リピタス LINEで相談

⚖️ このページは法律事務所シリーズ『弁護士事務所の相談予約ガイド』の関連記事です。

THE MOMENT

法律相談は、思い立った瞬間に動かないと止まる

法律事務所への相談は、飲食店の予約とは心理が違います。相談者は「相談すべきか」で長く迷い、ある瞬間に決意します。そしてその決意は、時間が経つと弱まります。「もう少し様子を見よう」「やっぱり自分で何とかしよう」と考え直すからです。

決意が生まれるのは、多くの場合夜です。仕事が終わり、家に帰り、一人で考える時間ができたとき。ところがその時間、事務所の電話はつながりません。「明日かけよう」と思った電話が、実際にかけられることは多くありません。

だからこそ、Web予約が必要になります。ただし置き場所を間違えると、あっても使われません。

PLACEMENT

予約への入り口を、置くべき3か所

トップページだけでは、届きません。

① 分野ページの最後

「離婚問題」「相続」「交通事故」といった分野の解説を読み終えた直後が、最も相談に近い瞬間です。読み終わったところで「相談を予約する」が目に入るようにしてください。ここに何もないと、相談者はページを閉じます。

② 弁護士紹介ページの中

「この人になら話せそうだ」と感じた直後です。紹介文の下に、その弁護士との相談を予約する導線を置きます。誰に相談するかが決まっている状態での予約は、面談の受任率も高くなる傾向があります。

③ 画面下部の固定バー(スマホ)

どのページを読んでいても、常に見えている状態にします。相談者は分野ページを行き来しながら考えます。その途中で決意したとき、すぐ押せる場所に入り口が必要です。

📞 電話番号も、同じ場所に併記する

Web予約に置き換えるのではなく、並べて置いてください。急を要する相談は電話が選ばれます。選択肢が2つあることで、相談者は自分に合った方法を選べます。

FORM DESIGN

予約画面で聞くのは、3つだけにする

入力項目が増えるほど、途中でやめる人が増えます。

1

相談したい分野

離婚・相続・借金・交通事故など、選択式で。どの弁護士が対応するかの割り振りにも使えます。

2

希望の日時

空いている枠から選ぶ形に。「調整してご連絡します」だと、そこで待ちが発生します。

3

連絡先

名前と、電話またはメール。それ以上は面談時に伺えば足ります。

相談内容の詳細は、予約が確定してから聞く

予約の入力画面で長文の記入を求めると、そこで手が止まります。まず日時を押さえ、そのうえで面談前に事前ヒアリングを送る——この順番にすると、予約の完了率が上がります。

事前ヒアリングは、相談者にとっても利点があります。何を話せばいいのか整理できるため、限られた面談時間を有効に使えます。

TYPES

面談の種類を分けて、枠を持つ

所要時間が違うものを、同じ枠で扱わない。

種類所要時間の目安枠の設計
初回相談(来所)30〜60分前後に余白を確保
オンライン相談30分前後移動がないため詰めて配置可
電話相談15〜30分短い枠として別に持つ
継続案件の打ち合わせ案件による個別に調整

すべてを同じ長さの枠で受けると、30分で済む相談に60分を割り当てて機会損失が出るか、逆に時間が足りず次の予定に食い込みます。種類を分けておけば、相談者が選んだ時点で適切な長さが確保されます。

NO-SHOW

予約が入ったあと、来てもらうまで

法律相談は、予約から面談までに気が変わりやすい分野です。

予約直後に、確認の連絡を送る

日時・場所・持ち物・費用。「予約できているのか分からない」という不安が、当日の来所率を下げます。

前日にリマインドを送る

法律相談は数日先の予約になることが多く、その間に忘れられるか、気持ちが揺らぎます。前日の一言が、来所率に直結します。

持ち物を具体的に伝える

契約書、通知書、やり取りの記録。何を持っていけばいいか分からないことが、来所をためらう理由になります。

変更しやすくしておく

来られなくなったときに連絡しづらいと、無断キャンセルになります。変更の手段を明示しておくと、日程の取り直しにつながります。

これらの連絡を、事務局が毎回手作業で送るのは現実的ではありません。予約が入った時点で自動的に確認が送られ、前日に自動でリマインドが出る形にしておくのが基本です。

私たちの予約・顧客管理システム(リピタス/RepiTas)は、ホームページに組み込む形で相談予約を受けられます。弁護士ごとの枠、面談の種類ごとの所要時間、事前ヒアリング、リマインドまでを1つにまとめられます。

予約導線を相談する

FAQ

法律事務所の予約導線でよくある質問

Q. Web予約を入れると、冷やかしの相談が増えませんか?
増える可能性はあります。対策としては、相談分野を選択式にすること、初回相談の費用を明示すること、事前ヒアリングを送ることが有効です。この3つで、相談の意思が固まっている方に絞り込めます。
Q. 弁護士を指名して予約できるようにすべきですか?
分野ごとに担当が分かれている事務所では有効です。「この弁護士に相談したい」と決めた状態での予約は、面談の質も上がります。ただし特定の弁護士に偏る場合は、枠の配分を調整する必要があります。
Q. 予約時に相談内容を詳しく書いてもらうべきですか?
予約の入力画面で長文を求めると、そこで離脱します。まず日時を押さえ、確定後に事前ヒアリングを送る順番にしてください。
Q. オンライン相談の枠は、来所相談と分けるべきですか?
分けたほうが管理しやすくなります。移動時間の有無で前後の余白が変わるため、同じ枠で扱うとスケジュールが崩れます。
Q. 予約が入ったことは、どうやって知りますか?
担当弁護士と事務局へのメール通知や、カレンダーへの自動反映といった形が一般的です。見落としが起きない運用ルールを決めておくことが大切です。
Q. ホームページの改修が必要になりますか?
既存のホームページに予約機能を追加する形で対応できる場合が多くあります。現在の構成を伺ったうえで、どこまで手を入れる必要があるかをお伝えします。

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