リピタス LINEで相談

INTRODUCTION

比較の前に——「受け方」と「管理の仕方」を分けて考える

予約まわりの道具は、実は2種類に分かれます。お客様から予約を「受け取る」手段(電話・フォーム・Web・LINE)と、受け取った予約を「管理する」手段(紙の台帳・Excel・予約システム)です。

「Googleフォームで受けてExcelで管理」のように組み合わせて使っているお店も多いはずです。予約システムと呼ばれるものは、この「受け取る」と「管理する」を1つにつないだ道具だと理解すると、以降の比較がすっきり読めます。

MATRIX

6方式の総合比較表

○△×は一般的な使い方を想定した目安です。詳細は下の5番勝負でそれぞれ解説します。

項目紙の台帳電話予約Excel管理GoogleフォームWeb予約LINE予約
24時間受付 × × ×
空き枠の自動表示 × × × ×
ダブルブッキング防止 × × ×
自動リマインド × × × ×
顧客データの蓄積 ×
再来店の働きかけ × × ×
導入費用 ほぼ0円 ほぼ0円 ほぼ0円 0円 月額制が主 月額制が主

※ Web予約・LINE予約は一般的な月額制予約システムを想定。機能はサービスにより異なります。

5 MATCHES

5番勝負で見る、それぞれの違い

第1戦

LINE予約 vs Web予約——「入口」の違い

両者は対立するものではなく、中身は同じ予約システムで、入口が違うだけという関係です。Web予約はブラウザの予約ページから、LINE予約はトークの画面から同じ予約枠にアクセスします。

観点Web予約LINE予約
初回のハードル氏名・連絡先の入力が必要友だち追加後は入力最小限
2回目以降再訪・再入力が必要な場合もトークから数タップ
来店後の接点メール中心LINEで直接届く

使い分けの目安:新規客が検索から来るお店はWeb予約の入口が必須。リピートで成り立つ業態(サロン・治療院・教室など)は、LINE入口を主軸にすると再予約が伸びやすくなります。両方用意して損はありません。

第2戦

電話予約 vs Web予約——「受付時間」の違い

最大の差は受付できる時間帯です。電話は営業時間内かつ手が空いているときしか受けられません。お客様が予約したくなるのは夜や休日が中心なので、構造的にすれ違いが起きます。

観点電話予約Web予約
受付時間営業時間内のみ24時間365日
接客への影響施術・接客が中断される影響なし
聞き間違い日時・名前の誤記リスク本人入力で起きにくい
相談・融通柔軟に対応できる定型の枠に限られる

使い分けの目安:相談しながら決めたい予約(コース相談・大人数・特別対応)は電話が強い。定型的な予約はWebに逃がし、電話は電話にしかできない対応に絞る——この分担が現実解です。詳しくは電話予約とLINE予約の比較記事でも掘り下げています。

第3戦

Googleフォーム予約 vs 予約システム——「空き枠」の違い

Googleフォームは無料で24時間受け付けられる点で電話より前進ですが、決定的な弱点があります。フォームは空き状況を知らないことです。埋まっている時間にも申込みが入るため、結局「その時間は埋まっておりまして…」という調整連絡が発生します。

  • ×空き枠が表示されず、埋まった時間にも申込みが入る(実質「仮予約」止まり)
  • ×確定・変更・リマインドの連絡はすべて手動
  • ×回答は一覧に溜まるだけで、顧客ごとの来店履歴にならない
  • 無料・即日開始。申込み数が少ないうちの「つなぎ」としては十分

移行の目安:「調整の返信」が週に数件を超え始めたら、空き枠を自動で見せる予約システムに切り替えるほうが、お客様の手間もお店の手間も減ります。

第4戦

Excel予約管理 vs 予約システム——「同時編集と自動化」の違い

Excel(スプレッドシート含む)は管理側の道具としては優秀で、集計も検索も自由です。問題はお客様から見えない・つながらないこと。受付は結局電話やDMで行い、人がExcelに転記するため、転記漏れと更新競合がミスの温床になります。

