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📖 このページは『無断キャンセルは、3つの理由に分けると防げる|予防から事後対応までの設計』の深掘り記事です。

INTRO

案内の効果は、3つの掛け算で決まります

再来店を促す案内は、「誰に」×「いつ」×「何を」の掛け算で成果が決まります。多くの店が3つ目の「何を」ばかり工夫し、最初の2つを固定してしまっています。

実際には、前の2つのほうが影響が大きい。同じ文面でも、周期を過ぎた人に送るのと、先週来た人に送るのとでは、反応がまったく違います。データがあるというのは、この2つを動かせるという意味です。

以下では、送る相手の切り出し方、時期の決め方、内容の組み立て、そして送ってはいけない相手までを順に扱います。最後に、効果の測り方も入れています。

やってはいけないこと

「友だち全員に、月初に、今月のキャンペーン」——この形が最も反応が低く、ブロックを招きます。通数の費用もかかります。まずここから抜け出すのが目的です。

WHO

送る相手を、条件で切り出す

目的が違えば、対象も違います。

🌱

初回だけで止まっている人

来店1回、初回から30〜60日。この層は最も改善余地が大きく、少しの後押しで戻ります。初回に受けた内容に触れると、覚えていてくれたという印象になります。

周期を過ぎた人

その人の来店間隔の1.2〜1.5倍を超えたタイミング。忘れているだけの人が多く含まれます。再来店の案内で、最も反応が良い層です。

🎂

記念日が近い人

誕生月、初回来店から1年、施術からの経過。送る理由が自然にあると、売り込みに見えません。理由のある連絡は、頻度が同じでも受け取られ方が違います。

🕐

特定の時間帯に来る人

平日午前しか来ない人に、平日午前の空きが出たときだけ知らせる。通数は減りますが、当たる確率が上がります。枠を埋める目的なら、これが最も効率的です。

🍽

特定のメニューを使った人

季節メニューの再登場、前回受けたものの次の段階。履歴に基づく提案は、押し売りになりません。

🏆

来店回数の多い人

新しい取り組みを先に知らせる相手として。反応の良い層に先出しすると、初動が作れます。

WHEN

いつ送るかを、決める

「月初にまとめて」から抜け出すのが、最初の一歩です。

01

その人の周期を、基準にする

全員同じ日ではなく、各自が周期を超えた日に送る。自動で送れる仕組みがあれば、手間は変わりません。受け取る側からは、たまたま良いタイミングに見えます。

02

来店直後の数日は、避ける

来たばかりの人に次回の案内が届くと、機械的な印象になります。直近来店者を除外する設定を必ず入れてください。ここを忘れると信頼を落とします。

03

曜日と時刻を、客層に合わせる

平日昼に働いている層に、平日午前は届きません。開封のされやすい時間帯は業種で違います。2〜3パターン試して、自店の傾向を掴んでください。

04

繁忙期の直前に、寄せすぎない

案内で予約が集中すると、枠が足りず断ることになります。断られた記憶のほうが強く残ります。受けられる量を見てから送ってください。

05

送る頻度に、上限を決める

同じ人に月2回以上送らない、といった上限を運用に入れます。複数の条件に該当する人へ重複して届くのが、最もよくある失敗です。

06

反応がなければ、次は間隔を空ける

2回続けて反応がない人へ同じ頻度で送り続けると、ブロックされます。頻度を落とす、または休眠層の扱いに移してください。

WHAT

何を書くか — 3つの型

凝った文章より、型に沿った短い文が届きます。

🔔

① 時期の連絡

「前回から〇週間が経ちました。そろそろ良い時期です」。売り込みではなく、目安を伝える形。最も反応が安定します。前回の内容に一行触れると、個別に書かれた印象になります。

🎁

② 理由のある特典

誕生月、来店1周年、久しぶりの方へ。理由なしの割引は、値引き待ちを育てます。理由があれば、その回限りだと伝わります。

🆕

③ 変化の報告

新しいメニュー、設備、スタッフ、営業時間。お店に変化があったことは、行かなくなった人が戻る理由になります。ただし、その人に関係する変化に限ってください。

📵

送らない — 関係のない情報

その人が使っていないメニューの案内、対象外のキャンペーン。1通の無関係な配信が、それまでの信頼を消すことがあります。

✂️

短くする

スマホで読まれる前提です。3行で用件が分かり、押す場所が1つ。これが基本形です。長い文面は、最後まで読まれません。

MEASURE

効果を、どう測るか

開封率だけを見ていると、判断を誤ります。

指標見る意味注意点
送信数対象がどれだけ絞れているか多いほど良いわけではない
開封・閲覧件名と送信時刻の適否開いても来店とは限らない
来店数最終的な成果送信から2〜4週間で数える
ブロック・停止送りすぎ、的外れの警告増えたら即、条件を見直す
来店単価安さだけで呼んでいないか割引案内では必ず確認

REPITAS

抽出して、そのまま送って、来店で確かめる

当社の「リピタス(RepiTas)」では、来店履歴を条件に顧客を抽出し、LINEやメールでそのまま案内を送れます。リストを別のツールへ貼り付ける工程がないため、月に一度の作業として続けられます。

送った後の来店を履歴側で確認できるので、どの条件・どの文面が効いたのかを判断できます。除外設定や頻度の上限といった運用のご相談も承ります。※内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。まずは現状をお聞かせいただくところから始められます。

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FAQ

よくある質問

Q. どれくらいの頻度で送るのが適切ですか?
全員向けの一斉配信なら月1回が上限だと考えてください。条件で絞った案内なら、その人に届くのは結果的に2〜3か月に1回程度になります。頻度は「送る回数」ではなく「一人が受け取る回数」で管理するのが正しいやり方です。
Q. LINEとメール、どちらが効果的ですか?
開封率はLINEが高い傾向にあります。ただし通数に費用がかかり、ブロックされると復旧できません。メールは費用が安く、長い内容も送れますが、届かない・埋もれる割合が高くなります。重要な連絡はLINE、案内はメール、という使い分けも有効です。
Q. 割引をつけないと、反応がありません。
割引に反応する層だけが残っている可能性があります。まず、割引なしで「時期の連絡」だけを送ってみてください。それで動かない層と、動く層に分かれます。動く層には割引が不要で、動かない層には割引以外の理由を作る必要があります。
Q. 効果はいつ判断すればよいですか?
送信から2〜4週間後です。業種の来店周期より少し長めに取ってください。すぐに来店がなくても、次の来店時に「案内を見た」と言われることがあります。1回の結果で判断せず、3回分の平均で見ることをおすすめします。
Q. 配信を止めてほしいと言われたら?
即座に対象から外し、以降どの条件にも該当しないよう除外リストに入れてください。この設定ができないシステムは、運用上のリスクになります。停止の申し出を受ける窓口を、案内文の中に明記しておくことも重要です。
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