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INTRODUCTION

買取専門店は「安く仕入れて、早く回す」設計が9割

買取専門店は飲食店や物販の「売る店」と違い、お客様から中古品を"仕入れる(買い取る)"ことそのものが売上の起点になる業態です。 そのため、いくらで買い取り、いくらで転売できるかを見極める査定スキルと、 買い取った在庫を寝かせずに素早く現金化する在庫回転が、利益を大きく左右します。

さらに買取専門店ならではの論点が古物商許可と買取チャネル。 中古品を買い取って売るには所轄警察署(公安委員会)の古物商許可が必須で、 店頭・出張・宅配のどのチャネルで買い取るかによって、必要な集客も在庫の集まり方も変わります。 このページでは、品目設計から資金・許可・査定/在庫・集客まで、買取専門店開業の全体像を順番に手順化します。

STEP BY STEP

買取専門店 開業までの6ステップ

準備期間の目安は2〜4ヶ月。古物商許可は申請から交付まで日数がかかるため早めに動きます。

01
2〜4ヶ月前

買取品目・業態設計

ブランド品・貴金属・時計・家電・ホビー(トレカ/フィギュア)・古着など、何を主力に買い取る店にするかを決めます。品目で査定の難易度も相場の変動も転売先も変わるため、自分が目利きできる領域と地域のリユース需要を照らし合わせて、主力品目とサブ品目を言語化します。

  • 主力・サブの買取品目を決める
  • 品目ごとの相場と転売先を調べる
  • 自分の目利き領域と地域需要を確認
02
2〜3ヶ月前

事業計画・資金調達

店舗取得・内装に加え、買取代金の支払いに充てる「買取原資(仕入れ資金)」を厚めに確保するのが買取店の要点。粗利率と在庫回転日数から損益計画を作り、日本政策金融公庫などの創業融資も検討します。自己資金は総投資額の3分の1が目安です。

  • 買取原資を含めた資金計画
  • 粗利率・在庫回転から損益計画
  • 公庫の創業融資・自己資金1/3を準備
03
1〜2ヶ月前

物件・買取チャネル設計

店頭買取なら人通りと入りやすさ、査定カウンターと防犯(金庫・防犯カメラ)を重視。出張買取なら車両とエリア、宅配買取なら梱包資材と発送/返送の運用を設計します。どのチャネルを主軸にするかで必要な物件も変わります。

  • 店頭/出張/宅配のチャネルを決める
  • 査定カウンター・防犯設備を検討
  • 出張車両・宅配の運用を設計
04
1〜2ヶ月前

古物商許可・行政手続き

中古品の買取・販売には所轄警察署(公安委員会)の古物商許可が必須(下の「必要な資格・届出」参照)。申請から交付まで日数がかかるため最優先で着手します。あわせて税務署へ開業届を提出し、貴金属等を扱う場合の本人確認の運用も準備します。

  • 所轄警察署へ古物商許可を申請
  • 税務署へ開業届を提出
  • 本人確認・帳簿(古物台帳)を準備
05
1ヶ月前

仕入れルート・査定・在庫

買い取った在庫の転売先(店頭販売・ネットモール・古物市場/オークション)を確保し、査定基準と買取価格表を整備。POSや在庫管理の仕組み、値付けと再販の動線を用意し、必要ならスタッフの査定研修も行います。

  • 転売チャネル(市場/ネット)を確保
  • 査定基準・買取価格表を整備
  • 在庫管理と再販の動線を用意
06
直前〜当日

プレオープン・集客

査定〜買取代金の支払い〜台帳記録までの一連のオペを試運転で検証。Googleビジネスプロフィール登録、「地域名+買取」でのWeb集客、チラシ・SNSで告知し、査定予約や出張/宅配買取の申し込み、LINE査定の受付導線を用意して本番オープンです。

  • 試運転で査定〜支払いオペを検証
  • 「地域名+買取」でWeb集客
  • 査定予約・LINE査定の導線を設置

COST

買取専門店の開業に必要な資金の目安

主軸にする買取チャネルによって、初期費用は大きく変わります。

開業形態必要資金の目安
出張・宅配中心(小規模)150万〜300万円
店頭型(実店舗あり)300万〜500万円

💡 初期費用とは別に「買取原資」を厚く持っておく

買取店は、お客様に支払う買取代金=仕入れがそのまま在庫になります。物件取得・内装・防犯設備に加え、買い取りに充てる現金(買取原資)を十分に用意しておかないと、良い品を持ち込まれても買い取れず機会損失になります。自己資金は総投資額の3分の1程度あると、日本政策金融公庫などの創業融資が通りやすくなります。

LICENSE

買取専門店の開業に必要な資格・届出一覧

最重要は古物商許可。申請から交付まで日数がかかるため、開業計画のいちばん最初に着手します。

📋古物商許可

提出先:所轄の警察署(公安委員会)

最重要。中古品を買い取って売るには必須です。営業所を管轄する警察署の生活安全課へ申請し、交付まで日数(40日前後が目安)がかかります。取り扱う古物の区分(美術品・時計宝飾品・自動車・道具類など)を選んで申請します。