観点Excel管理予約システム
予約の入り方人が聞いて転記するお客様の操作で自動記帳
重複チェック目視(関数併用でも限界)システムが構造的に防止
リマインド手動送信自動送信
自由な集計得意機能の範囲内

移行の目安:スタッフ2人以上で同じ表を触る、転記ミスやダブルブッキングを月1回でも経験した——どちらかに当てはまったら、受付から記帳までを自動化する時期です。

第5戦

紙の予約台帳 vs 予約システム——「1冊しかない」ことの意味

紙の台帳は、開いてすぐ書ける速さと停電にも強い確実さを持つ、完成された道具です。弱点はただ一つ、「店に1冊しかない」こと。電話中のスタッフしか空きが分からず、外からは確認できず、紛失・汚損すれば全予約が消えます。

  • 記入が速い・誰でも使える・故障しない
  • ×店の外から空きを確認できない=Web受付ができない
  • ×過去の来店履歴を探すのに時間がかかり、分析はほぼ不可能
  • ×バックアップが存在しない

移行の目安:「電話に出られなかった件数」が気になり始めたら。デジタルの予約台帳がどんな画面なのかは予約台帳とは?の解説記事で詳しく紹介しています。

CONCLUSION

結論——規模と業種で選ぶ「現実的な組み合わせ」

勝敗ではなく、自店の状況に合う組み合わせを選ぶのが正解です。

01

予約が1日数件・1人で営業

紙の台帳+電話でも十分回ります。ただしGoogleフォームかLINEを1つ足すだけで、営業時間外の取りこぼしは拾えるようになります。

02

予約が増えてきた・調整連絡が負担

空き枠を自動で見せる予約システム(Web・LINE入口)への移行タイミングです。リマインド自動化で無断キャンセルも同時に減らせます。

03

スタッフ複数・リピートで成り立つ業態

予約システム一択です。ダブルブッキング防止と顧客履歴の蓄積は人力では限界があり、LINE入口なら再来店の働きかけまでつながります。

04

相談型の予約が多い業態

電話・LINEトークでの相談枠を残しつつ、定型予約はシステムへ。全部を自動化しない設計のほうが満足度は上がります。

なお、私たちが提供する予約・顧客管理システム「リピタス(RepiTas)」は、Web・LINEどちらの入口にも対応した月額制(11,000円〜)のシステムです。紙・Excel・フォームからの移行のご相談も、現在の運用を伺ったうえで「まだ移行しなくていい」も含めて率直にお答えしています。

自店に合う受け方を相談する

RELATED

あわせて読みたい

FAQ

よくある質問

結局、一番おすすめの受け方はどれですか?
お店の状況によります。予約が少ないうちは紙+電話で十分ですし、調整連絡が負担になってきたら予約システムが効きます。強いて共通項を挙げるなら「営業時間外に受け取れる手段を最低1つ持つ」ことです。ここだけはどの規模のお店でも効果が出やすい部分です。
複数の受け方を併用すると、管理がバラバラになりませんか?
受け口が増えても、記帳先(台帳)が1つに集まっていれば問題ありません。危険なのは「電話は紙、フォームはExcel」のように台帳が分裂した状態です。予約システムはWeb・LINE・店頭受付を1つの台帳に集約できるのが本質的な価値です。
Googleフォームのままではダメですか?
申込みが少ないうちは十分機能します。ただし空き枠が見えないため、件数が増えるほど調整連絡が雪だるま式に増えます。「フォームの返信に毎日時間を取られている」と感じたら移行のサインです。
Excelでの管理をかなり作り込んでいます。移行はもったいないですか?
作り込んだExcelは集計資産として優秀なので、捨てる必要はありません。多くの予約システムはCSV出力に対応しており、システムで受けたデータをExcelで分析する併用が可能です。受付と記帳だけをシステムに任せる、と考えると移行の抵抗は小さくなります。
紙の台帳と併用してもいいですか?
移行期の併用は現実的ですが、正本(マスター)をどちらにするかは必ず決めてください。両方に書く運用を続けると、転記漏れがダブルブッキングの新たな原因になります。
予約の受け方をLINEで相談