リピタス LINEで相談

📖 このページは『無断キャンセルは、3つの理由に分けると防げる|予防から事後対応までの設計』の深掘り記事です。

INTRO

「連絡しづらい」を、店が作っていませんか

無断キャンセルの原因を尋ねると、多くの店主が「マナーの問題」と答えます。確かにそういう人もいます。しかし、実際にはもっと平凡な理由——連絡する手段が電話しかなく、そしてその電話がかけづらかった——という場合が相当数あります。

考えてみてください。当日の朝に体調を崩した人が、開店前の店に電話をかけるでしょうか。仕事中の人が、休憩時間に「キャンセルします」と電話をかけるでしょうか。気まずさと、時間の制約。この2つが重なると、人は「連絡しない」を選びます。

だから、対策は直感に反します。キャンセルの敷居を下げることが、無断キャンセルを減らす手段になります。店にとっての損失は、来ないことではなく、知らされないことにあるからです。

店にとっての本当の損失

連絡があれば、その枠を別のお客様に回せます。仕入れも調整できます。スタッフの配置も変えられます。知らされないまま当日を迎えることが、いちばん高くつきます。

BENEFITS

セルフ変更で、変わる3つのこと

店とお客様、両方に利益があります。

📉

無断キャンセルが、事前連絡に変わる

電話しづらくて黙っていた人が、画面から数タップで連絡できるようになります。当日まで分からなかったものが、前日や数時間前に分かる。その差が、枠を埋め直せるかどうかを決めます。

☎️

変更・キャンセルの電話が、減る

受けて、聞いて、台帳を直す。この一連が発生しなくなります。特に営業中の電話は、手を止める分だけコストが高い。お客様が自分で操作した結果が、そのまま台帳に反映されます。

🕐

営業時間外でも、受け取れる

行けないと気づくのは、たいてい夜か早朝です。その瞬間に連絡できないと「明日の朝でいいか」となり、そのまま忘れられます。24時間開いている窓口があれば、この取りこぼしが消えます。

🔁

キャンセルではなく、変更で残せる

「行けなくなった」の多くは「その日は行けない」であって「もう行かない」ではありません。キャンセル画面に日程変更の選択肢を並べておけば、予約が残ります。これは売上に直接効きます。

DESIGN

設計で決めるべき、5つのこと

ここを曖昧にすると、運用が回りません。

01

いつまで、変更を許すか

準備にかかる時間から逆算します。仕入れが発生するコース料理なら前日まで、席だけを押さえる予約なら当日の数時間前まで、施術で器材の準備が必要なら数時間前まで。「何時間前までなら、店に損失が出ないか」が判断の基準です。厳しすぎると使われず、緩すぎると準備が無駄になります。

要点

業種の準備時間から逆算して決める

02

締切を過ぎたら、どうするか

「変更できません」で画面を閉じさせると、無断キャンセルに変わります。締切後は、電話やLINEでの相談窓口を必ず案内してください。「お手数ですがお電話ください」の一行があるかないかで、連絡が来るかどうかが変わります。

要点

締切後の連絡先を、必ず表示する

03

キャンセルより、変更を先に見せる

画面を開いたとき、最初に目に入るのが「キャンセルする」だと、そのまま押されます。「日程を変更する」を大きく、先に置く。その下に、小さくキャンセルの導線を置く。この順番だけで、残る予約の数が変わります。

要点

変更ボタンを、キャンセルより目立たせる

04

本人確認を、どこまで厳しくするか

ログインを必須にすると安全ですが、パスワードを忘れた人は結局電話をかけてきます。予約時に送るリンクから直接操作できる形にすると、手間なく本人だけが操作できます。厳しさと使いやすさのどちらを取るかは、扱う情報の性質で判断してください。

要点

リンク方式か、ログイン方式かを決める

05

変更されたことを、店がどう知るか

お客様が自分で変えた結果に、店が気づかないのは困ります。変更・キャンセルが発生したら、店側のスマートフォンにも通知が届く形にしてください。管理画面を開き続けて確認する必要がなくなります。

