リピタス LINEで相談

📖 このページは『無断キャンセルは、3つの理由に分けると防げる|予防から事後対応までの設計』の深掘り記事です。

INTRO

「顧客管理」という言葉には、3つの段階があります

予約システムの機能一覧に「顧客管理」と書かれていても、その中身は大きく3段階に分かれます。①顧客の一覧があるだけ、②予約履歴が顧客ごとに紐づく、③履歴から条件で抽出して連絡までできる。この3つが、同じ言葉で表現されています。

多くの店舗が期待しているのは③です。しかし実際に導入してみると①だった、という食い違いが起こります。資料や比較表では、この差がほとんど表現されません。◯がついているかどうかでは判別できないためです。

以下の12項目は、その差を炙り出すための質問です。デモや問い合わせの場で、そのまま聞いてください。答えに詰まる項目があれば、そこが弱点です。

質問の仕方

「〜はできますか」ではなく「〜をやりたいのですが、どの画面で何回操作しますか」と聞いてください。できる/できないでは、実務に耐えるかどうかが分かりません。操作の回数を聞くと、現実味が見えます。

CHECK

確かめる、12の質問

前半6つは土台、後半6つは活用に関わります。

01

予約が入った瞬間に、顧客レコードはできますか

手動で顧客を作ってから予約を紐づける方式だと、忙しい日に必ず抜けます。自動で作られ、既存顧客なら自動で結びつくかを確認してください。ここが土台です。

02

同一人物の判定は、何を基準にしていますか

電話番号か、メールか、氏名か。氏名だけで判定する製品は、重複顧客が増えていきます。手動で結合できるかどうかもあわせて聞いてください。

03

キャンセルと来店なしは、履歴に残りますか

予約を削除すると記録ごと消える製品があります。キャンセル履歴が残らないと、傾向の把握ができません。「削除」と「キャンセル」が別扱いかを確認してください。

04

自由記述のメモ欄は、検索できますか

入力できても検索できないメモは、量が増えると使われなくなります。キーワードで引けるかを、実際のデモ画面で試してください。

05

項目を、自分たちで追加できますか

業種特有の項目(アレルギー、車種、資格、担当者など)を後から足せるか。追加のたびに費用と期間がかかる製品もあります。条件を先に確認してください。

06

権限は、どこまで細かく分けられますか

全スタッフが全顧客の全情報を見られる状態が適切とは限りません。閲覧・編集・出力を分けられるかを確認してください。

07

「3か月来ていない人」を、何回の操作で出せますか

ここが③の段階に入っているかの分かれ目です。操作が5回を超えるなら、月次の運用では続きません。実際に画面で出してもらってください。

08

条件を組み合わせて、絞り込めますか

「3か月来ていない」かつ「単価5,000円以上」かつ「土曜に来る人」。1条件しか使えない製品が意外と多くあります。組み合わせの数を聞いてください。

09

抽出した相手へ、そのまま連絡を送れますか

抽出はできても、送信は別ツールという構成だと、貼り付け作業が毎月発生します。同じ画面から送れるか、送信手段は何か(LINE/メール/SMS)を確認してください。

10

送った結果は、記録に残りますか

いつ誰に何を送ったかが残らないと、重複送信が起きます。開封や反応まで見られるかは、製品によって差が大きい部分です。

11

顧客データを、自分たちで出力できますか

将来の乗り換えに直結します。CSVなどで全項目を出力できるか、費用はかかるかを、契約前に必ず確認してください。出せない製品は、選択肢から外して構いません。

12

サポートは、誰がどこまで見てくれますか

設定の代行までか、操作の説明だけか、メールのみか。顧客管理は運用が始まってからの相談が多い領域です。導入後の窓口を確認してください。

LEVEL

3段階の、どこまで必要か

高いほうがよいとは限りません。使わない機能は費用だけが残ります。

段階できること向いている店
① 名簿型顧客一覧、連絡先の保存予約の取りこぼしが主な課題。リピート施策は当面やらない
② 履歴型予約・来店・キャンセルが顧客ごとに紐づく。カルテ欄あり接客の質を上げたい。担当交代がある。スタッフ3名以上
③ 活用型条件抽出、そのまま配信、反応の記録リピート率を上げたい。販促費を自社顧客へ向けたい

