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📱 このページはシリーズ『予約システムとは?仕組み・種類・導入メリット【入門ガイド】』の記事です。

WHAT IS IT?

スタッフ指名予約とは、どんな仕組み?

スタッフ指名予約とは、お客様が「誰に施術・接客してもらうか」を自分で選んだうえで予約できる仕組みのことです。 美容室で「前回カットしてくれた〇〇さんにまたお願いしたい」、整体院で「腰のクセを分かってくれている先生に診てほしい」—— そんな「人につく」ニーズに応えるための機能で、担当者を選ばずに予約する「フリー予約(お店おまかせ)」と対になる考え方です。

お客様から見れば「安心して任せられる人を選べる」もの。 お店から見れば「誰にどれだけ人気が集まっているかが見え、その関係をリピートにつなげられる」もの。 技術や接客が「人」に紐づく美容室・サロン・整体院では、この指名という関係性そのものが、お店の資産になります。

ひとことでまとめると

「この人にお願いしたい」を予約の段階で叶える仕組み

担当者への信頼が、そのままお店への信頼と再来店につながっていきます。

HOW IT WORKS

指名予約は、どう動く?

「担当者を選べる」と聞くと複雑に思えますが、内側の流れはシンプルです。 お客様が予約するときから来店までに、システムの中では次のような処理が自動で進んでいます。順番に見てみましょう。

担当スタッフを選ぶ

お客様は予約ページで、メニューと一緒に「担当してほしいスタッフ」を選びます。写真やプロフィール、得意な施術を載せておくと、初めてのお客様も選びやすくなります。「指名なし(お店におまかせ)」も選べるようにしておくのが一般的です。

そのスタッフの空き時間だけが表示される

スタッフを指名すると、そのスタッフが実際に出勤していて空いている時間帯だけが予約可能枠として表示されます。だから「予約したのに担当者が休みだった」という食い違いが起きません。

スタッフ別のスケジュールに割り当てられる

予約が入ると、その枠は指名されたスタッフのスケジュールに自動で割り当てられます。お店全体のカレンダーとスタッフ個人の予定が同時に埋まり、二重予約を防げます。

指名料などの料金が自動で反映される

指名予約に指名料を設定している場合は、選んだスタッフのランクに応じた金額が予約内容に自動で加算されます。お客様も会計前に総額を把握でき、お店も取りこぼしなく計上できます。

来店・実績がスタッフごとに記録される

来店が完了すると、「誰が・どのお客様を・何回担当したか」がスタッフ単位で記録されます。指名率や再来店率が数字で見えるようになり、評価や次回の提案にも活かせます。

——この①〜⑤を、受付の人が頭の中で調整しなくてもシステムが自動でさばいてくれるのが、指名予約の仕組みです。 お店が最初にやることは「スタッフの出勤シフト」「担当できるメニュー」「指名料の有無」などを設定しておくことだけ。あとは予約のたびに、正しい担当者の枠へ自動で振り分けられていきます。

WHY IT'S LOVED

なぜ美容室・整体院で人気なのか

リピート・固定客・売上——指名予約が支えているのは、この3つです。

「また来たい」が生まれる(リピート)

施術や接客の相性が良かった担当者を選べると、お客様は安心してもう一度来店できます。「次もあの人にお願いしよう」という気持ちは、そのまま再来店の理由になります。指名は、リピートを偶然ではなく仕組みで生み出す手段です。

お客様が「お店」ではなく「人」で定着する(固定客化)

担当者との信頼関係ができると、お客様はメニューや値段だけで他店に流れにくくなります。髪の履歴や体のクセを分かってくれている——その積み重ねが、価格競争から抜け出した「固定客」を育てます。

客単価・売上が上がりやすい

指名のお客様は担当者を信頼しているぶん、提案したメニューや次回予約を受け入れてくれやすくなります。指名料が加わることで単価も上がり、来店頻度も安定するため、一人ひとりの生涯売上(LTV)が伸びやすくなります。

スタッフのやりがい・定着につながる

「自分を選んで来てくれるお客様がいる」という実感は、スタッフの大きなモチベーションになります。指名数が評価や歩合に反映される仕組みなら、成長意欲も高まり、スタッフ自身の定着(離職防止)にもつながります。

新規のお客様にも安心感を与えられる

スタッフのプロフィールや得意分野、指名ランクが見えることで、初めてのお客様も「どんな人に担当してもらえるか」をイメージできます。顔が見える安心感は、新規予約のハードルを下げる効果もあります。

