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ISSUE

このレンタルが、他と違うところ

一般的なレンタカーの感覚で設計すると、必ず穴が出ます。

在庫が「日」ではなく「期間」

7月20日から23日まで、という4日間を連続で押さえる必要があります。途中の1日でも他の予約が入っていれば、成立しません。1日単位で空きを見る仕組みでは、この判定ができません。

返却後、すぐには次に貸せない

清掃、給排水タンクの処理、燃料、消耗品の補充、点検。車両によっては半日から1日かかります。この時間を在庫から引いておかないと、返却当日に次の予約を受けてしまいます。

受け渡しに時間がかかる

設備の使い方説明、傷のチェック、書類、免許確認。1件あたり30分から1時間。同じ時刻に2件の出発を入れると、片方を待たせます。

台数が少なく、代替が効かない

1台しかない車種でキャンセルや故障が起きると、振り替え先がありません。ダブルブッキングが起きた時点で、どちらかを断ることが確定します。

繁忙期が極端に偏る

連休、夏休み、紅葉の時期。その数週間で年間売上の相当部分が決まるため、繁忙期の1件を落とす損失が大きくなります。

問い合わせが多く、しかも長い

ペットは乗せられるか、何人まで寝られるか、この免許で運転できるか。1件の問い合わせに10分以上かかることも珍しくありません。

REQUIREMENTS

この業態で、外せない条件

ここが満たせないシステムは、遅かれ早かれ手作業に戻ります。

📆

期間で在庫を押さえられる

出発日と返却日を指定したとき、その間のすべての日が空いている車両だけを候補に出す。この判定を自動でやってくれるかどうかが、最初の分かれ目です。

🧹

整備・清掃のバッファーを自動で挟む

返却の翌日は貸し出せない、という設定を車両ごとに持たせる。人が覚えておく方式は、繁忙期に必ず破綻します。

🚙

車両1台ずつを別在庫として扱う

同じ車種でも、装備の違いで貸せる相手が変わります。「車種で3台」ではなく「この号車」で管理する必要があります。

受け渡し枠を別に持てる

出発と返却の時間帯にも、対応できる件数の上限があります。車両の空きと、スタッフの空きは別の在庫です。

🧾

事前に条件を確認できる

免許区分、運転者の年齢、ペット同伴、喫煙、行き先。申込フォームで先に聞いておけば、後から断る事態が減ります。

💳

キャンセル規定を明示できる

高単価かつ繁忙期集中の商材では、キャンセル料の規定が実務上必要です。予約時点で同意を取れる形にしておくと、後のやり取りが穏やかになります。

汎用の予約システムでこの業態がうまくいかないのは、多くが「1日の中の時間枠」を管理する前提で作られているからです。日をまたぐ在庫、返却後のバッファー、車両ごとの個体差。この3つを同時に扱える設計かどうかを、最初に確かめてください。

INQUIRY

問い合わせの大半は、先回りできる

同じ質問を何度も受けているなら、それは設計で消せます。

よく来る質問先回りする方法
この日、空いていますか空き状況カレンダーを車両ごとに公開する
普通免許で運転できますか車両ページに必要免許を明記し、申込時に確認項目を置く
何人乗れて、何人寝られますか乗車定員と就寝定員を分けて表示する
ペットは乗せられますか車両ごとに可否を持たせ、不可の車両は候補から外す
総額はいくらになりますか日数・オプション・保険を選ぶと概算が出る形にする
出発は何時からですか受け渡し可能な時間帯を、予約画面で選ばせる

この業態の問い合わせは「調べれば分かるが、書いていないから聞く」ものが大半です。予約画面で答えを出しておけば、電話は本当に判断が必要な件だけになります。少人数で回している事業者ほど、この効果は大きくなります。

CRM

レンタルは、意外とリピートする商売です

一度使った人は、2回目のハードルが低い

初回は不安で問い合わせが多いのに、2回目からは即決になります。利用履歴が残っていれば、その人に合った車両を先に案内できます。

季節性のあるリピートが読める

夏に使った人は、翌年の夏も検討します。1年前の利用者に、繁忙期の予約開始を先に知らせるだけで、埋まり方が変わります。

トラブルや傷の記録が引き継げる

前回の返却時に何があったか。担当者が変わっても対応の質が保てます。高額な車両を貸す以上、ここは省けません。

法人利用は、特に記録が効く

特殊車両を扱う場合、法人の定期利用が売上の柱になります。担当者・使用目的・過去の条件が残っていれば、次の見積もりが早くなります。

私たちの予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)は自社で開発しているため、日をまたぐ在庫の押さえ方、返却後のバッファー、車両1台ごとの個体管理、受け渡し枠の上限といった条件に合わせて設計できます。既製のレンタカー向けサービスで合わなかった部分だけを作り込む、という進め方も可能です。

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FAQ

よくある質問

Q. 台数が5台以下でも、システムを入れる意味はありますか?
むしろ少台数のほうが効きます。1台のダブルブッキングが売上に占める割合が大きいからです。管理する対象が少ないぶん、導入も短期間で済みます。
Q. 返却が遅れることがあります。
返却予定時刻を過ぎた場合の扱いを、あらかじめ規定として決めておくのが基本です。システム側では、次の予約との間に余裕を持たせる設定で吸収します。
Q. オプション品の貸し出しも管理できますか?
テーブル、チェア、電源、寝具といった備品を、車両とは別の在庫として持たせられます。数に限りがあるものは、上限を超えた申込を受け付けない形にできます。
Q. 料金がシーズンで変わります。
期間ごとに料金を設定し、選んだ日程に応じて自動で計算する形にできます。連泊割引や長期料金も、条件として組み込めます。
Q. 免許証の確認は、どうすればいいですか?
予約時に画像を提出してもらう運用が可能です。ただし本人確認は現地での目視も併用するのが安全で、事前提出は「当日の時間短縮」として位置づけるほうが実務に合います。
Q. 既にレンタカー向けのサービスを使っています。
日をまたぐ在庫と返却後バッファーが正しく扱えているなら、無理に替える必要はありません。合わないと感じている具体的な場面を挙げていただければ、作り替えるべき範囲を一緒に見ます。

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