リピタス LINEで相談

📖 このページは『リピタス(RepiTas)|予約システムの導入なら。電話対応の負担をなくす24時間自動受付』の深掘り記事です。

INTRO

「切る/続ける」で考えている限り、動けません

大手ポータルへの掲載を見直したいという相談で、いちばん多い状態がこれです。毎月の掲載費と予約1件あたりの手数料を合わせると相当な額になっている。 でも、掲載をやめた翌月に新規がゼロになる姿を想像すると、手が止まる。結果として、何も変えないまま1年が過ぎる。

この行き詰まりの原因は、費用の大きさではありません。媒体を一つのかたまりとして扱っていることです。 実際には、掲載しているサロンにとって媒体は少なくとも3つの別々の仕事をしています。役割ごとに見れば、「これは自分で持てる」「これはまだ媒体に任せたほうがいい」という線引きができます。

このページの立場

掲載をやめることを勧めるページではありません。新規獲得の入口として媒体が優秀であることは前提としたうえで、 「本来なら手数料を払う必要がなかった予約」がどれくらい混ざっているかを見つけ、そこだけを自社の受け皿へ移していく——という段取りの話をします。

なお、各媒体には掲載時の規約があります。媒体経由で来店したお客様への案内方法や、掲載中の表記については、必ずご自身で最新の規約を確認したうえで進めてください。 このページでは、規約に抵触しない範囲での一般的な進め方を扱います。

DECOMPOSE

媒体は、3つの別々の仕事をしている

この3つを分けて考えると、「自分で持てる部分」が見えてきます。

自分で持つのは難しい

① 新規集客

まだ店を知らない人に、選択肢として並べてもらう機能。地域名と条件で比較検討している層が集まっている場所であり、これを個人サロンが単独で再現するのは現実的ではありません。移行を考えるときも、この役割はいちばん最後まで残ると考えたほうが安全です。

自分で持てる

② 予約の受け皿

空き枠を見せて、24時間受け付け、確認とリマインドを送る機能。これは予約システムを入れれば自店で持てます。すでに店を知っている人・一度来たことがある人の予約まで、この受け皿を媒体に借り続けると、その分の手数料が毎回発生します。

部分的に持てる

③ 検索での露出

「地域名+美容室」で検索したときに、媒体のページが上位に出て、そこから流入する経路。自店のサイトとGoogleビジネスプロフィールを整えれば、一定の割合は自分で受けられます。ただし時間はかかります。

移行とは、②を取り戻す作業のことです

多くのサロンで起きているのは、①で獲得したお客様が、2回目以降も②を通って予約し続けているという状態です。 本人はもう店を知っていて、担当者も決まっている。それでも予約手段が媒体しかないから、そこを通る。そのたびに送客の扱いになる。

ここを自社の予約ページに移すだけで、新規集客の力を落とさずに費用を圧縮できます。最初に手をつけるべきなのは、掲載プランの変更ではなく、リピーターの予約導線です。

MEASURE

動く前に、4つの数字を出す

感覚で「高い気がする」と言っている間は、判断ができません。

📊

実質の負担率

月の掲載費と、当月に発生した送客関連の費用を合計し、媒体経由の売上で割ります。これが実質の負担率です。掲載費だけを見ていると軽く見え、手数料だけを見ていると実態より軽く見えます。合算して初めて、1件あたりいくら払っているかが分かります。

🔁

媒体経由の予約に占めるリピートの割合

媒体の管理画面では、初回利用と再利用がおおむね区別できます。再利用の比率が高いほど、移行で削れる余地が大きいということです。ここが半分を超えているなら、掲載を続けたままでも費用は目に見えて下がります。

🧍

新規のうち、2回目に来た人の割合

媒体で獲得した新規が、そのあと再来しているか。再来率が低いまま掲載費だけを増やしても、穴の空いたバケツに水を注ぐことになります。移行の前に、そもそも再来の設計を直したほうが早い場合があります。

📱

いま予約手段が何本あるか

媒体、電話、店頭での次回予約、SNSのDM。お客様が「予約したい」と思った瞬間に開ける入口が媒体しかないなら、リピートも媒体を通るのが当然です。数える作業だけで、次にやることが決まります。

見えた状態読み取り先にやること
リピート比率が高い払わなくてよい手数料が多い自社予約への導線づくり
新規ばかり/再来率が低い獲得より定着に課題来店後のフォロー設計
指名比率が高い人で選ばれている担当者ごとの予約ページ
負担率が売上の2割超利益構造が媒体依存並走期間を今すぐ始める

