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📖 このページは『ライブハウスの受付は、開場の30分にすべてが詰まっている』の深掘り記事です。

NATURE

ライブハウスのHPは「毎日中身が変わる」メディア

美容室や飲食店のHPは、メニューと場所が伝われば当面は役目を果たします。ライブハウスは違います。 お客さんも出演者も見に来るのは「今月・来月に何があるか」というスケジュールであって、固定の紹介文ではありません。 出演変更・タイムテーブル確定・追加公演——中身は毎週、下手をすると毎日変わります。

だからライブハウスのHPには、他業種にはない残酷な性質があります。 更新が止まった瞬間、「この箱、まだやってるのか?」という不信に直結するのです。 最終更新が3ヶ月前のスケジュールページは、無いよりも悪い。閉店の噂は、だいたいそこから生まれます。

🔍 見ているのはお客さんだけではない

出演を検討するバンドは、ブッキング連絡の前に必ずHPを見ます。スケジュールの充実度・機材表・キャパ・ノルマの明記——HPは出演者に対する「この箱はちゃんとしているか」の答案用紙でもあります。更新されているHPは、それだけでブッキング営業になっています。

4 ESSENTIALS

箱のHPに必要な4つの要素

デザインの良し悪しより先に、この4つが機能しているかを確認してください。

🗓️

月間スケジュール

最重要。そして「更新のしやすさ」がすべてを決める。

スタッフが営業後の5分で更新できる管理画面か、業者にメールして数日待つ仕組みか。この差が更新頻度の差になり、更新頻度の差がそのまま箱の印象になります。スケジュールは公演ごとに出演者・開場開演・料金が載る形が基本です。

🎟️

チケット導線

公演ページから前売り・取り置きまで途切れず進めるか。

「チケットはお電話かDMで」で止まっているHPは、せっかくの検索流入を逃しています。公演ページに予約フォームが付いていれば、深夜にHPを見た人がその場で前売りを確保できます。ここが予約システムとの接続点です。

🎸

出演者・ブッキング窓口

「この箱に出たい」を受け止める入口。

機材表・ステージ寸法・キャパ・ノルマや料金体系・音源の送り先。出演希望のバンドが知りたい情報と申込フォームがまとまっていれば、DMでの断片的なやり取りが減り、ブッキング担当の負担が下がります。

📍

アクセス・設備情報

初見の来場者と遠征組のための基本情報。

駅からの道順・搬入経路・ロッカーやドリンクの案内・D代の金額。とくにD代は初見の人がいちばん戸惑うポイントなので、HPに明記しておくだけで当日の受付説明が1つ減ります。

SUBSCRIPTION

なぜ一括発注ではなく、月額制なのか

制作会社への一括発注は、初期に数十万円かかったうえで「更新は都度お見積り」になりがちです。スケジュール更新が命の業態と、この料金構造は根本的に相性が悪い。

サブスク(月額制)に切り替えると、構造がこう変わります。

01

初期費用を抑えて立ち上げられる

制作費を月額に均すため、開業直後や設備投資の直後でもHPを持てます。ライブハウスは音響・照明への投資が先に来る業態だからこそ、HPに一括で数十万円を寝かせない選択には合理性があります。

02

「更新できる体制」ごと手に入る

月額の中に保守・相談が含まれるので、スケジュール更新の仕組みづくりや「ここを直したい」を都度見積りなしで相談できます。作って終わりの関係ではなく、運用が続く前提の関係になります。

03

HP・予約・顧客管理を別々に契約しなくていい

HPは制作会社、予約は別サービス、顧客名簿はExcel——と分かれていると、公演情報を3回入力する羽目になります。一体で持てば、公演ページ・予約フォーム・来場記録が1本の線でつながります。

04

困ったときの相談先が一つで済む

「フォームが動かない」「スマホで表示が崩れた」を、どこに聞けばいいか迷わない。月額制は言い換えれば、IT担当を月額で雇うのに近い形です。店長がPA兼ブッキング兼経理という規模の箱ほど、この価値は大きくなります。

