リピタス 開業を相談

INTRODUCTION

古着屋は「仕入れ力」と「世界観」で決まる

古着屋は新品を扱うアパレルと違い、同じ商品が二つとない一点物を売る商売です。 仕入れた一着一着の状態を見極め、「どこで・いくらで仕入れ、いくらで売り、どれだけの速さで回すか」という 仕入れと値付け・在庫回転の設計が、そのまま利益を左右します。

そして古着屋ならではの最重要ポイントが古物商許可。 中古品を仕入れて売る以上、営業開始前に所轄の警察署(公安委員会)から許可を得ることが法律で義務づけられています。 許可を主役に据えつつ、アメカジ・ヴィンテージ・ミリタリー・レディース古着といったジャンルの世界観づくりと、 店頭とネットの両輪で売る仕組みまで、このページで順番に手順化します。

STEP BY STEP

古着屋 開業までの6ステップ

準備期間の目安は2〜4ヶ月。古物商許可は申請から交付まで40日前後かかるため早めに動きます。

01
2〜4ヶ月前

コンセプト・ジャンル設計

アメカジ・ヴィンテージ・ミリタリー・ヨーロッパ古着・レディースなど、扱うジャンルと価格帯を決めます。ターゲット層(学生中心か、こだわり層か)と客単価を言語化し、店の世界観・内装トーン・想定坪数を固めることが、後の仕入れ基準になります。

  • 扱うジャンルと価格帯を決める
  • ターゲットと客単価を言語化
  • 店の世界観・内装トーンを設計
02
2〜3ヶ月前

事業計画・資金調達

初期在庫の仕入れ費と運転資金(最低3〜6ヶ月分)を含めた総投資額を算出。粗利率(古着は50〜70%が目安)と月の在庫回転数から損益計画を作り、日本政策金融公庫などの創業融資を検討します。自己資金は総投資額の3分の1が目安です。

  • 初期在庫費+運転資金を試算
  • 粗利率と在庫回転で損益計画
  • 公庫の創業融資・自己資金1/3を準備
03
1〜2ヶ月前

古物商許可の申請

中古品販売に必須。所轄の警察署(生活安全課)へ事前相談し、住民票・誓約書・略歴書・営業所の賃貸契約書などを添えて申請します。交付まで40日前後かかるため、この段階で必ず着手します(下の「必要な資格・届出」参照)。

  • 警察署(生活安全課)へ事前相談
  • 必要書類をそろえて申請
  • 交付まで約40日を見込んで逆算
04
1〜2ヶ月前

物件・仕入れルートの確保

立地(路面店か2階物件か)と坪数を検討しつつ、仕入れルートを開拓します。古物市場(古物商許可がないと参加不可)、個人からの買取、卸業者、海外バイイングを組み合わせ、ジャンルに合った初期在庫を確保します。

  • 立地・坪数と什器レイアウトを検討
  • 古物市場・買取・卸の仕入れ先を開拓
  • ジャンルに合う初期在庫を仕込む
05
2〜4週間前

値付け・在庫管理・EC準備

仕入れ値・状態・相場から一点ごとに値付けし、在庫を台帳やアプリで管理。店頭什器とタグを整えると同時に、フリマアプリ・ネットショップでの併売を準備し、撮影・採寸・説明文のフォーマットを固めます。

  • 一点ごとに値付けと在庫登録
  • 店頭什器・タグ・什器を整備
  • EC併売の撮影・採寸ルールを準備
06
直前〜当日

プレオープン・集客

知人を招いた内覧で導線と会計を検証。Googleビジネスプロフィールを登録し、Instagramで入荷スナップやコーデを発信、地図アプリとハッシュタグで見つけてもらう導線を用意します。来店客をLINE登録につなげて本番オープンです。

  • 内覧で導線・会計を検証
  • Googleビジネス/Instagramで発信
  • LINE登録・入荷案内の導線を設置

COST

古着屋の開業に必要な資金の目安

坪数と初期在庫のボリューム、出店形態で初期費用は大きく変わります。

出店形態(10坪前後想定)必要資金の目安
小型路面店・居抜き+EC併売200万〜400万円
好立地・内装や在庫を充実させる場合400万〜600万円

💡 「初期在庫」と「運転資金」を厚めに見ておく

古着屋は物件・内装・什器のほかに、開店時に棚を埋める初期在庫の仕入れ費がまとまって必要です。さらに売上が安定するまでの家賃・仕入れをまかなう運転資金を3〜6ヶ月分持っておくと安心。EC併売から小さく始めれば初期費用を抑えられます。自己資金は総投資額の3分の1程度あると、日本政策金融公庫などの創業融資が通りやすくなります。

LICENSE

古着屋の開業に必要な資格・届出一覧

主役は古物商許可。交付まで日数がかかるので最優先で動きましょう。

📋古物商許可【最重要】

提出先:所轄の警察署(公安委員会)

中古品を仕入れて売る古着屋には必須。営業所を管轄する警察署の生活安全課へ申請し、交付まで40日前後かかります。無許可営業は罰則の対象。古物市場への参加にもこの許可が必要です。

🔗 警視庁:古物営業の手続き

📋古物商許可(申請様式・全国)

提出先:警察庁(各都道府県警経由)