ROADMAP

5つの段階に分けて、時間をかけて移す

一気に切り替えないこと。これが唯一にして最大のコツです。

01

準備

自社の予約ページを用意する(掲載はそのまま)

自店のサイトに予約機能を置き、メニュー・所要時間・担当者・料金を媒体と同じ粒度で登録します。この時点では掲載も予約プランも一切いじりません。まず受け皿を先に作る。受け皿がない状態で導線だけ変えると、予約が宙に浮きます。

この段階でやること

メニュー構成の写し取り/担当者ごとの枠設定/営業時間と休憩の反映

02

並走

どちらでも予約できる状態を、数か月続ける

媒体と自社予約の両方を開けておきます。ここで焦って媒体を細らせると、比較データが取れません。数か月かけて、自社予約からどれくらい入るのか、どの層が移ってくるのかを観察します。二重予約が起きないよう、枠の管理を一本化しておくことがこの段階の技術的な要点です。

この段階でやること

空き枠の一元管理/自社経由の件数を毎月記録/お客様の反応を聞く

03

誘導

来店中と来店後に、自社予約の存在を伝える

いちばん効くのは、施術が終わって会計をしている数十秒です。「次回はこちらからでも取れます」と一言添えて、その場で登録まで済ませてしまう。来店後にメッセージだけ送っても、既存の予約習慣は変わりません。目の前にいるうちに、次の予約手段を持ち帰ってもらうのが確実です。

この段階でやること

会計時の声かけ/カードやQRの用意/LINE公式アカウントへの誘導

04

逆転

リピートの大半が自社経由になったら、掲載プランを見直す

自社予約の比率が上がってきて初めて、掲載プランの縮小が検討できます。いきなり最下位プランや掲載停止にせず、一段ずつ下げて反応を見る。下げた月の新規件数がどう動いたかを記録しておけば、次の判断材料になります。ここまで来れば、選択肢を持った状態で交渉ができます。

この段階でやること

一段ずつ下げる/新規件数の変化を記録/繁忙期は動かさない

05

定着

新規の入口を、媒体以外にも増やしていく

最後の段階は、①新規集客の役割を少しずつ自分の側に寄せる作業です。Googleビジネスプロフィールの整備、自店サイトの記事、SNS、紹介の仕組み。どれも効き始めるまでに時間がかかるため、掲載を続けている今のうちから並行して育てておくのが正解です。

この段階でやること

ビジネスプロフィールの整備/紹介特典/SNSからの予約導線

HOW

リピーターに、予約手段を持ち替えてもらう

習慣を変えてもらう作業なので、一度の案内では動きません。重ねてください。

💳

会計の30秒を使う

「次回のご予約、こちらからでも取れるようになりました」と伝えながら、その場でQRを読んでもらう。お客様が財布を出している数十秒は、1日で最も確実に話を聞いてもらえる時間帯です。ここを使わずに、帰宅後のメッセージだけで移そうとすると、効率が何倍も落ちます。

💬

LINE公式アカウントを予約の入口にする

サロンのお客様にとって、アプリを新しく入れるのは負担です。すでに毎日開いているLINEから予約できる形にすると、移行の抵抗が一段下がります。友だち追加してもらえれば、次回以降の案内も直接届けられます。

🎴

紙のカードを1枚渡す

QRとURLを印刷した名刺サイズのカードを、会計時に渡します。デジタルだけで完結させようとすると、その場で登録しなかった人が二度と辿り着きません。財布に入るサイズの物理的な手がかりは、いまだに有効です。

🔔

次回予約のタイミングで思い出してもらう

前回の来店から一定期間が経ったお客様に、自社側から案内を送る仕組みを作ります。媒体のクーポン通知に思い出させてもらっている限り、予約は媒体に戻り続けます。思い出すきっかけを自分の側に持つことが、移行の本丸です。

🧾

店内に、予約方法を1か所だけ掲示する

鏡の前、レジ横、待合。あちこちに貼るより、必ず視線が止まる1か所に絞ったほうが読まれます。「電話・LINE・Web、どれでも取れます」と並べるより、いちばん移ってほしい導線を大きく出すのが要点です。

