リピタス 開業を相談

INTRODUCTION

セレクトショップは「仕入れ・在庫・ブランディング」が9割

飲食店と違い、新品のアパレルや雑貨を扱うセレクトショップは原則として営業許可などの許認可が不要で、比較的スタートしやすい業態です。 そのぶん勝負を分けるのは、「どんなブランドを・どこから仕入れ・いくらの在庫を抱え・どう見せて売るか」という、仕入れ(MD)と在庫資金・ブランディングの設計力です。

展示会・卸・インポートで仕入れた商品は、売れ残れば在庫として資金を圧迫します。だからこそ在庫資金と消化率(売れ行き)の設計が肝心。 さらに、実店舗だけでなくECや会員(リピート顧客)をどう組み合わせるかで年間売上が大きく変わります。 このページでは、MD・コンセプト設計から仕入れ・資金・物件/EC・集客まで、セレクトショップ開業の全体像を順番に手順化します。 ※ 中古(古着・USED)も扱う場合は「古物商許可」が必要です(下記参照)。

STEP BY STEP

セレクトショップ 開業までの6ステップ

準備期間の目安は2〜5ヶ月。仕入れ(取引口座の開設)は思ったより時間がかかるため早めに動きます。

01
4〜5ヶ月前

コンセプト・MD設計

どんな世界観のお店にするかを決めます。ターゲット客層とテイスト(モード/カジュアル/ヴィンテージ調/北欧雑貨など)、価格帯、扱うカテゴリ(服・小物・雑貨・インポート)を言語化。season(季節)ごとの品揃え計画(MD)と看板ブランドを固めます。

  • ターゲット客層と世界観を決める
  • 価格帯と扱うカテゴリを設計
  • 季節ごとのMD計画と看板ブランドを決定
02
3〜4ヶ月前

仕入れルートの開拓

展示会(合同展・ブランド展示会)、卸サイト(BtoB卸)、インポート(海外ブランド・買い付け)から仕入れルートを確保。ブランドとの取引口座開設や与信・掛け取引の条件確認は時間がかかるため早めに動きます。最低ロットや掛率も把握します。

  • 展示会・卸・インポートで仕入れ先を確保
  • ブランドとの取引口座・掛け取引を開設
  • 最低ロット・掛率・納期を確認
03
2〜3ヶ月前

事業計画・在庫資金の調達

初回仕入れ(在庫)と運転資金を算出。セレクトショップは在庫が最大の投資になるため、初回発注に加え追加仕入れ・値引き(セール)も見込んだ資金計画を作り、日本政策金融公庫などの創業融資を検討します。自己資金は総投資額の3分の1が目安です。

  • 初回+追加仕入れの在庫資金を試算
  • 消化率・粗利を織り込んだ損益計画
  • 公庫の創業融資・自己資金1/3を準備
04
1〜2ヶ月前

物件・EC・行政手続き

立地(路面店・商店街・ファッションビル/モール)と坪数・什器計画を検討。新品物販は原則許認可不要ですが、税務署へ開業届を提出。ECも開くなら特定商取引法に基づく表示を用意し、中古も扱うなら警察署へ古物商許可を申請します(下の「必要な届出」参照)。

  • 立地・坪数・什器レイアウトを検討
  • 税務署へ開業届/ECは特商法表示
  • 中古を扱うなら古物商許可を申請
05
2〜4週間前

内装・什器・初回仕入れ確定

什器・ハンガー・什器什器やディスプレイ用の照明を整え、店舗の世界観をつくり込みます。初回発注を確定して検品・値付け(プライスタグ)・在庫登録を行い、レジ・キャッシュレス決済・在庫管理の仕組みを準備します。

  • 什器・ディスプレイ・照明を設営
  • 初回仕入れの検品・値付け・在庫登録
  • レジ・キャッシュレス・在庫管理を準備
06
直前〜当日

プレオープン・集客

知人や取引先を招いたレセプションで接客・会計オペを検証。Googleビジネスプロフィール登録、Instagramなどでコーディネート写真を発信し、来店客を会員登録・LINE友だち登録につなげる導線を用意します。ECを併設するなら同時公開して本番オープンです。

  • レセプションで接客・会計を検証
  • Instagram/Googleビジネスで発信
  • 会員・LINE登録の導線とECを公開

COST

セレクトショップの開業に必要な資金の目安

内装より「在庫(初回仕入れ)」が最大の投資になるのがセレクトショップの特徴です。

店舗規模(10〜15坪想定)必要資金の目安
小型路面店・居抜き(在庫少なめ)300万〜500万円
標準的な路面店・スケルトン(在庫充実)500万〜800万円

💡 「在庫資金」を厚めに確保しておく

セレクトショップの資金でもっとも読み違えやすいのが在庫(仕入れ)資金です。初回発注だけでなく、シーズンごとの追加仕入れや売れ筋の補充にも資金が要ります。物件取得・内装・什器に加え、初回+数ヶ月分の仕入れをまかなう在庫資金を余裕を持って用意しておくと、品薄で機会損失を出さずに済みます。自己資金は総投資額の3分の1程度あると、日本政策金融公庫などの創業融資が通りやすくなります。

LICENSE

セレクトショップの開業に必要な届出一覧

新品物販は原則許認可不要。ただし「中古も扱う」「ECを開く」場合は手続きが増えます。

📋新品物販は原則「許認可不要」

提出先:届出不要

新品のアパレル・雑貨を仕入れて販売するだけなら、飲食店のような営業許可は原則不要です。まずは下記の開業届からスタートできます。

📋個人事業の開業届

提出先:管轄の税務署

開業から1ヶ月以内に提出。青色申告承認申請書も同時に出すと節税につながります。屋号(ショップ名)もここで登録できます。

🔗 国税庁:開業届の案内

📋(中古も扱う場合)古物商許可

提出先:所轄の警察署(公安委員会)

