リピタス 常連づくりを相談

INTRODUCTION

落ちているのは「満足度」ではなく「接点」

新しく来てくれたお客様のうち、2回目も来てくれる人は一部——これはどんな繁盛店でも起きていることです。 重要なのは、その落差の原因です。アンケートを取ると「また行きたい」と答えた人でも、実際には戻ってこないことが珍しくありません。 つまり、「満足したかどうか」と「もう一度来るかどうか」は、別の問題なのです。

もう一度来るかどうかを決めるのは、日常の中でお店を「思い出す機会」があるか、そして思い出したときに「行く理由」があるか。 どちらも、お店側から設計できます。まずは、常連が増えないお店に共通する4つの構造的な原因から見ていきましょう。

4 REASONS

常連客が増えないお店に共通する4つの原因

どれも「お店の努力不足」ではなく「設計の欠落」です。だから、仕組みで直せます。

こちらから連絡する手段がない

お客様がお店を出た瞬間、お店側から届けられる接点はゼロになります。再来店は、お客様の記憶だけが頼り。LINEの友だち追加や会員登録など「つながる仕組み」がなければ、どれだけ満足してもらっても、次の来店は運まかせです。

再来の「きっかけ」を渡していない

「またお越しください」という挨拶だけでは、人は動きません。次回予約の提案、メンテナンスや食べ頃の時期の案内、次に試してほしいメニュー——「次はいつ・何のために来るか」が具体的になって初めて、再来店は行動になります。

初回体験が「一見さん向け」で終わる

お名前も好みも聞かず、記録もしない。すると2回目に来てくれた貴重なお客様を、また「初めての人」として迎えることになります。「覚えてもらえている」という体験こそ、通う理由の中で最も強いもののひとつです。

不満ではなく、単純に忘れられている

来なくなったお客様の多くは、怒っているわけではありません。日常が忙しく、選択肢として思い出さなくなっただけです。逆に言えば、適切な頻度で接点を持ち続けるだけで、「たまたま思い出したお店」ではなく「いつもの選択肢」に残れます。

STEP BY STEP

再来店が生まれる仕組みを作る5ステップ

4つの原因を、来店の流れに沿ってひとつずつ塞いでいきます。

01
つながる

帰る前に「連絡手段」でつながる

すべての起点はここです。会計時に「次回のご予約やお得な情報はLINEでお送りしています」と案内し、友だち追加や会員登録をお願いします。ポイントは会計動線への組み込み。スタッフの気分次第ではなく、レジ横のPOPと決まった声かけで、全員に同じようにご案内します。

  • 友だち追加の声かけを会計の手順に組み込む
  • レジ横・テーブルにQRコードを設置
  • 「追加すると何が届くか」を一言で伝える
02
お礼

24時間以内にお礼を届ける

来店の記憶が新しいうちに、お礼のメッセージをひとつ。「本日はご来店ありがとうございました」だけで十分です。営業色を出さないことが大切で、この1通は売り込みではなく「ちゃんとしたお店だ」という信頼の上積みとして働きます。

  • 当日夜〜翌日までに1通だけ送る
  • 初回は売り込みを入れない
  • 配信の仕組み化で送り忘れを防ぐ
03
きっかけ

「次に来る理由」を渡す

再来のきっかけは具体的であるほど効きます。次回予約の提案(美容室・治療院など周期のある業種は特に有効)、「次はこれを試してほしい」というおすすめ、季節メニューやイベントの先行案内。割引だけに頼らず、「あなた向けの情報」を渡すのがコツです。

  • 周期のある業種は帰り際に次回予約を提案
  • 季節・限定情報を月数回のペースで配信
  • 割引よりも「限定・先行・あなた向け」を軸に
04
記録

来店データを記録する

誰が・いつ・何を利用したか。この記録があると、2回目の接客の質が一気に変わります。「前回○○でしたね」のひと言、前回メニューを踏まえた提案、来店周期に合わせた案内。紙のノートでも始められますが、予約システムと一体になっていると記録の手間がなくなります。

  • 来店履歴・好み・前回内容をひとつの場所に記録
  • 2回目来店時に「覚えている」体験を作る
  • 記録は接客前に見返せる形で
05
呼び戻し

足が遠のいた人に声をかける

最終来店から一定期間が空いたお客様に、「お久しぶりです」の案内を送ります。忘れられていただけのお客様には、この1通が再来の十分なきっかけになります。手作業では続かない領域なので、「最終来店から◯日で自動配信」の仕組みに載せるのが現実的です。

  • 「最終来店から◯日」の基準を決める
  • 文面は挨拶8割・案内2割で
  • 自動化して続く仕組みにする

SYSTEMIZE

5ステップは、仕組みに載せると続く

この5ステップの弱点はひとつ、人の頑張りだけでは続かないことです。 お礼の送信、来店の記録、呼び戻しの案内——毎日の営業と並行して手作業でやるのは現実的ではありません。

🤝

予約と同時につながる

LINEから予約を受ければ、予約の時点で友だち追加が完了。「つながる」ステップが自動で済みます。

📇

来店データが勝手に貯まる

予約・来店の履歴が顧客ごとに自動で記録。「前回いつ・何を」を接客前に確認できます。

📮

お礼も呼び戻しも配信できる

来店後のお礼や、足が遠のいたお客様への案内をメッセージ配信でフォローできます。

リピタス(RepiTas)

リピタス(RepiTas)は、LINE予約・顧客管理・メッセージ配信をひとつにまとめた予約・顧客管理システムです。 名前の由来は「リピート+足す(Tas)」。一度きりの来店を、二度・三度の"あたりまえ"に変えるために作られています。 初期費用0円〜・月額11,000円〜。常連づくりのご相談だけでも歓迎です。

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店舗運営の打ち手図鑑|12テーマ総整理

常連づくりは店舗運営の一部。無断キャンセル対策から集客・キャッシュレスまで、全体像はこちらでどうぞ。

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FAQ

常連づくり・よくある質問

常連向けの割引やポイントカードは必要ですか?
あって損はありませんが、割引だけに頼ると「安いから来る」お客様が集まり、やめた瞬間に離れます。持続的なのは、優先案内・限定情報・「覚えてもらえている」接客といった特別扱いです。割引は入口のきっかけ程度に留め、関係づくりを軸にするのがおすすめです。
どのくらいの期間で効果が出ますか?
お客様の来店サイクルによります。月1回来る業種なら、仕組みを整えてから2〜3サイクル(2〜3ヶ月)で再来率の変化が見え始めるのが目安です。即効性を求めるより、「新規のうち何割が2回目に来たか」を毎月定点観測してください。
LINEとメール、どちらでつながるべきですか?
日本の店舗商売では、日常的に開かれやすいLINEが第一候補になることが多いです。ただし客層によります。ビジネス層や年配の方が中心ならメールや電話も併用を。大切なのは手段そのものより「全員に同じように案内する動線」があることです。
スタッフによって声かけにムラがあります。どうすれば?
個人の頑張りに任せている限りムラは消えません。声かけの台本を1つ決める、会計の手順に組み込む、POPやQRコードに「語らせる」——人に依存する部分を最小化するのが解決策です。うまくいっている店ほど、声かけは短くシンプルです。
何を指標に改善すればいいですか?
まずは2つだけ。「再来率(新規のうち2回目に来た割合)」と「つながり率(来店客のうち友だち追加・登録した割合)」です。つながり率が低ければ入口の案内を、再来率が低ければきっかけづくり(配信・次回予約)を見直す、と原因の切り分けもしやすくなります。
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