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INTRO

店舗の予約とは、要るものが違います

イベントやセミナーの受付を、無料のフォームツールで済ませている主催者は多いと思います。実際、申込を集めるだけならそれで足ります。 問題は、申込が集まった後に人力の作業が大量に発生することです。

定員を超えた申込を手作業で断る。前日にリマインドを一人ずつ送る。当日は印刷した名簿から名前を探す。欠席者を後から突き合わせる。 終わったあと、アンケートの結果と参加者リストが別のファイルに散らばる。この一連が、毎回ゼロからやり直しになっています。

イベント受付に固有の要件

  • 定員という上限がある——先着で締め切り、超えたらキャンセル待ちへ回す必要がある
  • 申込者と参加者が違うことがある——1名の申込で3名が来場する
  • 無料イベントは欠席率が高い——申込100名で来場60名、ということが普通に起きる
  • 当日の受付に時間制約がある——開始直前に人が集中する
  • 終了後のリストが目的であることが多い——イベント自体が手段のケース

PHASE 1

申込フェーズ:集めながら、選別しない

項目を増やせば情報は集まりますが、その分だけ申込は減ります。

01

入力項目は、当日に必要なものだけ

所属、役職、参加動機、課題、予算感——聞きたいことは山ほどありますが、フォームの項目が増えるほど途中離脱が増えます。当日の運営に必要なもの(氏名・連絡先・人数)だけを必須にして、それ以外は任意か、参加確定後の別アンケートに回すほうが、結果的に集まる情報は多くなります。

02

定員に達したら、自動で締め切る

手作業で締め切っていると、超過した申込を個別に断る作業が発生します。定員に達した時点で自動的に受付を止め、その先はキャンセル待ちへ流す。この切り替えが自動なら、深夜に定員が埋まっても対応は不要です。

03

キャンセル待ちを、最初から用意する

人気の回は必ず溢れます。「満席」で終わらせると、その人たちの連絡先が残りません。キャンセル待ちに登録してもらえば、空きが出たときに案内できるうえ、次回開催の告知先にもなります。断ることを、見込み客の獲得に変えられます。

04

同伴者の人数を、申込時に取る

1件の申込=1名とは限りません。席数・資料・軽食の準備は、申込件数ではなく来場人数で決まります。申込フォームに人数の欄がないと、当日になって席が足りない、という事態が起こります。

05

複数の日程・回を、1か所で見せる

同じ内容を複数回開催する場合、日程ごとに別のフォームを作ると管理が煩雑になります。一覧から回を選んで申し込む形にすると、空いている回に人が流れます。満席の回しか見えないと、そのまま離脱されます。

06

確認メールに、必要な情報を全部入れる

日時、場所、地図、持ち物、開始時刻、キャンセルの連絡先。申込直後の確認メールは、参加者がいちばん確実に読むメッセージです。ここに情報を集約しておけば、「場所はどこですか」という問い合わせが激減します。

PHASE 2

開催までの期間:来場率を上げる

申込から当日までが長いほど、忘れられます。この期間の設計が来場率を決めます。

📩

リマインドは2回

1週間前と前日。1週間前は予定を確保してもらうため、前日は当日の行動を確定させるためです。前日の連絡には、開始時刻・最寄り駅からの経路・受付開始時刻を入れます。手作業で送っていると回数を増やせませんが、自動なら何回でも同じ手間です。

🔗

キャンセルの導線を、あえて出す

「来られなくなったらこちらから」と明示すると、無断欠席が減ります。連絡しづらいから黙って来ない、という人が一定数いるからです。キャンセルが早く分かれば、待っている人に席を回せます。隠すより出すほうが得です。

💳

有料イベントは、事前決済を検討する

当日払いにすると、欠席の心理的コストがゼロになります。事前に決済されていれば、来場率は明確に上がります。無料イベントでも、少額の資料代を設定するだけで欠席率が変わる、というのはよく知られた話です。

📱

LINEで届ける

メールのリマインドは、開かれないまま埋もれます。申込時にLINEでつながっておけば、通知が確実に目に入ります。加えて、終了後の案内や次回の告知も、同じ経路で届けられるようになります。

📊

申込の推移を見て、追加集客を判断する

開催の2週間前で定員の3割しか埋まっていないなら、そこで手を打つ必要があります。締切直前に気づいても間に合いません。申込数が日次で見える状態にしておくと、追加告知のタイミングを逃しません。

🔁

キャンセルが出たら、待っている人へ

定員に達して断った人がリストにいるなら、キャンセルが出た時点で案内します。手作業だと「そういえば待っている人がいた」で終わりますが、自動なら数秒で通知が飛びます。席の埋まり方が変わります。

来場率は、事前に見積もれます

何度か開催していれば、申込数に対する来場率のおおよその値が分かります。この数字を持っていると、定員に対して何件の申込を集めるべきかが逆算できます。 無料か有料か、平日か休日か、オンラインか会場か——条件ごとに数字が違うため、記録を残して条件別に把握しておくと、次回の集客目標が具体的になります。

PHASE 3

当日:受付で詰まらせない

開始15分前に人が集中します。ここの処理速度が、体験の第一印象になります。

📱

QRコードで受付を通す

申込時に発行したQRコードを提示してもらい、読み取るだけで受付完了にします。名簿から名前を探す作業がなくなり、1人あたりの受付時間が大きく短縮されます。紙の名簿と違い、複数の受付ラインを同時に立てても重複しません。

👀

出席状況が、その場で分かる

誰が来て誰が来ていないかがリアルタイムで見えると、開始時刻の判断ができます。「あと5名待ちましょう」なのか「揃ったので始めましょう」なのか。紙の名簿では、集計が終わるのは終了後です。

