リピタス LINEで相談

📗 このページは『整形外科クリニックのための予約システム「リピタス(RepiTas)」』の関連記事です。

RE-BOOKING BURDEN

「毎回、電話で次回を取り直す」を当たり前にしない

整形外科のリハビリは、多くの場合、週に2〜3回のペースで一定期間通っていただきます。 そのとき患者さんが毎回のようにやっているのが、「次回はいつにしますか」を電話や受付で取り直す作業です。 一度きりの来院なら気になりませんが、何度も通う患者さんにとっては、この繰り返しがそのまま負担になります。

電話が混み合う時間はつながりにくく、仕事や家事の合間にかけ直すのも手間です。 受付側も、リハビリの空き枠を確認しながら日程を口頭で調整するため、混雑時には対応が重なりがちです。 患者さんの「取りづらさ」と、受付の「電話の多さ」は、同じ一つの仕組みから生まれている——ここが今回のポイントです。

押さえておきたいのは

「次回予約は電話で受付が取る」という前提を外すだけで患者さんの手間も、受付の電話も同時に減らせる

その手段が、患者さん自身が空き枠から予約する「セルフ予約」です。

この記事では、週に何度も通う患者さんの再予約の手間を減らすセルフ予約について、 患者さんから見た体験の変化と、整形外科クリニックが無理なく導入するためのステップを順に見ていきます。

WHAT IS SELF-BOOKING

「セルフ予約」とは、患者さんが自分で次回を取る仕組み

セルフ予約とは、その名のとおり患者さん自身が、LINEやWebの画面に表示された空き枠から、次回の予約を自分で選んで確定する仕組みです。 電話で受付を介さずに、患者さんが自分のタイミングで予約できるのが最大の違いです。

リハビリのように何度も通うケースでは、この差が大きく効いてきます。 リハビリを終えた帰り道や、その日の夜、次の予定を確認しながら——患者さんは自分の都合のいいときに、空いている枠を見ながら次回を決められるようになります。

📞これまで(電話で取り直す)

  • 診療時間内に電話をかける必要がある
  • 混み合う時間はつながりにくい
  • 空き状況は口頭で聞くしかない
  • 受付は電話のたびに手を止める

📲セルフ予約(自分で取る)

  • スマホからいつでも予約できる
  • 診療時間外・夜間でも操作できる
  • 空き枠を見ながら自分で選べる
  • 変更・キャンセルもセルフで完結

PATIENT EXPERIENCE

セルフ予約で、患者さんと受付の双方が軽くなる

「手間が減る」という同じ変化が、両側に効いてきます。

患者さん:電話をかけずに、帰り道や夜に次回を決められる

週に何度も通う患者さんほど、そのつどの電話が積み重なります。セルフ予約なら、リハビリの帰りや自宅で落ち着いたときに、空き枠を見ながら自分の都合で次回を確保できます。「つながらない」「かけ直す」というストレスから解放されます。

患者さん:次の予定が見えるから、通院のリズムを保ちやすい

空き枠を見ながら、あらかじめ次回や次々回の予約を入れておくこともできます。次にいつ来るかが自分の中で決まっていると、通院の予定が立てやすく、途切れにくくなります。継続が大切なリハビリと相性のよい取り方です。

受付:次回予約の電話対応が減り、来院中の患者さんに集中できる

セルフ予約が定着すると、次回予約のための電話が段階的に減っていきます。受付は電話のたびに手を止めることが少なくなり、来院中の患者さんの対応や会計に落ち着いて向き合えます。混み合う時間帯ほど効果を感じやすい部分です。

双方:変更・キャンセルもセルフだから、やり取りが最小限で済む

予定が変わったときも、患者さんがスマホから枠を取り直せます。「変更の電話をする/受ける」という往復が減り、空いた枠は他の患者さんが予約できる状態に戻ります。細かなやり取りの積み重ねが、双方で軽くなります。

💡 正直な注意点:全員が一斉にセルフへ移るわけではありません

スマホの操作に不安のある患者さんもいらっしゃいます。セルフ予約は「電話予約をなくす」ものではなく、電話でも予約できる状態を残したうえで、使える方から自然に移っていってもらうものと捉えるのが現実的です。強制せず、選べるようにしておくことが、結果的にいちばん定着します。

HOW TO INTRODUCE

整形外科がセルフ予約を無理なく導入する5ステップ

いきなり全面切り替えではなく、順を追って始めるのがコツです。

STEP 1

現状を整理する(どの予約をセルフにするか決める)

まずは、いま電話でどんな予約を受けているかを洗い出します。整形外科なら「リハビリの継続予約」がいちばん回数が多く、セルフ化の効果が出やすい部分です。最初から全部を対象にせず、回数が多く定型的なリハビリ予約から始めると、患者さんもスタッフも慣れやすくなります。

STEP 2

メニューと予約枠を設計する

セルフ予約の画面に並べるメニュー(リハビリ継続予約・再診・骨粗しょう症検査など)と、その所要時間・受付できる枠を決めます。リハビリ室の同時対応数や担当の配置に合わせて、患者さんが選べる枠を設計しておくと、当日の運用に無理が出ません。

STEP 3

初期設定を行う(多くは代行で対応)

決めたメニューや枠、受付時間、変更・キャンセルの締め切りなどを予約システムに設定します。この初期構築は専門的に見えますが、多くのサービスで導入側が代行します。院内で用意するのは「どう予約を回したいか」の情報だけ、というケースがほとんどです。