INDUSTRY

業種で、外せない条件が変わります

共通機能より、この部分で合う/合わないが決まります。

💇

美容・サロン

担当スタッフごとの履歴、指名の記録、施術内容とカルテ写真。次回来店の目安を担当ごとに設定できるかも重要です。担当が辞めたときに顧客が追える形になっているかを確認してください。

🏥

クリニック・治療院

来院間隔の管理、次回予定の設定、注意事項の共有。法令上の保存要件を満たせるか、権限を細かく分けられるかが判断軸になります。予約の枠と施術者の管理も併せて確認を。

🍽

飲食店

来店回数、コースの利用歴、同伴者の人数、アレルギー。個人単位よりグループ単位の記録が要る点が、他業種と異なります。予約経路の記録も、販促の判断に効きます。

🏢

スクール・教室

受講履歴、進度、振替の残数、保護者の連絡先。「予約」より「継続の管理」が主眼になるため、回数券や月謝との連動が要ります。

ORDER

選ぶ順番を、間違えないために

機能一覧を横に並べて比較すると、多機能な製品が良く見えます。しかし店舗導入の失敗は、機能不足よりも「使わない機能の多さで操作が複雑になり、誰も使わなくなる」という形で起きます。

順番はこうしてください。①いま困っていることを3つ書き出す、②それが解決する状態を文章にする、③その状態に必要な機能だけを条件にする。この3ステップを経ると、比較表の◯の数ではなく、自店に必要な数項目で判断できます。

そのうえで、将来足すかもしれない機能は「後から追加できるか」だけ確認しておけば十分です。最初から全部入りを選ぶ必要はありません。段階を追った導入の考え方は、一緒にすべきか別々でよいかでも扱っています。

REPITAS

12項目に、そのままお答えします

当社の「リピタス(RepiTas)」は予約と顧客管理が同一の仕組みのため、上記12項目のうち土台にあたる部分は標準で満たしています。条件抽出からLINE・メールでの案内送信まで、同じ画面で完結します。

業種特有の項目追加や、権限設計のご相談も承っています。実際の管理画面をご覧いただきながら、12項目を1つずつ確認していただくことも可能です。※カスタマイズは内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。まずは現状をお聞かせいただくところから始められます。

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FAQ

よくある質問

Q. 比較サイトのランキングは参考になりますか?
機能の網羅性や知名度で並んでいることが多く、自店に合うかどうかは分かりません。候補を3つに絞る段階では役に立ちますが、最終判断は必ず自分たちの12項目で行ってください。同じ製品でも、業種によって評価はまったく変わります。
Q. 無料プランから試してもよいですか?
試すこと自体は有効です。ただし、顧客管理の実力は件数が増えてから現れます。無料プランで顧客数に上限がある場合、抽出や配信の使い勝手を確かめられないことがあります。試用の目的を「操作感の確認」に限定し、機能の判断は有料相当の環境で行ってください。
Q. 多機能なほうが、長く使えるのではないですか?
使う機能が増える見込みがあるなら、その通りです。ただし現場が覚えきれない量の機能は、操作の迷いを生みます。判断基準は「1年以内に使う予定があるか」です。それ以降のものは、後から追加できるかだけ確認しておけば足ります。
Q. 乗り換えの可能性も考えて選ぶべきですか?
はい。特に確認すべきは、顧客データと予約履歴を自分たちで出力できるかです。出力できる製品なら、合わなかったときの損失は移行の手間だけで済みます。出力できない製品は、その一点だけで候補から外して構いません。
Q. 見積もりで、どこを確認すればよいですか?
月額に含まれる範囲と、含まれないものです。顧客数やスタッフ数による従量課金、配信通数の上限、項目追加や設定変更の費用、サポートの範囲。この5点を書面で確認しておくと、運用が始まってからの想定外を避けられます。
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