WHY CUSTOM

既製テンプレでは吸収できない、箱特有の4つの運用

安価なテンプレHPや汎用予約サービスが箱で使いにくいのは、デザインの問題ではなく「運用の形」が合わないからです。

🎫

前売りと取り置きの二重構造

ライブハウスの「予約」は、箱が受ける前売りと、出演者が受ける取り置きの2系統が同じ公演に同居します。美容室型の汎用予約システムにこの概念はありません。2系統を1つの公演名簿に束ねて当日照合できる形は、箱の運用に合わせて設計して初めて成立します。

🔢

整理番号の発行と当日の呼び出し

予約順に整理番号を自動発行し、当日は番号順の入場列を作る——これも箱固有の運用です。番号の採番ルール(前売り優先か、系統別か)は箱ごとに違うため、既製品の「あるがまま」に運用を合わせるのではなく、運用に仕組みを合わせるべき典型例です。

🍺

D代と当日券の会計

前売り代金とドリンク代が別会計で、当日券も混ざる。この会計構造をHPで正しく案内し、予約データ側でも「前売り済・D代当日」のように状態を持てると、開場時のドア対応が速くなります。汎用フォームの自由記述で運用するのとは精度が違います。

📊

出演者ごとのノルマ・バック集計

この公演の動員のうち、どのバンドの取り置きが何枚か——精算に直結する集計も、公演×出演者という箱特有のデータ構造があって初めて自動化できます。終演後の電卓作業を消せるかどうかは、この構造を持っているかで決まります。

つまり箱のHPと予約は、テンプレに運用を合わせるのではなく、運用に合わせて作るのが正解です。 オーダーメイドでオリジナルを作れる体制と、月額制で続けられる料金構造。この2つが揃って初めて、ライブハウスに合うHPになります。

ROADMAP

サブスクでHPを持つまで——現実的な5ステップ

全部を一度に作る必要はありません。スケジュールから始めて、段階的に育てます。

01
現状の棚卸し

今の告知・予約・名簿がどこにあるかを書き出す

SNS告知・紙のスケジュール・DMでの取り置き・Excelの名簿。今どこに何が散らばっているかを一覧にすると、HPに集約すべきものの優先順位が見えます。ここは打ち合わせ1回分の作業です。

02
要件を「運用」から決める

デザインの前に、誰がいつ更新するかを決める

「スケジュールは店長が営業後に更新」「取り置き名簿はブッキング担当が見る」——運用者と頻度が決まると、必要な管理画面の形が決まります。デザインの好みはその後で十分間に合います。

03
まずHP+スケジュールを公開

最小構成で立ち上げ、更新の習慣を作る

公演スケジュール・アクセス・機材表・ブッキング窓口。この最小構成で公開し、まず「更新され続けているHP」という状態を作ります。検索エンジンの評価も、更新の継続から積み上がります。

04
予約・取り置きフォームを接続

公演ページから前売り確保まで一直線にする

スケジュールの各公演に予約フォームを接続し、前売り・取り置きの2系統を公演名簿に束ねます。整理番号の自動発行やリマインド配信もこの段階で載せられます。ドア対応が変わるのはここからです。

05
顧客管理・再来場導線へ育てる

来場記録を資産にして、次の動員につなげる

来場履歴が溜まってきたら、よく来るジャンル別の告知や、久しく来ていない常連への案内など、再来場の導線を作ります。HPが「情報を載せる場所」から「動員を作る仕組み」に変わる最終段階です。

CHECKLIST

サブスク契約の前に確認しておきたいこと

月額制は良い仕組みですが、契約条件はサービスごとに大きく違います。どこの会社と契約する場合でも、ここは確認を。

🌐

ドメインの名義は自分か

独自ドメイン(例: your-livehouse.com)の名義が制作会社側になっていると、解約時にURLごと失い、検索評価もゼロからやり直しです。ドメインは自分名義で取得・管理するか、名義と移管条件を契約前に確認してください。

