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📗 このページは『整形外科クリニックのための予約システム「リピタス(RepiTas)」』の関連記事です。

WHY PATIENTS DROP OFF

「痛みが引いた=治った」ではないのに、そこで離脱が起きる

整形外科では、腰痛・膝痛・肩の痛み、あるいはケガのリハビリなど、 症状が和らいでからも通院を続けることに意味があるケースが少なくありません。 それでも、痛みという一番わかりやすいサインが弱まると、患者さんは「もう大丈夫かな」と自己判断で通院をやめてしまいがちです。治療の途中で離脱が起きる——これが再来率(リピート率)が伸び悩む大きな原因です。

離脱の背景はひとつではありません。「次にいつ来ればいいか決まっていない」「毎回の予約や通院が面倒」「続ける意味が腑に落ちていない」——こうした要因が重なって、患者さんの足は自然と遠のいていきます。 裏を返せば、これらを一つずつ取り除いていくことが、再来率を高める道筋になります。

この記事の要点

再来率は「引き止める強さ」ではなく「次に来る理由と、通いやすさを整えること」で変わる

①習慣化 ②通いやすさ ③意義を伝える——この3つの掛け算で考えます。

以降では、整形外科で治療途中の離脱を減らし、リピート率を高めるための3つの施策を順に見ていきます。 どれか一つだけでなく、3つを組み合わせることで効いてくるのがポイントです。

TACTIC 01

施策① 次回予約を「その場で」決めて、通院を習慣化する

離脱は「次の予定が空白」の瞬間に始まります。

もっとも効果が見えやすいのが、診療やリハビリが終わったその場で、次回の来院日を決めてしまうことです。 「また痛くなったら来てください」で見送ると、次の来院は患者さん任せになり、そのまま足が遠のく余地が生まれます。逆に、帰る前に次回の予約が入っていれば、通院は「予定」として生活に組み込まれ、習慣になっていきます。

大切なのは、次回予約を「特別なお願い」ではなく「当たり前の流れ」にすること。会計時に自然に次回日を確認する運用にする、リハビリなら次回の枠をその場で押さえる、といった小さな型を院内で共有しておくと、スタッフによるばらつきも減ります。

その場で次回予約を決めやすくする小さな工夫

  • 会計や次回説明の流れに「次回の予約確認」を組み込む
  • リハビリは「週◯回・◯週間」の見通しを最初に共有しておく
  • その場で決められない人には、後からスマホで予約できる導線を渡す
  • 次回日が決まったら、控えやLINEで残るようにして忘れを防ぐ

TACTIC 02

施策② 「通いやすさ」を上げて、面倒による離脱を減らす

続ける気があっても、面倒が勝つと足は止まります。

次に通う気持ちがあっても、予約や通院そのものが面倒だと、その手間が離脱の理由になります。 「電話がつながらない」「診療時間内に電話する余裕がない」「次にいつ来るか忘れてしまった」——こうした小さなストレスの積み重ねが、通院継続の壁になります。ここは日々の声かけだけでなく、仕組みで支えると効きやすい領域です。

具体的には、患者さんが自分の都合のよいタイミングでスマホから予約できるセルフ予約、通院間隔が空いてきた頃に次回来院をそっと後押しするリマインド、そして待ち時間のストレスを減らす予約の設計。この3つが「通いやすさ」を底上げします。

通いにくさ・面倒の正体通いやすさを上げる打ち手
電話がつながらず予約を取りづらいスマホから24時間セルフ予約できる導線を用意する
次にいつ来るか忘れてしまう通院間隔に合わせて次回来院のリマインドを自動配信
予約変更・キャンセルの連絡が面倒変更もスマホで完結し、心理的な負担を軽くする
待ち時間が長く足が遠のく予約枠を整えて待ち時間を抑える設計にする
続ける意味が伝わっていない△ 通いやすさだけでは足りない(施策③の説明と組み合わせる)

通いやすさを支える仕組みづくりは、セルフ予約の導入リハビリ中断を防ぐ自動リマインドで、それぞれ具体的に掘り下げています。あわせてご覧ください。

TACTIC 03

施策③ 「続ける意義」を伝えて、納得のうえで通ってもらう

仕組みが整っても、通う理由が腑に落ちていなければ続きません。

3つ目は、日々の説明や接遇のなかで「なぜ通院を続ける意味があるのか」を、患者さんが納得できる言葉で伝えることです。 痛みが引いた段階で「まだ組織の回復途中であること」「ここでやめると再発しやすいこと」「あと何回くらいで一区切りになる見通し」を共有できていれば、患者さんは自分の意思で通い続けやすくなります。

伝え方のコツは、専門用語で押し切らず、相手の生活に引きつけて話すこと。「重い荷物を持つ仕事に戻っても大丈夫なように」「またスポーツを楽しめるように」といった、その人にとってのゴールと結びつけると、通院は「言われたから来る」ものから「自分のために続ける」ものへ変わります。

継続の意義が伝わりやすくなる伝え方の例

  • 「痛み=治った」ではないことを、最初の説明で共有しておく
  • ゴールまでの見通し(回数・期間の目安)を一緒に確認する
  • 患者さんの生活・仕事・趣味に引きつけて意味を伝える
  • 次回来院時に前回からの変化を言葉にして、続ける手応えを渡す