申請書の様式や手続きの全国的な案内は警察庁のページで確認できます。実際の申請・提出先は営業所を管轄する警察署です。

🔗 警察庁:古物営業法の様式

📋個人事業の開業届

提出先:管轄の税務署

開業から1ヶ月以内に提出。青色申告承認申請書も同時に出すと節税につながります。

🔗 国税庁:開業届の案内

📋特定商取引法に基づく表示

提出先:(ネット販売時)自社ECサイト等

フリマアプリやネットショップで販売する場合、事業者名・所在地・連絡先などの表示義務があります。ECを併売するなら準備しておきます。

🔗 消費者庁:通信販売の表示

📋古物営業の標識・帳簿の備付け

提出先:店舗(営業所)内

許可取得後は、店内に古物商の標識(プレート)を掲示し、取引を記録する帳簿(古物台帳)を備え付ける義務があります。

📋(該当時)防火・消防の届出

提出先:管轄の消防署

建物や規模により防火対象物使用開始届などが必要な場合があります。内装工事前に管轄消防署へ確認しておくと安心です。

※ 手続きの詳細・様式は地域の管轄窓口により異なります。公式リンクは代表例です。開業前に必ず管轄の警察署・税務署・消防署へご確認ください。

SUCCESS TIPS

続く古着屋になるための4つのポイント

仕入れ・値付け・回転・発信の4点で差がつきます。

🔍

仕入れルートを複線化する

古物市場・個人買取・卸・海外バイイングを組み合わせ、ジャンルと相場に合った良品を安定確保。一つの仕入れ先に依存しないことが品揃えの生命線です。

🏷️

値付けと在庫回転を数字で見る

仕入れ値・状態・相場から適正価格を設定し、売れ残りは値下げやセールで回す。滞留在庫を減らし、月の在庫回転数を意識して現金を寝かせないことが利益に直結します。

🛒

店頭とECを併売する

店頭は世界観、ECは商圏拡大。同じ在庫をフリマアプリやネットショップにも並べれば、地元だけに頼らず全国の客に売れます。

📸

世界観をSNSで発信する

入荷スナップやコーデ提案をInstagramで継続発信し、ファンをつくる。Googleビジネスプロフィールの整備は「近くの古着屋」で見つけてもらう来店動線として必須です。

AFTER OPENING

開店後は「常連」と「入荷案内」で伸びる

一点物の古着屋は、「あの店の入荷が気になる」常連がつくと強い。 新しい入荷をいち早く届け、買取や取り置きの相談を受けられる仕組みを開業準備と並行して用意しておくと、 オープン直後のファンがそのまま定着につながります。

📢

入荷・セールをLINEで即配信

新入荷やジャンル別のおすすめ、セール情報を友だちへ一斉配信。一点物だからこそ「早い者勝ち」の来店動機をつくれます。

💬

買取・取り置きの相談を受ける

LINEやフォームから買取査定や取り置きの相談を受付。問い合わせを取りこぼさず、次の仕入れにもつなげられます。

🎂

来店・購入履歴でおもてなし

好みのジャンルや購入履歴を記録し、常連に合った入荷を案内。一見客に頼らない、通いたくなる関係づくりを支えます。

リピタス(RepiTas)

顧客管理・LINE配信・予約をまとめて使えるリピタス(RepiTas)が、入荷案内の配信や買取相談の受付、常連づくりのお手伝いをします。 初期費用0円〜・月額11,000円〜。物件探しの段階からのご相談も無料です。

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FAQ

古着屋開業・よくある質問

古着屋の開業資金はいくら必要ですか?
10坪前後の小型店で、居抜き+EC併売なら200万〜400万円、好立地で内装や在庫を充実させる場合は400万〜600万円が目安です。物件・内装・什器に加え、棚を埋める初期在庫の仕入れ費と、運転資金3〜6ヶ月分を見込んでおくと安心です。ECから小さく始めれば初期費用を抑えられます。
古着屋の開業に古物商許可は必要ですか?
必要です。中古品(古着)を仕入れて販売する事業には、営業所を管轄する警察署(公安委員会)の古物商許可が法律で義務づけられています。無許可営業は罰則の対象です。交付まで40日前後かかるため、開業準備の早い段階で申請しましょう。
古着の仕入れはどこでするのですか?
古物市場(古物商許可があれば参加可)、個人からの買取、古着卸業者、海外バイイング(アメリカやヨーロッパでの現地買い付けや輸入)などが主な仕入れ先です。扱うジャンルと相場に合わせて複数のルートを組み合わせ、良品を安定して確保するのがポイントです。
未経験でも古着屋を開業できますか?
可能です。ただし古着屋は仕入れの目利き、状態を踏まえた値付け、売れ残りを出さない在庫回転が利益を左右します。市場相場を学びながら小さく始め、店頭とECを併売して現金を寝かせない運営を身につけることが、未経験からの成功のカギです。
開業後にリピーターや常連を増やすには?
入荷やセール情報をLINEで配信し、一点物ならではの「早い者勝ち」の来店動機をつくるのが有効です。顧客管理システム「リピタス」を使えば、入荷案内の一斉配信や買取・取り置きの相談受付、購入履歴に合わせた案内までまとめて行えます。
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