📦

解約時にデータはどうなるか

公演アーカイブ・予約履歴・顧客名簿は、続けるほど価値が増す資産です。解約時にどの形式で引き渡されるのか(あるいは消えるのか)を先に確認しましょう。誠実なサービスほど、この質問への回答が明確です。

💰

月額に何が含まれるか

「月額○円」の中身は、サーバー代だけの場合から、更新代行・機能改修まで含む場合まで幅があります。スケジュール更新は自分で/業者で、機能追加は別費用か——線引きを文字で確認しておくと、あとの不満がなくなります。

🎛️

丸投げにしない体制を作れるか

どんな仕組みも、箱側に「触る人」がいないと死にます。スケジュール更新だけは店側で回せる管理画面か、担当スタッフが操作を覚えられるか。導入時に操作レクチャーがあるかも含めて、運用が自走できる形かを見てください。

OUR OFFER

アンカーリンクは「HPも予約も、箱の運用に合わせて作る」会社です

当社はHP制作をサブスク(月額制・初期費用を抑えた形)で提供し、予約・顧客管理システム「リピタス」を自社開発しています。 制作と開発が同じ会社の中にあるから、HP・予約・顧客管理を最初から一体で設計できます。

リピタス(RepiTas)

リピタス(RepiTas)は月額11,000円〜・初期費用0円〜。自社開発のため既製品の枠がなく、 前売り・取り置きの2系統管理、整理番号の発行、D代の状態管理、出演者ごとの集計といった箱特有の運用も、オーダーメイドでオリジナルに作り込めます。※内容により別途費用と期間が必要です。 「スケジュール更新が続くHP」と「開場30分を速くする予約」を、一体でご提案します。

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前売り・整理番号・D代——開場前後のドアオペレーションを予約の仕組みで速くする、このシリーズのTOPページはこちら。

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FAQ

ライブハウスのHPサブスク・よくある質問

月額はいくらくらいから考えればよいですか?
予約・顧客管理システム「リピタス」は月額11,000円〜・初期費用0円〜、HP制作のサブスクは構成(ページ数・更新の分担・予約との連携範囲)によってお見積りします。「HPだけ先に」「予約だけ先に」という段階的な始め方もできるので、予算感を伺ってから最小構成をご提案するのが通常の流れです。
今あるHPからの移行はできますか?URLは変わりませんか?
できます。独自ドメインをお持ちなら、そのドメインを引き継いで作り直せるためURLは変わらず、検索評価も引き継がれます。ドメインの名義がどこにあるか分からない場合も、調べ方からサポートします。過去の公演アーカイブの移設も相談可能です。
スケジュールの更新は自分たちでできますか?
はい、そこがこの記事の核心です。スケジュール更新は店側で完結できる管理画面をご用意し、導入時に操作をレクチャーします。営業後の5分で翌月の公演を追加できる状態がゴールです。「文章が苦手で」という場合の更新代行の相談もできます。
既製の予約サービスやテンプレHPと迷っています。どう判断すればよいですか?
運用が既製品の型に収まるかで判断してください。前売りと取り置きの2系統、整理番号、D代、出演者別集計——こうした箱特有の運用を既製品の枠に押し込むと、結局Excelや手作業が横に残ります。手作業が残るなら、運用に合わせて作れるオーダーメイドのほうが総コストは下がることが多いです。
解約したらHPやデータはどうなりますか?
契約時に取り決めた形でお返しします。ドメインはお客様名義での取得を推奨しており、その場合はURLも検索評価もお客様のものです。公演データ・顧客名簿は汎用形式(CSV等)で引き渡します。囲い込みで続けてもらう関係ではなく、成果で続けてもらう関係を前提にしています。
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