継続通院の伝え方は、継続通院の重要性を伝えるの記事でさらに詳しく取り上げています。

MULTIPLY, NOT ADD

3つの施策は「足し算」ではなく「掛け算」で効く

ここまでの3施策——①次回予約の習慣化、②通いやすさの改善、③継続の意義を伝える——は、どれか一つだけでは効果が限られます。 次回予約をその場で決めても、予約変更が面倒なら結局キャンセルされます。通いやすくしても、続ける意味が伝わっていなければ離脱します。意義を語っても、予約が取りにくければ足は止まります。3つは互いを補い合う関係です。

言い換えれば、「来る理由(①③)」と「来やすさ(②)」の両輪がそろって初めて、治療途中の離脱は減っていきます。 日々の声かけや説明(①③)は現場の工夫で、通いやすさ(②)は仕組みで支える——このように役割を分けて考えると、どこから手をつければよいかが見えやすくなります。

予約システムは「通いやすさ」を担う手段のひとつ

セルフ予約や次回来院のリマインドといった仕組みは、3施策のうち主に②「通いやすさ」を下支えします。ただし、仕組みを入れれば再来率が自動的に上がるわけではありません。あくまで、その場での次回予約(①)や継続の意義を伝える説明(③)と噛み合ってこそ効いてきます。整形外科向けの予約システム「リピタス」のような仕組みは、この「通いやすさ」の部分を、スタッフの手を増やさずに整えるための選択肢です。

数値で「再来率が何割上がる」と断言できるものではありませんが、取りこぼしていた再来を確実に拾い、通院を続けやすくするための、現実的で地道な組み合わせです。

KEEP PATIENTS COMING BACK

「通いやすさ」は、スタッフを増やさなくても仕組みで整えられる

「電話対応で手一杯」「通院が空いた患者さんへの声かけまで手が回らない」——こうした事情で、続けられたはずの通院を取りこぼしている整形外科は少なくありません。 ですが、3施策のうち②「通いやすさ」の多くは、人手ではなく仕組み側で回せる部分です。

患者さんがスマホから自分で次回のリハビリ・再診予約を入れ、通院間隔が空いてきた頃に次回来院のお知らせが自動で届く。ここが整っているだけでも、面倒による離脱を減らせます。 もちろん、その場での次回予約や継続の意義を伝える説明といった現場の工夫と組み合わせてこそですが、「通いやすさ」だけでも仕組み化しておく価値は十分にあります。

株式会社アンカーリンク

この記事を運営する株式会社アンカーリンクは、LINEとつながる予約・顧客管理の仕組み(リピタス/RepiTas)を手がけています。 整形外科向けの予約システム「リピタス」は、セルフ予約や次回来院リマインドで通院の「通いやすさ」を支えます。御院の診療の回し方や患者層に合わせて、率直にお答えします。無理にあれもこれもと機能を揃えることをおすすめすることはありません。

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FAQ

整形外科の再来率・治療途中の離脱に関するよくある質問

整形外科で治療途中の離脱が起きやすいのはなぜですか?
痛みという一番わかりやすいサインが弱まると、患者さんが「もう大丈夫かな」と自己判断で通院をやめてしまいやすいためです。実際には症状が和らいでからの通院に意味があるケースも多いのですが、「次にいつ来ればいいか決まっていない」「予約や通院が面倒」「続ける意味が腑に落ちていない」といった要因が重なると、足が自然と遠のいてしまいます。これらを一つずつ取り除くことが、再来率を高める道筋になります。
再来率を高めるために、まず何から取り組むべきですか?
効果が見えやすいのは、診療やリハビリが終わったその場で次回の来院日を決めてしまう「次回予約の習慣化」です。次の予定が空白のまま見送ると通院が患者さん任せになりますが、帰る前に予約が入っていれば通院が生活の予定として習慣化します。そのうえで、通いやすさの改善(セルフ予約・リマインド)と、続ける意義を伝える説明を重ねていくと、離脱が減っていきます。
予約システムを入れれば、再来率は自動的に上がりますか?
いいえ。予約システムは3施策のうち主に「通いやすさ」を下支えする手段であり、入れれば自動的に再来率が上がるものではありません。その場での次回予約や、続ける意義を伝える説明といった現場の工夫と噛み合ってこそ効いてきます。数値で「何割上がる」と断言できるものではなく、取りこぼしていた再来を確実に拾い、通院を続けやすくするための地道な打ち手だと捉えるのが現実的です。
高齢の患者さんが多いのですが、通いやすさの仕組みは使ってもらえますか?
普段お使いのLINEで友だち追加していただくだけで、次回のリハビリ・再診予約を選ぶ、次回来院のお知らせを受け取る、といったことができます。新しいアプリのインストールや会員登録は不要です。もちろん全員がスマホ操作に慣れているわけではないので、その場での次回予約(対面)と併用しながら、使える方には仕組みで通いやすさを提供する、という形が現実的です。
「継続の意義を伝える」のは、具体的にどう話せばよいですか?
専門用語で押し切らず、相手の生活に引きつけて話すのがコツです。「痛みが引いても、まだ回復の途中であること」「ここでやめると再発しやすいこと」「あと何回くらいで一区切りになる見通し」を、その人の仕事や趣味のゴールと結びつけて伝えると、通院が「言われたから来る」ものから「自分のために続ける」ものへ変わります。伝え方は関連記事でさらに詳しく取り上げています。
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