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INTRO

空いている時間は、いつも同じです

貸しスタジオの稼働率を上げようとするとき、多くの店が広告を検討します。しかし、その前に確認すべきことがあります。空いているのは、どの曜日の、どの時間帯か。これが特定できていないと、広告を打っても埋まる場所が偏ります。

そして、埋めるための最短の相手は、すでに使ったことのある人です。「平日の夜だけ使っている人に、土曜の朝が空いていることを知らせる」——これは利用履歴があって初めてできる打ち手です。

このページでは、貸しスタジオの予約管理で押さえるべき設計と、利用履歴を稼働率に変える方法を整理します。

DESIGN

予約の受け方を、設計する

施設の形によって、押さえるべき点が変わります。

01

部屋ごとに、独立した在庫を持つ

複数の部屋がある場合、それぞれを別の資源として管理します。「スタジオ全体で何枠」という数え方をすると、部屋の指定ができません。

02

最小の予約単位を、決める

30分刻みか、1時間か、2時間からか。細かくすると埋まりやすくなりますが、入れ替えの手間が増えます。用途によって最適解が違うため、部屋ごとに変えられると理想的です。

03

入れ替えの時間を、枠に含める

片付け、換気、機材のリセット。ここを含めないと、前の利用者と次の利用者が鉢合わせます。10〜15分を目安に設定してください。

04

機材のレンタルを、予約に組み込む

照明、音響、背景紙、楽器。数の限られる機材は、部屋とは別に在庫として管理してください。当日その場で「使えません」となるのが最も困ります。

05

事前決済を、原則にする

無人運営の前提であり、無断キャンセルの抑止にもなります。時間貸しの施設では、当日の現金授受が最大の常駐理由になります。

06

入館の方法を、予約に紐づける

暗証番号やスマートロック。予約した時間だけ入れる状態を作ると、鍵の受け渡しが不要になります。

USE

利用履歴から、できること

予約を受けるだけで終わらせないための使い道です。

🕐

時間帯の好みに合わせて、案内する

平日夜しか使わない人に、平日夜の空きが出たときだけ知らせる。送る回数は減りますが、当たる確率が上がります。

🔁

繰り返し利用者に、定期枠を提案する

毎週同じ曜日に使っている人には、定期予約のほうが便利です。相手にとっての利点があり、店にとっては稼働が安定します。

💤

使わなくなった人に、早く気づく

毎月来ていた人が2か月来ていない。他のスタジオに移った可能性があります。気づいた時点で声をかけると、戻ることがあります。

👥

用途別に、案内を分ける

ダンス練習、バンド、撮影、レッスン。用途によって、必要な設備も響く案内も違います。予約時に用途を記録しておくと、後で分けられます。

📅

繁忙の前に、先行案内を出す

発表会シーズン、撮影の繁忙期。過去の履歴があれば、いつ混むかが分かります。先に常連へ案内すると、埋まり方が安定します。

🎓

法人・団体利用を、別に管理する

教室運営者やスクールが定期的に借りる場合、個人とは扱いが違います。団体単位で記録し、請求もまとめられる形が便利です。

FILL

空きやすい時間帯と、埋める相手

自店の履歴を見れば、より正確な傾向が出ます。

空きやすい時間狙う層案内の切り口
平日の午前・昼主婦層、リモートワーカー、シニアの趣味昼割、定期利用のプラン
平日の夕方前学生、レッスン主催者放課後の時間帯プラン
土日の早朝撮影、個人練習早朝割
連休中遠方からの利用、集中練習長時間パック
閑散期法人研修、ワークショップ平日貸切の提案

TROUBLE

貸しスタジオで、起きやすいこと

仕組みで防げるものと、運用で防ぐものがあります。

延長したまま、次の利用者と重なる

予約時間を超えて使われるのが、最も多いトラブルです。終了10分前の自動通知と、入退室の記録があると抑止になります。

🎛

機材が、前の利用者の設定のまま

チェックリストを掲示し、退室時の状態を写真で残してもらう運用が有効です。予約完了メールに、利用ルールを毎回添えてください。

🔊

騒音・近隣からの苦情

利用可能な時間帯と音量のルールを、予約時に同意してもらう形にします。記録が残る形にしておくと、トラブル時に説明できます。

💸

無断キャンセルと、直前キャンセル

事前決済とキャンセルポリシーで大部分を抑えられます。空いた枠を埋め直す連絡先リストがあると、損失がさらに減ります。

🧹

清掃が、間に合わない

連続予約を許すと、入れ替えの時間がなくなります。枠の設計に清掃時間を含めてください。

REPITAS

予約も、利用履歴も、案内も1つの中で

当社の「リピタス(RepiTas)」は、部屋・機材・時間を組み合わせた予約管理と、利用者ごとの履歴の蓄積、履歴に基づく案内配信を1つの仕組みで行えます。「平日夜によく使う人だけに、平日夜の空きを知らせる」といった運用が、そのままできます。

月額定額のため、予約が何件入っても送客手数料はかかりません。入退室の管理機器との連携や、団体利用の管理もご相談いただけます。月額11,000円〜、初期費用0円〜。※カスタマイズは内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。まずは現状をお聞かせいただくところから始められます。

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FAQ

よくある質問

Q. 無人でスタジオを運営できますか?
予約、決済、入退室までは無人化できます。清掃、機材の点検、トラブル対応は人が必要です。特に機材のあるスタジオでは、定期的な点検を省くと利用者からの信頼を失います。常駐は不要でも、巡回は必要だと考えてください。
Q. 複数の部屋を、別々に管理できますか?
部屋ごとに独立した予約枠として設定できる製品を選んでください。加えて、部屋によって最小の予約単位や料金が違う場合、それぞれ設定できるかも確認が必要です。
Q. 機材のレンタルも、予約と一緒に受けられますか?
数の限られる機材は、部屋とは別の在庫として管理できる形が理想です。予約時に選択でき、同じ時間に重複しないよう制御される必要があります。この機能がないと、当日に「使えません」という事態が起きます。
Q. 延長を、その場で受け付けられますか?
次の予約が入っていなければ自動で延長できる形が理想です。この機能がないと、延長のたびに人が対応することになり、無人運営が成立しません。延長分の課金も自動で処理される必要があります。
Q. どうやって稼働率を上げればよいですか?
まず、空いている時間帯を特定してください。次に、その時間帯に来られそうな層を、既存の利用者の中から探します。新規を集めるより、既存の利用者に別の時間帯を提案するほうが、はるかに早く埋まります。
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