🔗 警視庁:古物営業(許可申請)

📋取引時の本人確認・古物台帳

提出先:所轄の警察署(公安委員会)

古物営業法に基づき、一定額以上の買取などでは相手方の本人確認と、取引内容を記録する古物台帳(帳簿)の作成・保存が義務づけられています。貴金属・ブランド品を扱う店ほど運用の徹底が重要です。

🔗 警察庁:古物営業法・申請様式

📋個人事業の開業届

提出先:管轄の税務署

開業から1ヶ月以内に提出。青色申告承認申請書も同時に出すと節税につながります。

🔗 国税庁:開業届の案内

📋(該当時)防犯カメラ・金庫等の防犯設備

提出先:—

法定の許可ではありませんが、高額品の現金買取を扱うため、防犯カメラ・金庫・警備の導入は事実上必須です。保険加入とあわせて検討します。

※ 手続きの詳細・様式は地域の管轄窓口により異なります。公式リンクは代表例です。開業前に必ず営業所を管轄する警察署(生活安全課)へご確認ください。

SUCCESS TIPS

続く買取専門店になるための4つのポイント

「査定力」と「在庫を寝かせない回転」で差がつきます。

🔍

査定精度を上げ続ける

相場は日々動きます。市場やネットの落札価格を追い、品目ごとの査定基準を更新。買いすぎず買い負けない「適正価格」を出せる力が利益の源泉です。

🔄

在庫を寝かせず回す

買い取った品はすぐ再販が鉄則。店頭・ネットモール・古物市場を組み合わせ、在庫回転日数を数字で管理して資金を素早く現金に戻します。

📈

買取集客を仕組み化する

「地域名+買取」の検索やチラシ、SNSで持ち込みを増やす。査定予約・出張/宅配買取・LINE査定の申し込み導線を整え、機会損失を減らします。

🤝

安心して売れる店にする

高額品を手放すお客様は不安が大きいもの。丁寧な査定説明・明朗な価格・本人確認の徹底で信頼を積み、口コミとリピート持ち込みにつなげます。

AFTER OPENING

開店後は「査定予約」と「再持ち込み」で伸びる

買取店の在庫を安定して集めるカギは、査定の申し込みを取りこぼさないことと、一度売ってくれたお客様にまた持ち込んでもらうこと。 この2つを仕組みで支えておくと、開店直後から在庫と売上が回り始めます。

📅

査定予約・買取申込を一元管理

店頭の査定予約、出張・宅配買取の申し込みをまとめて管理。日時や品目の聞き漏らし・ダブルブッキングを防ぎ、対応をスムーズにします。

💬

LINEで気軽に査定を受付

来店・取引後にLINE友だち登録を促し、写真を送るだけの「LINE査定」や高価買取キャンペーンを配信して、次の持ち込みを後押しします。

🗂️

取引履歴でリピート買取

過去の買取品目や連絡先を記録し、「こんな品を高く買っています」と案内。一度きりの取引を、繰り返し持ち込んでもらう関係に変えます。

リピタス(RepiTas)

予約・顧客管理・LINE配信をまとめて使えるリピタス(RepiTas)が、査定予約や出張・宅配買取の受付の取りこぼしを減らし、一度きりの取引を繰り返しの持ち込みに変えるお手伝いをします。 初期費用0円〜・月額11,000円〜。物件探しの段階からのご相談も無料です。

開業と集客をまとめて相談する

FAQ

買取専門店開業・よくある質問

買取専門店の開業資金はいくら必要ですか?
出張・宅配中心の小規模なら150万〜300万円、実店舗を構える店頭型なら300万〜500万円が目安です。これに加えて、お客様に支払う買取代金に充てる「買取原資(仕入れ資金)」を別途厚めに用意しておくことが重要です。自己資金は総投資額の3分の1程度あると融資が通りやすくなります。
買取専門店の開業に必要な資格・許可は?
中古品を買い取って販売するには、営業所を管轄する所轄警察署(公安委員会)の「古物商許可」が必須です。あわせて税務署への開業届が必要で、古物営業法に基づき一定の取引では本人確認と古物台帳(帳簿)の作成・保存が義務づけられています。
古物商許可はどこに、どのくらいの期間で取得できますか?
営業所を管轄する警察署の生活安全課に申請します。交付までの標準的な期間は40日前後が目安のため、開業計画の最初に着手するのがおすすめです。取り扱う古物の区分(美術品・時計宝飾品・道具類など)を選んで申請します。
未経験でも買取専門店を開業できますか?
可能です。ただし買取店は、いくらで買い取り・いくらで売れるかを見極める査定スキルと、在庫を寝かせず回す運用が利益を左右します。得意な品目を絞って相場を学び、査定基準づくりと転売チャネルの確保から始めるのが現実的です。
開業後に買取の持ち込みやリピートを増やすには?
「地域名+買取」のWeb集客やチラシで認知を広げつつ、写真を送るだけのLINE査定や出張・宅配買取の申込導線を整えるのが有効です。予約・顧客管理システム「リピタス」を使えば、査定予約・買取申込の一元管理や、取引履歴を活かした再持ち込みの案内までまとめて行えます。
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