リピタス LINEで相談

📖 このページは『無断キャンセルは、3つの理由に分けると防げる|予防から事後対応までの設計』の深掘り記事です。

INTRO

まず、去年の新規が今も来ているか数える

リピート施策を考える前に、やるべき計算が1つあります。「1年前に初めて来た人のうち、今も来ている人は何人か」です。予約履歴があれば、10分で出せます。

この数字が出ると、話の前提が変わります。定着率が2割なら、新規を増やしても8割は流れ続けます。先に穴を塞いだほうが、同じ販促費でも残る人数が変わってきます。

そして、リピート施策は段階ごとに打ち手が違います。初回から2回目、2回目から3回目、そして定着後の維持。同じ「リピート」でも、必要なことがまったく違うため、まとめて考えると効きません。

最初に出す2つの数字

①1年前の新規のうち、いま来ている人の割合。②初回来店者のうち、2回目が来た割合。この2つが、すべての施策の出発点になります。数字がないまま打つ手は、当たったかどうかも分かりません。

STAGE1

初回から2回目 — いちばん高い壁

ここで落ちる割合が最も大きく、改善の余地も最も大きい段階です。

01

帰る前に、次の目安を伝える

「次は〇週間後くらいが良い時期です」の一言があるかないかで、2回目の来店率が変わります。その場で予約まで取れなくても、目安が頭に残れば思い出す確率が上がります。これは費用ゼロで、今日からできます。

02

初回の内容を、必ず記録に残す

2回目に「初めまして」から始まると、初回の体験がリセットされます。会話で出た予定、要望、苦手なもの。1行でいいので残してください。2回目に触れられると、覚えていてくれたという印象になります。

03

来店から数日後に、一度だけ連絡する

売り込みではなく、様子を伺う内容にしてください。この1通で、不満があった場合に声を拾えることがあります。黙って離れる人の一部は、言う機会がなかっただけです。

04

目安の時期を過ぎたら、案内を送る

初回の内容に触れて、次に適した時期であることを伝える。全員一律ではなく、その人の初回日から数えて送るのが要点です。

05

初回限定の割引に、頼りすぎない

安さで来た人は、安さで離れます。初回割引を使うなら、2回目に使える特典をその場で渡すほうが、定着につながります。

06

予約の取りやすさを、確かめる

2回目を取ろうとしたときに、電話がつながらない・希望の枠がない・手順が面倒。意欲があっても、この段階で消えます。24時間取れる導線があるかを確認してください。

STAGE2

3回目以降 — 習慣に変える段階

3回来た人の定着率は、2回の人とは大きく変わります。

📅

来店周期を、その人ごとに把握する

3回来れば、間隔が2つ取れます。ここから「この人の周期」が計算できるようになります。店の平均ではなく個人の周期で管理を始めるのが、この段階です。

🎫

次回予約を、その場で取る流れをつくる

会計時に次回を取る習慣が定着すると、離脱率は大きく下がります。予定が読めない業種では「仮予約」や「変更前提でどうぞ」という言い方が有効です。

🗣

担当を、固定する

指名文化のない業種でも、同じ人が対応すると定着します。履歴に担当が残っていれば、次回も同じ人を割り当てられます。これはシステム側の設定で実現できます。

🎁

来店回数に応じて、扱いを変える

値引きである必要はありません。先行案内、優先枠、ちょっとした一言。回数が記録されているからこそ、差をつけられます。常連が「知られている」と感じることが定着につながります。

STAGE3

離れかけた人 — 兆しを見つけて動く

完全に離れてから追うより、はるかに戻ります。

📉

周期の1.5倍を超えた

いちばん分かりやすい兆しです。周期45日の人が70日来ていないなら、単に忘れているか、他店に行っています。この段階の1通が、最も費用対効果の高い連絡です。

キャンセルが2回続いた

偶然のこともありますが、優先順位が下がっている兆候でもあります。次の予約を取る際に、時間帯の相談から入ると戻ることがあります。

💸

利用金額が、下がり続けている

メニューを下げているのは、満足度か家計の変化です。どちらかを見極めないと、打つ手を間違えます。これは接客の会話で拾う部分です。

🕐

いつもと違う時間帯に来はじめた

生活が変わったサインです。これまでの枠が合わなくなっている可能性があります。新しい時間帯の枠を案内すると、続くことがあります。

🙅

指名していた担当が辞めた

担当依存の顧客は、担当と一緒に離れます。辞める前に、引き継ぎの機会を作れるかどうかで残り方が変わります。履歴があれば、対象者を事前に把握できます。

MEASURE

毎月、この4つだけ見る

指標を増やしすぎると、見なくなります。

指標出し方見るポイント
2回目来店率当月の初回来店者のうち、次に来た割合先月比。5ポイント動いたら原因を探す
離脱予備軍の人数周期の1.5倍を超えた顧客数増えているなら、案内が届いていない
復活人数案内後に来店した人数送った内容の効き目を測る
来店回数の分布1回/2〜4回/5回以上の人数5回以上の層が細っていないか

REPITAS

段階ごとの抽出を、月に一度の作業にする

当社の「リピタス(RepiTas)」では、初回来店者、周期を超えた顧客、来店回数別の層を条件で抽出し、そのままLINEやメールで案内を送れます。段階ごとに違う内容を、違う相手へ送るという運用が、月に一度の作業に収まります。

業種ごとの周期に合わせた条件設計や、案内文面のご相談も承っています。※内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。まずは現状をお聞かせいただくところから始められます。

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FAQ

よくある質問

Q. 2回目来店率は、どれくらいが目安ですか?
業種と客層で大きく変わるため、他店との比較にはあまり意味がありません。重要なのは自店の数字を毎月出し、施策の前後で動いたかを見ることです。まず3か月分を出して、自店の基準線を作ってください。
Q. 割引をしないと、リピートしてもらえませんか?
割引は即効性がありますが、割引でしか動かない層を育てる面もあります。まず試すべきは、次回の目安を伝えること、記録を残して2回目に触れること、予約を取りやすくすることの3つです。費用がかからず、効果が持続します。
Q. 離れた人に連絡すると、嫌がられませんか?
内容と頻度次第です。売り込みだけの文面は嫌われます。前回の内容に触れ、次に適した時期を伝える形なら、案内というより連絡として受け取られます。周期を超えた時点で1回だけ、が基本です。
Q. 新規集客はやらなくてよいのですか?
やめる必要はありません。順番の話です。定着率が低いまま新規を増やしても、流れ出る量が同じだけ増えます。まず2回目来店率を改善してから新規に投資すると、同じ費用で残る人数が変わります。
Q. スタッフが辞めると、顧客も減ってしまいます。
担当依存の構造そのものは、悪いことではありません。対策は、担当以外も内容を把握できる記録を残しておくことです。退職が決まった時点で、その担当の顧客一覧を出し、引き継ぎの機会を作れる状態にしておいてください。
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