📅

施術中に次回日程を決めてしまう

美容室・まつげ・ネイルのように来店周期が読める業種では、施術中に「次は◯週間後ですね」と話して、その場で枠を押さえてしまう運用が最も強い。予約が入ってから予約手段の話をするのではなく、順番を逆にします。

PITFALLS

失敗する移行には、決まった形があります

相談を受けていて、繰り返し見かけるパターンです。

01

受け皿がないまま掲載を切る

「来月からやめます」と決めてから予約システムを探し始めると、準備が間に合いません。設定にもお客様への周知にも時間がかかります。順番は必ず、受け皿を作る → 並走する → 掲載を見直す、です。逆にすると、切った翌月の売上が読めなくなります。

02

規約を確認せずに案内を出す

媒体には掲載時のルールがあり、店舗ページの記載内容や、媒体経由のお客様への案内方法についても定めがあります。不明な点は、担当者に直接確認するのがいちばん確実です。知らずに触れてしまうと、掲載自体に影響が出る可能性があります。

03

自社予約のほうが使いにくい

媒体の予約画面は、相当な回数の改善を経て作られています。それに対して、自社側が「フォームに希望日時を書いて送信、後日こちらから返信」という形だと、お客様は戻っていきます。空き枠がその場で見えて、その場で確定する。ここを満たしていない移行は成立しません。

04

一度案内しただけで、伝わったと思う

人の予約習慣は、1回の案内では変わりません。3回目、4回目の来店でようやく「そういえばLINEから取れるんだった」となります。案内は仕組みにして、全員に、毎回、同じように行う。スタッフによって声かけの有無が違うと、移行率はそのまま落ちます。

05

繁忙期に切り替える

年末や新生活の時期に予約の仕組みを変えると、店側もお客様も混乱します。移行の作業は、来店が落ち着く時期に前倒しで済ませておく。繁忙期は、すでにできあがった仕組みを回すだけの状態にしておくのが安全です。

06

媒体をゼロにすることを目標にする

新規の入口として媒体が優秀であることは変わりません。目的は掲載をやめることではなく、払わなくてよかった手数料を減らすことです。掲載を残したまま利益率が改善するなら、それで十分に成功です。

REQUIREMENTS

移行先の予約システムに、最低限必要なもの

サロンの場合、一般的な予約フォームでは足りません。

01

担当者ごとの枠管理

指名で成り立っているサロンでは、店全体の空きではなく「その人の空き」を見せる必要があります。スタイリスト別にカレンダーが分かれ、指名の有無で選べること。ここが単一カレンダーだと、そもそも運用に乗りません。

02

メニューごとの所要時間

カットとカラーとパーマでは、押さえるべき時間が違います。メニューを選んだ瞬間に必要な時間が確保され、その分だけ後続の枠が埋まる仕組みが要ります。所要時間を人が計算している間は、ダブルブッキングが消えません。

03

同時進行の設計

カラーの放置時間に別のお客様のカットを入れる、といった重ね方はサロン特有です。「1枠1人」の単純なシステムでは、稼働率が落ちます。施術の工程を分けて枠を確保できるかどうかは、事前に必ず確認してください。

04

来店履歴とカルテ

移行の目的が費用削減だけなら、予約が取れれば十分です。しかし本当の狙いは再来率の向上にあるはずで、それには誰がいつ何をしたかの記録が自店側に貯まることが前提になります。媒体側にしか履歴がない状態は、資産が外にある状態です。

05

リマインドとキャンセル対応

前日の自動リマインドは、無断キャンセルを抑えるうえで基本の機能です。加えて、お客様が自分でキャンセル・変更できると、電話対応が大きく減ります。キャンセルが出た枠を、待っている人へ自動で回せる仕組みがあると、なお良い。

06

スマホでの見やすさ

サロンの予約は、ほぼすべてスマートフォンから入ります。パソコンで作った画面をそのまま縮めたようなページでは、途中で離脱されます。実際に自分のスマホで最初から最後まで予約してみて、指の動きだけで完了するかを確かめてください。

BUILD OR BUY

自社で作るという選択肢を、現実的に検討する

「専用のものを作れば理想どおりになる」——それは事実ですが、値札があります。

移行を考え始めた方から、「いっそ自分の店専用の予約システムを作ってもらえないか」というご相談をいただくことがあります。 使い方が完全に自店に合い、手数料の概念もなく、他店と同じ画面にもならない。発想としては正しいと思います。