🖨

紙の名簿も、併用でいい

通信が不安定な会場もあります。印刷した名簿を保険として持っておき、通常はQRで回すという二段構えが現実的です。どちらか一方に賭ける必要はありません。

🙋

当日申込にも対応できるようにする

会場に来て「参加できますか」と聞かれる場面があります。その場で申し込んでもらえる導線(QRを掲示するなど)があると、断らずに済みます。連絡先も記録に残るため、後のフォローにもつながります。

📝

アンケートは、その場で取る

終了後にメールでアンケートを送っても、回答率は大きく落ちます。会場でQRを読んでもらい、その場で回答してもらうほうが集まります。回答と参加者情報が紐づいていれば、後の分析にも使えます。

PHASE 4

終了後:ここが、本当の目的地です

イベントを開く理由は、たいてい「その後」にあります。

セミナーや説明会を開催する目的は、当日の満足度そのものではなく、関心のある人と接点を持ち、次につなげることであることが多いはずです。 にもかかわらず、終わった瞬間に名簿が表計算ファイルの中で眠り、半年後には誰も開かない——これが最もよくある損失です。

区分状態次にすること
参加した最も関心が高い個別の案内・次のステップの提示
申し込んだが欠席関心はある資料の送付・次回開催の優先案内
キャンセル待ちのまま機会がなかっただけ次回の先行案内
複数回参加最も可能性が高い個別に接触する
01

参加者と欠席者を、分けて扱う

この2つを同じリストに入れて同じメールを送ると、どちらにも刺さりません。参加した人には当日の内容を踏まえた連絡を、欠席した人には資料と次回の案内を。受付システム上で出欠が記録されていれば、この仕分けは自動でできます。

02

参加履歴を、人単位で積み上げる

イベントごとにファイルを分けていると、「この人は3回来ている」という事実が見えません。同じ人の参加履歴が1か所に貯まると、関心の強さが可視化されます。誰に個別に声をかけるべきかが、感覚ではなく記録から決まります。

03

次回の告知先が、自動的に育つ

1回ごとにリストを作り直すのではなく、過去の参加者・欠席者・キャンセル待ちが蓄積されていく形にします。回を重ねるほど、告知にかかる労力が減り、集客が楽になります。これが、受付システムを入れる最大の見返りです。

04

アンケートの回答を、参加者情報と紐づける

匿名のアンケート結果は集計にしか使えません。誰がどう答えたかが分かれば、関心の高い人を特定して個別に対応できます。取得の目的と使い方は、申込時に明示しておいてください。

CHOOSE

選ぶときに見る、5つの点

定員とキャンセル待ちが、自動で回るか

手作業が残る仕組みだと、深夜や休日の申込に対応できません。

申込者の情報が、イベントをまたいで残るか

1回ごとに切り離される仕組みでは、リストが育ちません。

通知の手段を選べるか

メールだけでなく、LINEでも届けられるか。到達率が変わります。

当日の受付を、実際に回せるか

QRの読み取り速度、複数受付、オフライン時の代替手段。

自分たちの運営に合わせて調整できるか

独自の申込条件、限定公開、会員種別ごとの扱いなど。

運営の形に合わせて作れます

当社の予約・顧客管理システム「リピタス(RepiTas)」は、Web申込とLINE申込、定員管理、自動確認、 リマインド、参加者ごとの履歴管理を備えています。自社で開発しているため、 回ごとの定員設定、同伴者の人数管理、当日受付の運用、会員種別による申込条件の出し分けなど、イベントの形に合わせた調整をご相談いただけます。 ※内容により別途費用と期間が必要です。

料金は月額11,000円〜、初期費用0円〜。単発のイベントよりも、継続的に開催していく主催者の方に向いています。 回を重ねるほど、参加者のリストが資産として積み上がっていきます。

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FAQ

イベント受付について、よくある質問

Q. 無料のフォームツールとは、何が違いますか?
フォームツールは申込を集めるところまでを担当します。定員に達したときの自動締切、キャンセル待ちへの振り替え、リマインドの自動送信、当日の出欠記録、イベントをまたいだ参加履歴の蓄積——このあたりは受付システム側の機能になります。開催が単発なら前者で足りますが、継続的に開催するなら後者のほうが、回を重ねるほど楽になります。
Q. オンライン開催にも使えますか?
使えます。申込を受けて、確認メールに視聴用のURLを入れて送る、という流れになります。会場開催と違って受付の作業がない代わりに、欠席率が上がりやすい傾向があるため、リマインドの設計がより重要になります。会場開催とオンラインの両方を同時に募集する場合は、それぞれの定員を別に管理できる形にしておくと運営が楽です。
Q. 当日、通信が不安定な会場でも大丈夫ですか?
会場によっては電波が届きにくいことがあります。事前に印刷した名簿を用意しておき、通常はQRで受付し、通信が不安定なら紙で対応する、という併用が現実的です。どちらか一方に依存しない運用にしておくことをおすすめします。
Q. 申込時に集めた個人情報は、どう扱えばいいですか?
取得の目的(当日の運営、次回開催の案内など)を申込時に明示し、その範囲で使うのが基本です。イベント終了後も連絡を続ける場合は、その旨も含めて同意を得ておく必要があります。運用のルールは主催者側で決めていただく前提ですが、システム側で同意の取得や配信停止の受付を組み込んでおくと、後の管理が楽になります。
Q. 参加費の事前決済にも対応できますか?
対応の可否は構成によります。事前決済を入れると来場率が上がる一方、返金対応のルールを決めておく必要があります。キャンセル可能な期限、期限後の扱い、振替の可否をあらかじめ決めて申込画面に明示しておくと、当日のトラブルを避けられます。詳しくはご相談ください。
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