リピタス LINEで相談

💬 このページは『LINE公式アカウント活用ガイド』の関連記事です。

STRUCTURE

シミュレーターは、この式を計算している

中身がわかれば、どこを埋めれば精度が上がるかも見えてきます。

計算の流れ

① 月間の配信通数

友だちの人数 × 月間の配信回数 = 通数。ここでプラン(無料/ライト/スタンダード)と月額が決まります。

② 月間の来店組数

通数 × 来店率(%)= 配信をきっかけに来店する組数。

③ 月間の来店人数

来店組数 × 1組あたりの平均来店人数 = 実際に店に立つ人の数。

④ 期待される月間売上

来店人数 × 平均客単価 = 売上。あわせて「月額 ÷ 来店人数」で顧客獲得コストも出ます。

⚠️ 掛け算なので、ひとつの誤差が最後まで膨らむ

4段すべてが掛け算で連なっています。来店率を実際の倍で入れ、客単価も1.5倍で入れれば、出てくる売上は3倍に膨らみます。 「思ったより儲かりそう」と感じたときは、まず入力値の出どころを疑ってください。

INPUT

5つの入力値、それぞれの正しい埋め方

推測でよいもの、実測すべきものが分かれます。

1

友だちの人数

実測できる

管理画面の「友だち」数をそのまま使えます。ただしターゲットリーチ(実際に配信が届く人数)のほうが実態に近い数字です。ブロック済みの人は友だち数に含まれたまま残るため、開設から時間が経ったアカウントほど両者は開きます。

2

月間メッセージ配信回数

自分で決める

これは自分で決める値なので推測で構いません。ただし現実的に続けられる回数にしてください。月8回で試算して実際は月2回しか送れなければ、売上も4分の1です。

3

来店率(%)

必ず実測

最も狂いやすく、最も結果を左右する値です。初期値のまま使うのがいちばん危険。次のセクションで実測の手順を説明します。

4

1組あたりの平均来店人数

レジから算出

レジの会計データから「客数 ÷ 会計件数」で出せます。1人客中心の業態なら1.0前後、居酒屋なら2〜4といったところです。ここは業態でほぼ決まるので大きくは外れません。

5

平均客単価

値引き後で

これも会計データから出せますが、クーポンを付ける前提なら値引き後の単価を入れてください。通常単価で試算して実際は2割引で提供すれば、売上は2割低く着地します。

KEY METRIC

来店率を、推測から実測に変える

ここさえ自店の数字にできれば、試算は一気に信頼できるものになります。

01

まず1回、計測用の配信を送る

クーポンでも、来店特典の案内でも構いません。大事なのは「この配信を見て来た」と分かる形にしておくことです。

02

来店を数える仕掛けを1つ入れる

クーポンの利用画面を提示してもらう、専用の予約ページから予約してもらう、合言葉を伝えてもらう。どれか1つで足ります。

03

配信後7〜14日で締める

LINEの配信は当日〜3日以内の反応が大半ですが、次の予定に組み込む人もいるため2週間は見ます。

04

来店数 ÷ 配信通数 で算出

たとえば600通送って12件の来店なら2.0%。この数字がそのままシミュレーターの入力値になります。

05

2〜3回繰り返して平均を取る

1回目は物珍しさで高く出がちです。3回分の平均を取ると、継続的に見込める水準に近づきます。

実測を始めるまでの「仮置き」なら

どうしても最初の1回は数字がありません。その場合は1〜3%のレンジで低めに置き、 「この水準でも赤字にならないか」を確認する使い方をおすすめします。 高い数字で夢を見るためではなく、下限で成立するかを確かめるためにシミュレーターを使うほうが、判断を誤りません。

OUTPUT

売上金額より、先に見るべき3つの数字

「月◯◯万円」は結果です。判断に使えるのは、その手前にある指標です。

💰

来店1人あたりの費用

月額料金 ÷ 期待来店人数。これがチラシやポータルサイトの獲得単価より低ければ、LINEに投資する理由は明確です。逆に上回るなら、配信内容か絞り込みを見直す段階です。

⚖️

損益分岐の友だち数

売上が月額料金を上回るのに必要な友だち数。ここを把握しておくと、「まず友だちを何人まで増やすか」という次の目標が数字で決まります。

📈

プランが切り替わる通数

無料枠を超えた瞬間に月額が発生します。友だち数 × 配信回数が上限に近づいたら、配信回数を減らすか、有料プランに移るかの判断時期です。

BLIND SPOT

この試算に含まれていない4つのこと

数字を過信しないために、抜けている要素も押さえておきます。

01

ブロックによる目減り

配信を重ねるほど友だちは少しずつ減ります。半年後には母数が2割減っているかもしれません。試算は「今の友だち数がずっと続く前提」で計算されています。

02

もともと来るはずだった客

配信を見て来た人の中には、送らなくても来ていた常連が混じります。純増分だけを見たいなら、来店頻度が落ちていた層に絞って配信するのが確実です。

03

2回目以降の価値(LTV)

初回の1回分しか計上されません。実際にはその人が年に何回来るかで価値は変わります。試算より実態のほうが良く出るのは、たいていこの部分です。

04

配信をつくる手間

原稿を書き、画像を用意し、配信設定をする時間は費用に入っていません。月4回なら月に数時間。ここを回せる体制があるかどうかも判断材料です。

NEXT STEP

試算を「毎月の実績」に置き換えていく

シミュレーターの役目は、始める前の判断材料をつくることです。運用が始まったら、 入力値を推測から実際の来店記録へ置き換えていくほど、次の打ち手が正確になります。

私たちが提供している予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)は、 LINEからの予約と来店履歴がそのまま記録に残るため、「どの配信のあとに予約が増えたか」を後から追えます。 来店率も客単価も、推測ではなく先月の実数として手元に置けるようになります。

数字の取り方から相談する

FAQ

よくある質問

Q. シミュレーターの結果は信用していいのでしょうか?
構造としては正しい計算ですが、入力値の精度がそのまま結果の精度になります。自店の実数を入れれば十分に使えます。初期値のまま出た金額を経営判断の根拠にするのは避けてください。
Q. 来店率は何%くらいが普通ですか?
業種・配信内容・友だちとの関係性で大きく変わるため一律の目安はありません。ただし、絞り込みをせず全員に送っている状態では数%に届かないことが多く、対象を絞るほど上がる傾向があります。
Q. 友だち数が少ないうちは試算する意味がありませんか?
むしろ意味があります。「あと何人友だちが増えれば月額のもとが取れるか」が分かるので、友だち集めの目標が具体的になります。
Q. 配信回数を増やせば売上も比例して増えますか?
計算式の上では増えますが、実際にはブロック率が上がって母数が減るため、どこかで頭打ちになります。回数を増やす前に、届く相手を絞るほうが効率的です。
Q. クーポンを付けた場合はどう入力しますか?
平均客単価を値引き後の金額に置き換えてください。加えて、クーポン目当ての来店は単価が下がりやすいので、通常より低めに見積もると実態に近づきます。
Q. 既存のPOSや予約システムの数字は使えますか?
使えます。むしろそちらの実数を使うのが本来の姿です。会計件数・客数・売上の3つがあれば、平均来店人数と客単価はすぐに算出できます。

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