リピタス LINEで相談

📗 このページは『法律事務所のためのLINE・Web予約システム「リピタス(RepiTas)」』の関連記事です。

WHERE THE TIME GOES

事務局の時間が「取次」に溶けているという現実

法律事務所の事務局は、単なる電話番ではありません。書面作成の補助、期日や書類の管理、入金の確認、依頼者対応の記録—— 事務所が滞りなく回るための要となる業務を、いくつも並行して担っています。 ところが実際の一日を振り返ると、その多くの時間が「相談予約の電話対応」と「日程調整の往復」に費やされている、というケースは少なくありません。

相談希望の電話を受け、弁護士の空きを確認し、候補日を伝え、折り返しを待ち、確定したらまた連絡する。 前日には確認の電話を入れ、変更が入ればもう一度日程を組み直す。そのたびに、進めていた書面作業や書類整理の手が止まります。 集中が途切れるコストは、電話に費やした時間そのものよりも大きい——現場の実感として、そう感じている方は多いはずです。

押さえておきたいのは

事務局を楽にする鍵は「人を増やすこと」ではなく「取次と日程調整という"分断"の回数そのものを減らすこと」

本来の業務に集中できる時間は、取次を減らした分だけ確実に戻ってきます。

まずはなぜ電話中心の受付が事務局を圧迫するのかを一つずつ整理し、 そのうえでWeb・LINE予約や自動リマインドがどこで効いてくるのかを見ていきます。

WHY PHONE-FIRST FAILS

なぜ電話中心の受付は事務局を圧迫するのか

それぞれ、事務局の集中と本来業務を削っています。

複数の電話が「同時に鳴る」ので後回しにできない

電話は相手の都合で一斉に鳴ります。書面作業の途中でも手を止めて出るしかなく、対応中に別の電話が鳴れば取りこぼしも起きます。優先順位を自分でコントロールできないため、一日の予定が電話に振り回されがちです。

折り返しのすれ違いで一件が長引く

日程の候補を伝えて折り返しを待つ、相手からかかってきたら今度は担当弁護士が不在——このすれ違いが往復するほど、一件の予約確定までに何度も電話をかけ直すことになります。確定までの手数が読めないのが電話の難点です。

やり取りの記録が残らず、共有もしづらい

電話での「言った・聞いた」は記録に残りにくく、担当者以外は経緯が分かりません。誰がいつ何を約束したのかを口頭で引き継ぐことになり、確認のためにまた電話や確認作業が発生します。

営業時間に縛られ、時間外の予約を取りこぼす

相談したい人が電話をかけられるのは、事務所が開いている時間だけです。夜間や早朝、昼休みにかかってきた電話は取れず、相談者は他の事務所に流れてしまうこともあります。受付の入口が営業時間に閉じているのは、機会損失にもつながります。

変更・確認の電話が"取次"としてさらに積み重なる

一度予約が取れても、日程変更やリスケ、前日の確認連絡と、電話は繰り返し発生します。そのたびに弁護士への取次や空き状況の確認が挟まり、事務局が本来業務に戻れるタイミングが遠のいていきます。

PROBLEM → COUNTERMEASURE

「電話の負担」と「予約システムで打てる対策」を対比する

負担の正体が分かれば、対策の打ちどころも見えてきます。 Web・LINEの予約受付と自動リマインドは、電話が担っていた「取次」と「確認」の多くを肩代わりします。 一方で、電話をすべて消せるわけではない点も、正直に押さえておきましょう。

事務局を圧迫している負担予約システムで打てる対策
空き確認〜予約〜変更の電話往復相談者がWeb/LINEで空き確認〜予約〜変更まで完結
前日の確認電話・リスケ連絡自動リマインドで確認電話そのものを削減
記録が残らず共有しづらい予約情報がデータで残り、所内でそのまま共有
担当弁護士への取次・振り分け相談分野や担当ごとに振り分けを自動化
営業時間外の予約取りこぼし24時間いつでも予約受付で機会損失を防ぐ
高齢者など電話を望む相談者△ 電話は残す(Web/LINEと併用して段階的に移行)

HOW IT WORKS

電話取次と日程調整を減らす、4つの具体策

取次の回数を減らすほど、事務局は本来業務に戻れます。

「空き確認〜予約〜変更」をWeb/LINEで自動化する

相談者が自分でカレンダーから空き枠を選び、予約・変更まで完結できれば、日程調整の電話往復はほとんど不要になります。事務局は候補日を伝えて折り返しを待つ、という作業から解放され、確定済みの予定だけを確認すればよくなります。

自動リマインドで「確認電話」をなくす

予約日の前に、相談者へ自動でリマインドが届くようにしておけば、事務局が一件ずつ確認の電話を入れる必要がなくなります。相談者側も予約を思い出しやすく、直前キャンセルや来所忘れの抑止にもつながります。

予約情報をデータで残し、所内で共有する

Web/LINEで受けた予約は、日時・相談内容・連絡先がそのままデータとして残ります。「言った・聞いた」の口頭引き継ぎが減り、担当弁護士も他のスタッフも同じ情報を見られるため、確認のための電話や問い合わせが所内から減っていきます。

担当弁護士への振り分けを自動化する

相談分野や担当ごとに受付を分けておけば、「この案件は誰へ取り次ぐか」を事務局が都度判断して電話を回す手間が減ります。適切な弁護士の予約枠に直接つながることで、取次という中継ぎ自体を薄くできます。

