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📖 このページは『無断キャンセルは、3つの理由に分けると防げる|予防から事後対応までの設計』の深掘り記事です。

INTRO

直前に起きた出来事だけが、原因ではありません

前日や当日のキャンセルを受けたとき、店側は「急な事情なら仕方ない」と受け止めます。実際、体調不良や交通の乱れは防ぎようがありません。ただ、直前キャンセルのすべてが「急な事情」ではありません。

予約したときから、行くかどうかを決めていなかった。とりあえず押さえておいただけだった。1か月前に取った予約で、その気持ちがすでに薄れていた。こうした予約は、当日に何が起きなくても、一定の確率でキャンセルされます。

つまり、直前キャンセルを減らす作業の大部分は、直前ではなく、予約を受ける時点で行われます。当日になってからできることは、実はあまり多くありません。

このページの構成

前半は予約の確度を上げる設計、後半は直前になってから効く手当て。連絡のない無断キャンセルへの対処は親ページで扱っています。

CONFIDENCE

予約の確度を上げる、7つの設計

気軽に取れる予約は、気軽に流されます。

01

予約時に決める項目を、増やす

名前と日時だけで取れる予約は、確度が低くなります。メニュー、人数、担当者、コースの内容。具体的に決めるほど、予約が現実味を帯びます。ただし項目を増やしすぎると途中離脱が増えるため、当日の運営に必要なものに絞ってください。

02

受付できる先の期間を、区切る

半年先まで開けておくと、その間に状況が変わる余地が大きくなります。業種の来店周期に合わせて、1〜2か月先までといった区切りを設けると、確度の低い予約が減ります。

03

遠い予約には、途中でリマインドを挟む

1か月先の予約に前日リマインドだけでは足りません。1週間前にも送ることで、予定の存在を思い出してもらい、変更が必要ならその時点で連絡してもらえます。直前ではなく、余裕のあるうちに動いてもらう設計です。

04

キャンセルポリシーに、同意してもらう

掲示するだけでは読まれません。予約の確定前にチェックを入れて同意する形にすると、能動的に読む機会が生まれます。「キャンセルには条件がある」と認識した時点で、気軽な仮押さえは減ります。

05

単価の高い予約だけ、事前決済にする

全予約に適用すると、気軽な予約が減って新規が落ちます。コース料理、大人数、高額メニューなど、被害の大きいものだけに限定するのが現実的です。被害額の大きい順に適用していってください。

06

予約の直後に、確認を届ける

予約が確定した記録が相手の手元に残ることで、予約の存在が定着します。口頭だけで終わった予約が飛びやすいのは、この記録がないためです。日時・場所・内容が書かれた通知を、必ず自動で送ってください。

07

新規と常連で、扱いを変える

記録があれば、初めての方と何度も来ている方を区別できます。直前キャンセルが新規に集中しているなら、新規の予約だけ確認の連絡を入れる、といった対応が取れます。全員に同じ手をかける必要はありません。

PERIOD

予約から当日までの期間と、打ち手

期間が長いほど、途中の手当てが必要になります。

予約〜当日起きやすいこと打つべき手
当日〜翌日忘却は少ない。急な事情のみ連絡しやすい導線だけ用意
2〜7日予定の重複に気づかない前日リマインド
1〜4週間記憶が薄れる/気持ちが冷める1週間前+前日の2回
1か月以上状況が変わる/仮押さえ化受付期間の見直し/同意取得
繁忙期の先行予約複数店の併せ押さえ事前決済/内容の確定

LASTMIN

直前になってから、できること

選択肢は限られますが、ゼロではありません。

📲

連絡の敷居を、極限まで下げる

電話しかなければ、直前ほど気まずくて連絡されません。LINEやWebから数タップで済むなら、直前でも連絡が来ます。連絡が来れば、その枠を埋め直す時間が生まれます。これが直前対策の中心です。

🔁

キャンセルではなく、変更を提案する

「行けなくなった」の多くは「その日は行けない」です。キャンセル画面に日程変更の選択肢を先に置くだけで、予約が残ることがあります。失注を、日程の移動に変えられます。

空いた枠を、待っている人へ回す

当日でも、その時間に来られる人はいます。キャンセル待ちの登録者へ自動で通知が飛ぶ仕組みがあれば、直前の空きが埋まることがあります。ただし、待ちの列がなければ動きません。

📞

被害の大きい予約だけ、人が確認する

宴会や高額メニューは、自動リマインドに加えて前日に一言確認する価値があります。手間はかかりますが、失うものの大きさが違います。全件にやる必要はありません。

🧾

起きた事実を、記録に残す

日時、経路、新規か常連か、金額、連絡の有無。1件ずつの記録が積み重なると、どの予約でドタキャンが起きやすいかが見えてきます。次の設計は、この記録から決まります。

REPITAS

予約時点の設計から、対応できます

当社の予約・顧客管理システム「リピタス(RepiTas)」では、予約時に決める項目、受付できる先の期間、キャンセルポリシーへの同意取得、リマインドの回数とタイミングを、業種に合わせて設定できます。直前キャンセルの多くは、この設定で確度を上げることで減らせます。

加えて、お客様自身での変更・キャンセルに対応しているため、直前でも連絡が届きます。来店とキャンセルの履歴が顧客ごとに残るので、新規と常連で扱いを分けることもできます。

ご相談いただける設定の例

  • 予約時の入力項目と、必須にする範囲
  • 受付できる先の期間(何か月先まで開けるか)
  • リマインドの回数と時刻(期間ごとに変える)
  • キャンセルポリシーの同意欄と、記録の残し方
  • 特定のメニューだけ事前決済にする条件分け
  • キャンセル待ちへの自動案内

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。※内容により別途費用と期間が必要です。まずは、どの予約でドタキャンが起きやすいかを教えてください。

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FAQ

直前キャンセルについて、よくある質問

Q. ドタキャンと無断キャンセルは、違うものですか?
連絡があるかどうかが違います。ドタキャン(直前キャンセル)は連絡があるが時間的余裕がない状態、無断キャンセルは連絡そのものがない状態です。対策も少し変わります。無断キャンセルには「連絡しやすくする」ことが効きますが、直前キャンセルには「予約の確度を上げる」ことが効きます。
Q. 予約から当日までが長いと、なぜキャンセルされやすいのですか?
時間が経つほど、状況が変わる確率が上がるためです。1か月後の予定は、その間に別の用事が入る余地があります。加えて、予約したときの気持ちも薄れます。予約を受け付ける期間を短めに設定する、長い予約には途中でリマインドを挟む、といった対処が有効です。
Q. 仮押さえのような予約を、防ぐ方法はありますか?
予約時に決める項目を増やすと、確度が上がります。人数、メニュー、担当者、コースの内容。具体的に決めるほど、予約が現実味を帯びます。逆に、名前と日時だけで取れる予約は、気軽に取れる分だけ気軽に流されます。単価の高い予約では、事前決済やデポジットも検討の対象になります。
Q. 直前キャンセルの連絡が来たとき、キャンセル料を請求できますか?
キャンセルポリシーを事前に明示して同意を得ていたか、金額が妥当か、経緯の記録があるかによって判断が変わります。規定を定める際や、実際に請求を検討する場合は必ず専門家にご確認ください。掲示しているだけで必ず請求できる、というものではありません。
Q. 直前に空いた枠は、埋められますか?
キャンセル待ちの登録者がいれば、可能性はあります。空きが出た瞬間に通知が飛ぶ仕組みなら、当日でも埋まることがあります。ただし、待っている人がいなければ通知は送られません。満席時に待ちの登録ができる導線を用意しておくことが前提になります。
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