STEP 4

院内で患者さんに案内する

受付やリハビリ室に、友だち追加用のQRコードや予約リンクの案内を掲示します。会計時や次回予約のタイミングで「次回はこちらからご自身でも取れます」とひと声かけるだけでも、使ってくれる患者さんが増えていきます。最初は職員が横で一緒に操作してあげると安心です。

STEP 5

運用しながら調整する

使われ方を見ながら、枠の数や締め切り、案内文を少しずつ調整します。電話予約も併用で残しつつ、セルフ予約の比率が自然に上がっていくのを見守ります。「一気に完璧」を目指さず、続けながら整えていくのが、結局いちばん定着する進め方です。

KEEP THE PHONE

電話予約は残す——「置き換え」ではなく「入口を増やす」

セルフ予約を導入すると聞くと、「電話をやめるのか」「高齢の患者さんが困るのでは」と心配になるかもしれません。 大切なのは、セルフ予約は電話をなくすためのものではなく、予約の入口を一つ増やすものだという点です。 スマホで取りたい方はセルフで、電話が安心な方は今までどおり——どちらも選べる状態にしておきます。

実際には、週に何度も通うリハビリの患者さんの中には、スマホでの予約に慣れている方も少なくありません。 そうした方がセルフ予約に移ってくれるだけで、電話の総量は下がり、電話でしか取れない方への対応にゆとりが生まれます。 結果として、電話派の患者さんへのサービスもむしろ良くなる、という順番です。

数値の「劇的な効果」は約束しないでおく

セルフ予約の効果は、患者層やリハビリの回し方、案内の丁寧さによって変わります。 「導入すれば電話が半分になる」といった断定的な話ではなく、取りづらさで生じていた手間を着実に減らし、通院を続けやすくするための地道な改善だと捉えるのが現実的です。まずは回数の多いリハビリ予約から、無理なく始めてみてください。

整形外科クリニック全体での予約システムの活用については、 整形外科クリニックのための予約システム「リピタス(RepiTas)」のページでも紹介しています。あわせてご覧ください。

SELF-BOOKING BY LINE

セルフ予約の「入口」は、仕組みで用意できる

「セルフ予約を入れたいが、設定や運用が難しそう」——そう感じる整形外科クリニックは多いものです。 ですが、ここまで見てきたステップの多くは人手ではなく、仕組み側で用意できる部分です。

患者さんがLINEやWebから空き枠を選んで次回を予約し、変更・キャンセルもセルフで完結する。 電話予約は今までどおり残しつつ、使える方から自然に移ってもらう——この形なら、患者さんの手間も受付の電話も無理なく減らしていけます。 まずは回数の多いリハビリ予約の入口から仕組み化しておくだけでも、日々の受付は着実に軽くなります。

株式会社アンカーリンク

この記事を運営する株式会社アンカーリンクは、LINEとつながる予約・顧客管理の仕組み(リピタス/RepiTas)を手がけています。 整形外科クリニック向けの予約システム「リピタス」は、患者さんによるセルフ予約や24時間受付・変更キャンセルのセルフ対応に対応しており、リハビリで何度も通う患者さんの再予約の手間を減らすご相談にも、御院のリハビリの回し方や患者層に合わせて率直にお答えします。無理にあれもこれもと機能を揃えることをおすすめすることはありません。

セルフ予約の導入を相談する

FAQ

整形外科のセルフ予約導入に関するよくある質問

そもそもセルフ予約とは何ですか?
患者さん自身が、LINEやWebに表示された空き枠から次回の予約を自分で選んで確定する仕組みのことです。電話で受付を介さずに、患者さんが自分の都合のいいタイミングで予約できます。リハビリのように週に何度も通うケースでは、そのつど電話で取り直す手間が減るため、特にメリットを感じやすい方法です。
高齢の患者さんが多いのですが、セルフ予約は使ってもらえますか?
セルフ予約は電話予約を置き換えるものではなく、予約の入口を増やすものです。スマホで取りたい方はセルフで、電話が安心な方は今までどおりで構いません。案内の際に受付やリハビリ室で職員が横について一緒に操作すると、抵抗なく使い始めてくれる方が増えます。無理に全員を移行させる必要はありません。
電話予約はやめないといけませんか?
いいえ、電話予約は残したまま併用できます。スマホに慣れた患者さんがセルフ予約に移るだけでも電話の総量は下がり、電話でしか取れない方への対応にゆとりが生まれます。「置き換え」ではなく「入口を一つ増やす」と考えると、導入のハードルが下がります。
導入の初期設定が難しそうです。院内でやる必要がありますか?
メニューや予約枠、受付時間などの初期設定は、多くのサービスで導入側が代行します。院内で用意していただくのは「リハビリ予約をどう回したいか」といった運用の情報が中心です。専門的な設定作業を院内で抱え込む必要はほとんどありません。
導入すると、電話対応はどのくらい減りますか?
効果は患者層やリハビリの回し方、案内の丁寧さによって変わるため、「必ず何割減る」と断定はできません。ただ、回数の多いリハビリの継続予約がセルフに移っていくと、次回予約のための電話は段階的に減っていきます。まずは回数の多い予約から始め、使われ方を見ながら調整していくのが現実的です。
セルフ予約の導入を相談