扱う点です。一般的な予約ツールは1種類の枠しか持てないため、どちらかを紙で補うことになります。開院初期の忙しい時期に、その二重管理は効いてきます。

私たちが提供している予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)は、複数の資源を組み合わせた枠の管理に対応しています。診察とリハビリを別の枠として持ち、担当者別のスケジュールを分けたうえで、時間帯予約・Web問診・通院継続のリマインドまで1つにまとめられます。開業準備の段階からご相談いただければ、枠の設計ごとお手伝いできます。

まずは想定している1日の来院数、理学療法士の人数、リハビリ室の広さをお聞かせください。

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TRY IT NOW

その場で、LINE予約を体験できます

下のスマホ画面は、お客様が実際にLINEから予約する画面のデモです。 メニュー・日時を選んで、予約完了まで実際にお試しいただけます。

※ 整形外科向けの画面例です。「LINE デモ花子」さんとして、予約完了まで実際に操作できます。
項目名・メニュー・配色は、お店に合わせてお作りします。

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FAQ

整形外科の開業についてよくある質問

Q. 開業資金はいくら必要ですか?
床面積と画像診断機器の構成で大きく変わるため、一律の金額は示せません。判断材料になるのは「リハビリを何坪取るか」「MRIを持つか」の2点です。この2案で試算を作れば、必要額の幅が見えます。
Q. リハビリスペースは何坪あればよいですか?
同時に対応する人数と、置く機器の台数から逆算します。機器の設置面積だけでなく、患者が移動する通路と、スタッフが動く余地を含めて計算してください。
Q. MRIは開院時から必要ですか?
必須ではありません。連携先で撮る形で始め、実績を見てから判断する順番も現実的です。ただし後から設置できない物件もあるため、可能性があるなら契約前に確認してください。
Q. 理学療法士はいつから探すべきですか?
準備の早い段階です。採用が最も難航しやすい工程で、人員が揃わないと開院しても回りません。
Q. 予約システムは開院時から入れるべきですか?
整形外科は開院初日から混みやすい診療科なので、早いほうが有利です。運用が固まってから移行すると、既存の予約を移す作業と患者への案内し直しが発生します。
Q. ホームページはいつ公開しますか?
開業の3〜6か月前です。検索結果に反映されるまで時間がかかるため、開院直前の公開では初月の集患に間に合いません。

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