リピタスRepiTas|予約履歴からリピーターを増やす
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🔁 増やす前に、減らさない
新規が毎月30人来ているのに客数が増えない店は、同じ数だけ静かに離れています。離れる人は、離れる前に必ず履歴に兆しを残します。そこから始めるのが最短です。
2回目
最大の壁
3回目
定着の分岐点
兆し
離脱前に気づく
📖 このページは『無断キャンセルは、3つの理由に分けると防げる|予防から事後対応までの設計』の深掘り記事です。
INTRO
リピート施策を考える前に、やるべき計算が1つあります。「1年前に初めて来た人のうち、今も来ている人は何人か」です。予約履歴があれば、10分で出せます。
この数字が出ると、話の前提が変わります。定着率が2割なら、新規を増やしても8割は流れ続けます。先に穴を塞いだほうが、同じ販促費でも残る人数が変わってきます。
そして、リピート施策は段階ごとに打ち手が違います。初回から2回目、2回目から3回目、そして定着後の維持。同じ「リピート」でも、必要なことがまったく違うため、まとめて考えると効きません。
最初に出す2つの数字
①1年前の新規のうち、いま来ている人の割合。②初回来店者のうち、2回目が来た割合。この2つが、すべての施策の出発点になります。数字がないまま打つ手は、当たったかどうかも分かりません。
STAGE1
ここで落ちる割合が最も大きく、改善の余地も最も大きい段階です。
「次は〇週間後くらいが良い時期です」の一言があるかないかで、2回目の来店率が変わります。その場で予約まで取れなくても、目安が頭に残れば思い出す確率が上がります。これは費用ゼロで、今日からできます。
2回目に「初めまして」から始まると、初回の体験がリセットされます。会話で出た予定、要望、苦手なもの。1行でいいので残してください。2回目に触れられると、覚えていてくれたという印象になります。
売り込みではなく、様子を伺う内容にしてください。この1通で、不満があった場合に声を拾えることがあります。黙って離れる人の一部は、言う機会がなかっただけです。
初回の内容に触れて、次に適した時期であることを伝える。全員一律ではなく、その人の初回日から数えて送るのが要点です。
安さで来た人は、安さで離れます。初回割引を使うなら、2回目に使える特典をその場で渡すほうが、定着につながります。
2回目を取ろうとしたときに、電話がつながらない・希望の枠がない・手順が面倒。意欲があっても、この段階で消えます。24時間取れる導線があるかを確認してください。
STAGE2
3回来た人の定着率は、2回の人とは大きく変わります。
3回来れば、間隔が2つ取れます。ここから「この人の周期」が計算できるようになります。店の平均ではなく個人の周期で管理を始めるのが、この段階です。
会計時に次回を取る習慣が定着すると、離脱率は大きく下がります。予定が読めない業種では「仮予約」や「変更前提でどうぞ」という言い方が有効です。
指名文化のない業種でも、同じ人が対応すると定着します。履歴に担当が残っていれば、次回も同じ人を割り当てられます。これはシステム側の設定で実現できます。
値引きである必要はありません。先行案内、優先枠、ちょっとした一言。回数が記録されているからこそ、差をつけられます。常連が「知られている」と感じることが定着につながります。
STAGE3
完全に離れてから追うより、はるかに戻ります。
いちばん分かりやすい兆しです。周期45日の人が70日来ていないなら、単に忘れているか、他店に行っています。この段階の1通が、最も費用対効果の高い連絡です。
偶然のこともありますが、優先順位が下がっている兆候でもあります。次の予約を取る際に、時間帯の相談から入ると戻ることがあります。
メニューを下げているのは、満足度か家計の変化です。どちらかを見極めないと、打つ手を間違えます。これは接客の会話で拾う部分です。
生活が変わったサインです。これまでの枠が合わなくなっている可能性があります。新しい時間帯の枠を案内すると、続くことがあります。
担当依存の顧客は、担当と一緒に離れます。辞める前に、引き継ぎの機会を作れるかどうかで残り方が変わります。履歴があれば、対象者を事前に把握できます。
MEASURE
指標を増やしすぎると、見なくなります。
| 指標 | 出し方 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 2回目来店率 | 当月の初回来店者のうち、次に来た割合 | 先月比。5ポイント動いたら原因を探す |
| 離脱予備軍の人数 | 周期の1.5倍を超えた顧客数 | 増えているなら、案内が届いていない |
| 復活人数 | 案内後に来店した人数 | 送った内容の効き目を測る |
| 来店回数の分布 | 1回/2〜4回/5回以上の人数 | 5回以上の層が細っていないか |
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