要点

店側への通知を、必ず設定する

PLACEMENT

導線を、どこに置くか

用意しただけでは、たどり着かれません。

📧

予約完了の通知に、必ず入れる

「ご都合が変わった場合はこちらから」の一行と、リンク。予約直後の通知は、お客様が最も確実に読むメッセージです。ここに入れておけば、後から探す必要がありません。

🔔

リマインドにも、同じリンクを入れる

前日のリマインドを見て「行けない」と気づく人がいます。そのとき同じ画面から操作できなければ、無断キャンセルになります。リマインドは、キャンセルを受け取るための機会でもあります。

📱

LINEのリッチメニューに、常設する

トーク画面の下に「予約の確認・変更」を置いておけば、いつでもたどり着けます。探す手間がゼロになる場所は、ここだけです。

🌐

サイトにも、独立した入口を作る

「予約の確認・変更はこちら」というページを1枚用意します。通知を消してしまった人、メールを探せない人の受け皿になります。

🗣

予約を受けるときに、口頭でも伝える

電話で予約を受けた際に「変更が必要になったら、お送りするメールからそのまま操作できます」と添える。知らない機能は、使われません。

REPITAS

変更の導線まで、標準で用意しています

当社の予約・顧客管理システム「リピタス(RepiTas)」は、お客様自身での日程変更・キャンセルに標準で対応しています。予約完了の通知とリマインドの両方にリンクが入るため、思い出した瞬間に操作できます。

変更の締切は業種に合わせて設定でき、変更・キャンセルが発生すると店側にも通知が届きます。空いた枠をキャンセル待ちの方へ自動で案内する動きもご相談いただけます。※内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。実際の変更画面は、デモの予約を通していただければそのまま操作できます。

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無断キャンセルは、3つの理由に分けると防げる|予防から事後対応までの設計

無断キャンセルの理由を分類して対策を選ぶ考え方の全体像は、シリーズのTOPページでまとめて確認できます。

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その場で、LINE予約を体験できます

下のスマホ画面は、お客様が実際にLINEから予約する画面のデモです。 メニュー・日時を選んで、予約完了まで実際にお試しいただけます。

※ ネイルサロン向けの画面例です。「LINE デモ花子」さんとして、予約完了まで実際に操作できます。
入力した予約はネイルサロンのデモサイトに実際の予約として登録され、管理画面から確認できます。
項目名・メニュー・配色は、お店に合わせてお作りします。

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FAQ

セルフ変更について、よくある質問

Q. 自分でキャンセルできるようにすると、キャンセルが増えませんか?
キャンセルの件数は増えることがあります。ただし、それは無断キャンセルになるはずだったものが、事前の連絡に変わっただけです。行けない人は、敷居を高くしても来ません。高くなるのは連絡してくる確率だけで、店にとっての損失は「来ないこと」ではなく「知らされないこと」にあります。
Q. 変更の締切は、いつに設定すべきですか?
準備にかかる時間から逆算します。仕入れや器材の準備が必要なら前日まで、席だけなら当日の数時間前まで、といった具合です。締切を過ぎたあとに「変更できません」で終わらせず、電話での相談窓口を示しておくと、無断キャンセルへの逃げ道を塞げます。
Q. 常連さんが、勝手に何度も変更しないか心配です。
変更できる回数に上限を設ける、締切を早めに設定する、といった制御ができるシステムもあります。ただ、実務上そこまで問題になるケースは多くありません。むしろ、変更を繰り返す方は来店意欲がある方でもあります。履歴が記録されていれば、頻度が異常な場合に個別対応する判断もできます。
Q. キャンセルされた枠は、どうすればいいですか?
早く分かるほど埋め直せる可能性が上がります。キャンセル待ちの登録者へ自動で案内が飛ぶ仕組みがあれば、直前の空きでも埋まることがあります。セルフキャンセルの導線を用意する目的の一つは、この「埋め直す時間」を確保することです。
Q. 高齢のお客様は、画面から操作できないのでは?
全員が使う必要はありません。電話の窓口は残したまま、使える方には自分で操作してもらう形で構いません。目的は電話をなくすことではなく、連絡しづらさから黙って来なくなる人を減らすことです。実際には、家族が代わりに操作するケースもあります。
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