💡 正直な注意点:予約の自動化は「事務局を消すこと」ではありません

Web・LINE予約が担うのは、あくまで「取次と日程調整でこぼれ落ちる時間」を減らす部分です。相談内容の丁寧なヒアリングや、依頼者との信頼関係づくりといった、人にしかできない対応まで置き換えるものではありません。むしろ定型的な取次を仕組みに任せることで、事務局が本来注力すべき業務や依頼者対応に、時間を振り向けられるようにするための道具だと考えるのが現実的です。詳しくは法律事務所向けのLINE予約・リピタスの解説もあわせてご覧ください。

STEP BY STEP

いきなり電話を廃止しない——"足して"段階的に減らす

電話取次を減らしたいからといって、いきなり電話受付を止めてしまうのは現実的ではありません。 法律相談には高齢の相談者や、電話でしか安心できない方も多く含まれます。 おすすめは、既存の電話はそのまま残したうえで、Web・LINEという新しい予約導線を"足す"という進め方です。

まずはWeb・LINEでも予約できる入口を用意し、案内やホームページ、名刺などで少しずつ周知していきます。 電話を好む相談者はこれまで通り電話で、自分で予約したい相談者はWeb・LINEで——と間口を広げるイメージです。 オンライン予約の割合が自然に増えていくにつれて、電話での取次や日程調整の回数が結果的に減っていくという順番になります。

ただし、完全な無人化は目指しません

すべての受付を自動化して電話を撤廃する、という発想は法律事務所には馴染みません。 デリケートな相談ほど、最初のひと声を人が受けることに意味があります。 目指すのは無人化ではなく、定型的な取次を仕組みに任せ、人が向き合うべき対応に事務局の時間を残すことです。 電話を残すことは、後退ではなく設計の一部だと捉えてください。

大切なのは「電話をなくす」ことより、取次と日程調整の"回数"を段階的に減らすこと。 事務所の相談者層や運用に合わせて、無理のない範囲からオンライン予約を重ねていく順番がおすすめです。

FOCUS ON CORE WORK

事務局が「本来の業務」に集中できる状態をつくる

「人手が足りないから」と、事務局が取次と日程調整に追われる状態を仕方ないものとして受け入れている事務所は少なくありません。 ですが、ここまで見てきた対策の多くは人を増やすことではなく、取次の回数を仕組みで減らすことで実現できます。

相談者が自分でWeb・LINEから予約を入れ、確認とリマインドが自動で届き、予約情報はデータで所内に共有される。 担当弁護士への振り分けも自動で回る——ここまでが整えば、電話での取次が発生する前に予約が確定します。 そのぶん事務局は、書面作成補助・期日/書類管理・入金管理といった本来の業務に、集中できる時間を取り戻せます。

株式会社アンカーリンク

この記事を運営する株式会社アンカーリンクは、LINEとつながる予約・顧客管理の仕組み(リピタス/RepiTas)を手がけています。 法律事務所向けのLINE予約・リピタスでは、事務局の電話取次・日程調整の削減のご相談に、事務所の相談者層や運用状況に合わせて率直にお答えします。電話をすべて撤廃することを無理におすすめすることはありません。

事務局の業務効率化を相談する

FAQ

法律事務所 事務局の業務効率化に関するよくある質問

電話での相談予約は、そのまま残せますか?
はい。おすすめは電話をなくすことではなく、Web・LINEという予約導線を"足して"取次を段階的に減らす進め方です。高齢の相談者や電話でしか安心できない方も多いため、電話は残したまま、自分で予約したい方向けにオンラインの入口を用意します。オンライン予約が増えるにつれて、結果として電話での取次や日程調整の回数が減っていきます。
本当に日程調整の電話往復は減りますか?
相談者が自分でカレンダーの空き枠を選んで予約・変更まで完結できるため、候補日を伝えて折り返しを待つ、という電話の往復自体が不要になります。さらに前日の確認も自動リマインドに置き換わるため、事務局が一件ずつ確認電話を入れる手間も減ります。取次の回数が減った分だけ、書面作成補助などの本来業務に戻れる時間が増えます。
予約情報の所内共有は、どのように楽になりますか?
Web・LINEで受けた予約は、日時・相談内容・連絡先がそのままデータとして残ります。電話での「言った・聞いた」を口頭で引き継ぐ必要が減り、担当弁護士も他のスタッフも同じ情報を確認できます。経緯を確認するための問い合わせや電話が所内から減るのも、事務局にとっての負担軽減につながります。
担当弁護士への振り分けも自動にできますか?
相談分野や担当ごとに受付枠を分けておけば、「この案件は誰に取り次ぐか」を事務局が都度判断して電話を回す手間を減らせます。適切な弁護士の予約枠へ相談者が直接つながることで、取次という中継ぎ自体を薄くできます。事務所の担当体制に合わせた振り分けの設計についても、率直にご相談ください。
完全に無人化・自動化してしまって大丈夫ですか?
法律事務所ではすべてを自動化して電話を撤廃することはおすすめしていません。デリケートな相談ほど最初のひと声を人が受ける意味があります。目指すのは無人化ではなく、定型的な取次や日程調整を仕組みに任せ、人が向き合うべき対応に事務局の時間を残すことです。電話を残すことは後退ではなく、設計の一部だとお考えください。
事務局の電話取次・日程調整を減らす