リピタスRepiTas|古着屋 仕入れの方法
仕入れ・開業を相談
🧥 古着屋開業ガイド|仕入れ編
古着屋の利益は「どこから、いくらで、どんな状態で仕入れるか」でほぼ決まります。古物市場・卸・海外買付・買取・フリマ——5つのルートを、原価・ロット・目利きの難度・当たり外れの観点で整理しました。
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主要な仕入れルート
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必須の古物商許可
複線
安定調達のコツ
WHY SOURCING MATTERS
古着は一点物です。新品アパレルのように「売れたら同じものを追加発注」ができないため、仕入れの段階で原価・状態・数量・ジャンルの当たり外れがそのまま利益に直結します。売れ筋を安く・良い状態で・欲しい量だけ引けるかどうか——ここが古着屋の実力です。
仕入れルートには、それぞれ原価の安さ・まとめ買いの単位(ロット)・目利きの難しさ・当たり外れの大きさという長所と短所があります。どれか一つに絞るのではなく、複数を組み合わせて「安定して良品が入る状態」をつくるのが基本方針です。
このページでは、主要な5つのルートを一つずつ掘り下げ、比較表で全体像を俯瞰したうえで、未経験からの始め方と検品・値付けの実務までを整理します。※相場・卸値・当たり外れは、市場・時期・ジャンル・為替により大きく変動します。以下はあくまで一般的な傾向です。
SOURCING ROUTES
原価が安いほど目利きと当たり外れのリスクが大きくなる——このトレードオフを押さえて選びます。
古物商が参加する会員制のオークション市場で、まとまった数を市場価格で仕入れられるのが魅力。原価は比較的抑えやすい一方、その場で状態と相場を瞬時に判断する目利きが求められます。参加には古物商許可が前提で、市場によっては会員の紹介や入会審査を要することもあります。相場観のない初期は「見学・少額から」が無難です。
古着を専門に扱う国内の卸業者から、ロット(まとめ売りの単位)やアソート(ジャンル・アイテムの詰め合わせ)で仕入れる方法。市場より手続きが分かりやすく、ジャンルや状態のグレードを指定できる業者も多いため、初心者が最初に組み込みやすいルートです。そのぶん原価は市場より上がりやすく、業者ごとの得意ジャンルと品質の見極めが肝心です。
アメリカやヨーロッパから直接買い付ける、または輸入する方法。ベール(圧縮梱包の大口単位)でまとめて仕入れると1点あたりの原価は下げやすい反面、中身を選べず当たり外れが大きいのが特徴です。現地渡航には旅費と語学・目利き、輸入には関税・送料・輸入代行のコストと時間がかかります。上級者向けですが、独自の品揃えで差別化しやすいルートでもあります。
自分の店で一般のお客様から中古衣料を買い取る方法。まさに古物商許可の本領で、買取価格を自分で決められるため原価が読みやすく、粗利をコントロールしやすいのが最大の利点です。地域の常連が持ち込む「その街ならではの品」も集まります。ただし査定の基準づくり、真贋・状態の見極め、本人確認や古物台帳の記録といった運用体制が必要になります。
フリマアプリやネットオークション、リユースのセール等で1点〜少量ずつ仕入れる方法。少額で始められ、新しいジャンルの売れ行きを試す「テスト仕入れ」に向きます。反面、1点あたりの原価は高くなりがちで、量をそろえる主力ルートには不向き。写真だけで状態を判断するリスクもあるため、あくまで補助的な位置づけで使うのが現実的です。
COMPARISON
原価が安いルートほど、目利きと当たり外れのリスクが上がる関係にあります。
| 仕入れルート | 原価 | ロット | 目利き難度 | 古物商許可 | 初心者向き | 当たり外れ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 古物市場 | 安め | 中〜大 | 高い | 必須(参加要件) | △ | 中〜大 |
| 国内卸業者 | 中 | 中〜大 | 中 | 要(転売するため) | ◎ | 中 |
| 海外買付・輸入 | 安め(ベール) | 大 | 高い | 要(転売するため) | △ | 大 |
| 店舗・宅配買取 | 読める(自店設定) | 1点〜 | 中〜高 | 必須(買取行為) | ○ | 中 |
| フリマ/ネット | 高め | 1点〜少量 | 低〜中 | 要(転売するため) | ◎ | 小〜中 |
※ 評価は一般的な傾向をもとにした整理で、実際の原価・ロット・当たり外れは市場・業者・時期・ジャンル・為替により大きく異なります。「向き・不向き」は判断のための目安としてご覧ください。
LICENSE & SOURCING
古着=中古の衣類を仕入れて転売する事業には、古物商許可が必要です。これは仕入れルートを選ぶ前段の「前提条件」。とくに次の2つの場面で、許可がないと仕入れそのものができません。
許可は営業所を管轄する警察署(公安委員会)へ申請し、交付まで日数がかかります。仕入れルートの開拓と並行して、早めに申請を進めておくのが安全です。手続き・様式の詳細は公式情報で確認してください。
🔗 警視庁:古物営業の手続き※ 申請先・様式・要件は地域の管轄窓口や制度改定により異なります。上記は代表例です。開業前に必ず営業所を管轄する警察署へご確認ください。
FOR BEGINNERS
いきなり大口で買わない。小さく試して、売れ行きを見て量を調整するのが鉄則です。
最初から一つのルートに大金を投じないこと。まずは国内卸やフリマで少量を仕入れ、売れ行きを見ながら市場や買取へ広げます。複数ルートを持つと、どこかが不調でも品揃えが途切れません。
大量に流通する「レギュラー古着」と、希少価値で値がつく「ヴィンテージ」では、原価も目利きも値付けも別物です。まずは回転の速いレギュラーで運営を安定させ、ヴィンテージは知識がついてから比率を上げるのが安全です。
仕入れた一点ごとに、汚れ・ダメージ・サイズ・年代・真贋を確認し、状態と相場から値付けする。この検品→値付けの精度が上がるほど、返品や売れ残りが減り、粗利が安定します。
古着は現金を在庫に変える商売です。売れずに滞留する在庫は、そのぶん次の仕入れ資金を寝かせます。月の在庫回転を見ながら、売れ筋ジャンルを増やし、動かない仕入れを絞る——この調整を続けることが利益の源泉です。
💡 「安く大量に」より「売れる分だけ良品を」
原価だけを追ってベールや大口ロットに飛びつくと、売れない在庫を大量に抱えるリスクが高まります。回転する良品を、必要な量だけ、複数ルートから——この積み重ねが、資金を寝かせない古着屋の基本です。
INSPECTION
仕入れた良品も、検品が甘いと返品・クレーム・値下げにつながります。
※ 真贋判定やブランド品の取り扱いには専門知識を要します。判断に迷う品は、鑑定サービスや経験者の助言も活用してください。
FAQ
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コンセプト設計・古物商許可・資金・EC併売・集客まで——古着屋開業の流れを6ステップでまとめています。仕入れと合わせて、開業の全体像を確認してください。
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