古着・USED・委託の中古品を仕入れて売る場合は必須。新品のみなら不要です。手数料は19,000円で、取得後はホームページ等に許可番号の表示義務があります。

🔗 警視庁:古物商許可申請

📋(EC運営時)特定商取引法に基づく表示

提出先:消費者庁(自社サイトに掲載)

オンラインでも販売するなら、事業者名・所在地・連絡先・返品条件などを「特定商取引法に基づく表示」としてサイトに掲載する必要があります。

🔗 消費者庁:通信販売の表示

📋(インポート仕入れ時)輸入・関税の手続き

提出先:管轄の税関

海外から直接買い付け・輸入する場合は、品目に応じた関税・消費税や輸入手続きが発生します。革製品など一部品目は規制の確認も必要です。

📋(ブランド確認)商標・並行輸入の可否

提出先:—(社内で確認)

取り扱うブランドの正規取引・並行輸入の可否や、屋号・ロゴが他社商標に触れないかを事前に確認しておくとトラブルを避けられます。

※ 手続きの詳細・様式は地域の管轄窓口により異なります。公式リンクは代表例です。中古品を扱う予定がある場合は、開業前に必ず所轄の警察署へご確認ください。

SUCCESS TIPS

続くセレクトショップになるための4つのポイント

「センス」だけでなく「在庫の数字」と「見せ方」で差がつきます。

📦

在庫の消化率を数字で見る

いつ・何が・どれだけ売れたかを追い、売れ筋は追加、死に筋は早めにセールで現金化。在庫回転を数字で管理して資金を眠らせません。

世界観とディスプレイで魅せる

品揃えの一貫性、ディスプレイ、照明、内装で「このお店らしさ」を作る。写真映えする売場はSNS集客とそのまま連動します。

💻

ECと会員で商圏を広げる

実店舗だけに頼らず、ECや取り置き・会員で遠方客やリピーターを取り込む。オンラインと店舗の両輪で売上の波を平準化します。

📣

入荷情報をこまめに発信する

新作入荷やコーディネートをInstagram・LINEで発信し、来店動機を作る。Googleビジネスプロフィールの整備は来店動線として必須です。

AFTER OPENING

開店後は「会員」と「入荷案内」で伸びる

セレクトショップの売上を支えるのは、好みを分かってくれるリピーター入荷案内で来てくれる会員・EC顧客。 この2つをつなぐ仕組みを開業準備と並行して用意しておくと、開店直後の勢いがそのまま定着につながります。

🧾

会員・取り置きを管理

会員登録や電話・LINEからの取り置き・お取り寄せをまとめて管理。「あの服いつ入る?」の問い合わせにもスムーズに対応できます。

💬

LINEで入荷・再入荷を案内

来店客をLINE友だち登録につなげ、新作入荷・再入荷・セールを配信して再来店を後押し。会員限定の先行案内も送れます。

🛒

EC顧客もまとめて把握

店舗とECのお客様を分断せず、購入履歴や好みを記録。よく買うブランドの入荷を個別に案内し、一見客をファンに変えます。

リピタス(RepiTas)

会員管理・取り置き・LINE配信をまとめて使えるリピタス(RepiTas)が、入荷案内の取りこぼしを減らし、一見客をリピーターに変えるお手伝いをします。 初期費用0円〜・月額11,000円〜。物件探しや仕入れの段階からのご相談も無料です。

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FAQ

セレクトショップ開業・よくある質問

セレクトショップの開業資金はいくら必要ですか?
10〜15坪想定で、居抜き・在庫少なめなら300万〜500万円、スケルトンで在庫を充実させるなら500万〜800万円が目安です。セレクトショップは内装よりも在庫(仕入れ)が最大の投資になるため、初回発注に加えて数ヶ月分の追加仕入れをまかなう在庫資金を余裕を持って用意しておくと安心です。
新品を売るのに営業許可は必要ですか?
新品のアパレルや雑貨を仕入れて販売するだけなら、飲食店のような営業許可は原則不要です。税務署へ開業届を出せばスタートできます。ただし、古着・USEDなどの中古品も扱う場合は、所轄の警察署(公安委員会)への「古物商許可」が別途必要になります。
仕入れはどこからすればいいですか?
主なルートは、合同展・ブランド展示会での仕入れ、BtoBの卸サイト、そして海外ブランドのインポート(買い付け)です。ブランドとの取引口座開設や掛け取引の与信には時間がかかるため、開業の3〜4ヶ月前から動くのがおすすめです。最低ロットや掛率、納期も事前に確認しておきましょう。
未経験でもセレクトショップを開業できますか?
可能です。許認可のハードルが低いぶん、成否を分けるのは仕入れ(MD)と在庫資金の管理、そしてブランディングです。何がどれだけ売れたかを数字で追い、売れ筋を追加・死に筋を早めに現金化する在庫回転の習慣が、未経験からの成功のカギになります。
開店後にリピーターやEC顧客を増やすには?
来店客を会員登録・LINE友だち登録につなげ、新作入荷や再入荷、会員限定セールを配信して再来店を促すのが有効です。会員管理・取り置き・LINE配信ができる予約・顧客管理システム「リピタス」を使えば、店舗とECのお客様の好みや購入履歴をまとめて把握し、入荷案内の取りこぼしを防げます。
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