リピタスRepiTas|整形外科の予約・リハビリ継続ガイド
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🏗 整形外科の開業を検討中の先生へ
整形外科の開業が難しいと言われるのは、根性論ではありません。広い床面積と、複数の設備投資が、同じタイミングで必要になる——この構造がすべてです。何が必要で、どこは削れて、どこは削れないのかを、具体的に並べます。
7部屋
必要になる空間
同時
投資が重なる怖さ
3条件
物件で譲れないもの
🦴 このページは整形外科シリーズ『整形外科の予約・リハビリ継続ガイド』の関連記事です。
WHY HARD
漠然と怖がるより、内訳を知ったほうが対処できます。
リハビリ室・レントゲン室・診察室・処置室・待合。他科なら不要な部屋が積み上がり、必要な坪数が大きくなります。賃料は毎月出ていく固定費なので、面積の判断は開業後の損益分岐点を直接決めます。
レントゲン装置、エコー、物理療法機器、電子カルテ。どれかを先に、というわけにいかず、開院日には全部そろっている必要があります。資金の山が一点に来るのが、この診療科の負担です。
医師・看護師・受付に加えて、理学療法士とリハビリ助手。人件費が毎月かかり、しかも理学療法士の採用は難航しやすいという二重の課題があります。
床の耐荷重、電源容量、レントゲン室の遮蔽、リハビリ室が取れる形状。良い立地でも条件が合わなければ使えません。物件探しに時間がかかる最大の理由です。
ROOMS
どれを削れるか、削ると何が起きるかも書き添えます。
| 空間 | 広さを決める要素 | 削れるか |
|---|---|---|
| リハビリ室 | 同時対応人数と機器台数 | 削ると待ち行列が発生する |
| レントゲン室 | 装置の仕様と遮蔽 | 削れない |
| 診察室 | 医師の人数と将来の増員 | 1室から始める判断はあり |
| 処置室 | 注射・ギプス・創傷処置の量 | 診察室と兼ねると回転が落ちる |
| 待合 | ピーク時の同時滞在人数 | 削ると立ち待ちが発生する |
| 受付・事務 | スタッフ数と書類の量 | 工夫の余地あり |
| スタッフ用スペース | 人数と休憩の取り方 | 削ると定着率に響く |
この表で注意したいのが「待合を削る」判断です。面積を節約する対象として真っ先に候補に挙がりますが、整形外科は構造的に同時滞在人数が多くなる診療科です。開院後に立って待つ人が出ると、それは口コミに書かれます。
REHAB SPACE
「なんとなく広め」で取ると、賃料だけが重くなります。
診療圏調査と、想定する診療の重心(リハビリ中心か外傷中心か)から、1日あたりの延べ人数を見積もります。ここが全計算の起点です。
1日の総数ではなく、最も集中する時間帯に何人が同時にリハビリを受けるかを算出します。朝と夕方に山ができる前提で見ます。
同時人数から、物理療法の機器が何台要るかが出ます。1人が複数の機器を使う場合は、その順番と所要時間も考慮してください。
各機器のカタログ寸法に、操作するスタッフが立つ余地を足します。カタログの寸法だけで積むと、実際には配置できません。
車椅子、歩行器、松葉杖。すれ違える幅が要ります。ここを削ると、混雑時に人がぶつかります。
機器を使わない徒手療法や運動指導の場所です。ベッドとマットの分を、機器の面積とは別に見積もります。
この計算で出た面積が、物件の候補条件になります。逆に、物件を先に見てから「この広さでどうにかする」と考えると、開院後にずっと窮屈な運用が続きます。順番を守ってください。
NON-NEGOTIABLE
この3つは、契約後に工事で解決できるものではありません。内見の段階で設計士に同行してもらうのが、結果的に最も安く済みます。
PHASING
全部を開院日にそろえる必要は、実はありません。
購入とリースで返済の形が変わります。全額借入より、機器ごとに使い分けたほうが月々の負担を平らにできます。
開院時は最小構成で始め、患者数を見て台数を足す。リハビリ室に将来分の電源だけ引いておけば、追加は容易です。
MRIを開院時に持たず、連携先で撮る形にすれば、初期投資と専用室の面積を丸ごと後ろに回せます。
開院当初から満員を想定した人数を雇うと、患者が来るまでの数か月が重くのしかかります。
ホームページや予約システムを一括購入せず、月額で持てば、開業時の現金を機器と運転資金に回せます。
ここを厚くしておくことが、上の全部を落ち着いて判断するための条件になります。
NEXT STEP
床面積には上限があります。予算にも上限があります。それでも患者は来ます。物理的に広げられない分は、来院時間を分散させることで吸収するしかありません。同じ人数でも、来る時間が散れば同時滞在人数は下がります。
私たちが提供している予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)は、診察の枠と、理学療法士ごとのリハビリ枠を分けて持てます。リハビリ室の稼働を平らにし、待合の同時滞在人数を抑える設計が可能です。開業準備の段階でご相談いただければ、リハビリ室の広さと予約枠を突き合わせて考えられます。
まずは検討中の床面積と、想定している1日の来院数をお聞かせください。
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