ただ、ゼロから作る場合に必要になるのは、最初の開発費だけではありません。上に挙げた機能を一つずつ実装し、スマホでの見え方を詰め、通知が確実に届くようにし、 公開後もOSやブラウザの更新に合わせて直し続ける必要があります。予約システムは、作って終わりではなく、動き続けさせるものだからです。

観点ゼロから開発既製品+カスタマイズ
初期の負担大きい小さい
使い始めるまで数か月〜短期間
自店に合わせる自由度最も高い製品による(要確認)
公開後の保守自分で持つ提供側が持つ
機能追加都度、開発が必要標準機能なら即/個別は相談

「完成しているものを、自店に合わせて足す」という中間案

当社の予約・顧客管理システム「リピタス(RepiTas)」は、ここまで挙げた機能——担当者別の枠、メニュー別の所要時間、 Web予約とLINE予約、自動リマインド、来店履歴の記録——を最初から備えた状態でお渡しします。移行のたびに一から作る必要はありません。

そのうえで、当社が自社で開発している製品のため、「この店だけ、この受け方にしたい」という部分を追加で作り込むことができます。 施術工程に合わせた枠の取り方、独自の会員区分、既存のホームページのデザインに合わせた埋め込みなど、既製品では届かない部分をご相談いただけます。 ※内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。掲載を続けたまま並走で始められるため、移行の第1段階として置いてみる、という使い方ができます。

移行の進め方を相談する

RELATED

あわせて読みたい

SERIES TOP

リピタス(RepiTas)|予約システムの導入なら。電話対応の負担をなくす24時間自動受付

受付から確認連絡までを自動化する仕組みの全体像は、シリーズのTOPページでまとめて確認できます。

TOPページへ

TRY IT NOW

その場で、LINE予約を体験できます

下のスマホ画面は、お客様が実際にLINEから予約する画面のデモです。 メニュー・日時を選んで、予約完了まで実際にお試しいただけます。

※ ネイルサロン向けの画面例です。「LINE デモ花子」さんとして、予約完了まで実際に操作できます。
入力した予約はネイルサロンのデモサイトに実際の予約として登録され、管理画面から確認できます。
項目名・メニュー・配色は、お店に合わせてお作りします。

別タブで大きく体験する

FAQ

移行についてよくある質問

Q. 掲載を続けたまま、自社予約も併用できますか?
できます。むしろ、いきなり切り替えるより併用期間を設けるほうが安全です。ポイントは空き枠の管理を一本化することで、両方から予約が入っても同じ台帳に集まる状態にしておけば、二重予約は防げます。数か月並走させて自社経由の比率を見てから、掲載プランの判断をする流れをおすすめしています。
Q. 媒体経由で来たお客様を、自社予約に案内してもよいのでしょうか?
各媒体の掲載規約に定めがあるため、必ずご自身で最新の内容を確認してください。判断に迷う場合は、媒体の担当者に直接確認するのが確実です。一般論として、店頭での接客の中で自店の予約方法を案内すること自体は多くの店で行われていますが、規約は改定されることもあるため、確認を省かないでください。
Q. リピーターは、本当に自社予約に移ってくれますか?
一度の案内では移りません。会計時の声かけ、QRカード、LINEでの案内といった導線を重ねて、3〜4回の来店をかけて習慣が入れ替わっていくイメージです。逆に言えば、来店周期が短い業種ほど移行は早く進みます。案内をスタッフ個人の判断に任せず、全員が同じように行う運用にできるかが分かれ目になります。
Q. 移行すると、新規のお客様は減りませんか?
掲載プランを下げれば、媒体からの露出は減ります。だからこそ、掲載を維持したままリピートだけを移す段階を先に置き、そこで浮いた分を新規の入口づくり——ビジネスプロフィールの整備や自店サイトの充実——に回す進め方をおすすめしています。掲載の見直しは、自社の入口が育ってきてからでも遅くありません。
Q. 予約システムを入れるのに、どれくらい時間がかかりますか?
メニューや担当者の設定量によりますが、一般的な規模のサロンであれば、必要な情報がそろっていれば短期間で公開できます。時間がかかるのはシステム側ではなく、メニューの整理や所要時間の見直しといった店側の準備であることが多いです。移行を決めた時点で、まずメニュー表と所要時間の一覧を作っておくと、その後がスムーズになります。
LINEで移行の相談をする