まとめると、指名予約は「一度きりの来店」を「続く関係」に変えるための機能です。 新規集客に力を入れても、リピートにつながらなければ売上は安定しません。担当者への信頼を軸に固定客を育てられる点が、美容室・サロン・整体院で長く支持されている理由です。

PRICING & RANKS

指名料・ランク運用のポイント

「指名料をどう設計するか」で、お客様の納得感もスタッフの意欲も変わります。

指名料は「価値の対価」として設計する

指名料は、単なる追加料金ではなく「その担当者を選ぶ価値」への対価です。数百円〜が一般的で、高すぎると指名のハードルが上がり、安すぎると価値が伝わりません。技術や経験に見合った、お客様が納得できる金額を設定するのがコツです。

スタッフをランク分けして段階をつける

スタイリスト/トップスタイリスト、あるいはスタッフ/シニア/院長のように、経験や技術でランクを分け、ランクごとに指名料を変える運用がよく使われます。お客様は予算と希望で選べ、スタッフには昇格という目標が生まれます。

初回・お試しは指名しやすくする

新人や新しく入ったスタッフは、最初のうち指名料を無料や割引にして「まず選んでもらう」きっかけを作る方法があります。一度担当して良さを知ってもらえれば、次からの指名につながりやすくなります。

ランクと料金を「見える化」しておく

どのスタッフがどのランクで、指名料がいくらかを予約画面で分かりやすく示しておくと、お客様は安心して選べます。会計時に「聞いていなかった」というトラブルも防げます。

指名データを評価・育成に活かす

誰がどれだけ指名され、リピートにつながっているかを数字で把握できれば、歩合や昇格の判断が公平になります。指名料は売上のためだけでなく、スタッフを育てる仕組みとしても機能します。

スタッフ別スケジュール管理があってこそ機能する

指名予約は、スタッフ一人ひとりの出勤シフトと空き枠を正しく管理できて初めて成り立ちます。 誰がいつ出勤し、どのメニューを担当でき、いまどこまで予約が埋まっているか——これが見えていないと、指名を受けても割り当てられません。

裏を返せば、スタッフ別スケジュールがきちんと管理できるシステムなら、指名予約・フリー予約・当日の急な変更まで一つの画面でさばけます。 指名機能を検討するときは、シフトと空き枠の管理がどこまで柔軟かもあわせて確認しておくと失敗しにくくなります。

THE BENEFITS

指名予約を導入するメリット

お客様・スタッフ・お店の三方にとっての利点を整理します。

予約の段階で担当が確定する

電話で「〇〇さんは空いていますか」と確認する手間がなくなります。お客様は担当者の空き時間から直接選べ、お店は割り当ての調整に頭を悩ませずに済みます。

二重予約・担当のバッティングを防げる

指名されたスタッフのスケジュールに自動で反映されるため、同じ時間に同じ人へ二重に予約が入る事故を防げます。当日の現場が慌てずに回ります。

指名率・リピート率が数字で見える

誰がどれだけ指名され、再来店につながっているかがデータで分かります。感覚ではなく数字で店の状態を把握でき、施策の効果も測れます。

売上・客単価の底上げになる

指名料の加算と、信頼関係による提案の通りやすさで、一人あたりの単価が上がりやすくなります。安定した固定客は、売上の予測も立てやすくします。

スタッフの評価を公平にできる

指名数という客観的な指標があると、歩合や昇格の判断に納得感が生まれます。頑張りが見える化されることで、スタッフのモチベーション維持にもつながります。

お店のファンづくりにつながる

「あの人がいるから通う」という関係は、価格や立地を超えた強い動機になります。指名予約は、お店を選び続けてもらうためのファンづくりの基盤になります。

THINGS TO NOTE

導入時の注意点も正直に

良いことばかりではありません。運用で起きがちな課題も知っておきましょう。

人気スタッフに予約が偏る

指名が特定の人に集中すると、その人だけ予約が埋まって回らず、他のスタッフには手が空く——という偏りが起きがちです。人気者の予約枠が取れずに機会損失になったり、負担が偏って疲弊したりすることもあります。

新人・若手が指名されにくく育たない

はじめは指名がつかないため、新人の予約が埋まらず経験を積みにくい、という悩みが生まれます。指名料の割引や、フリー予約から新人へ振り分ける運用など、育成の導線を意識して設計する必要があります。

指名スタッフの退職リスク

お客様が「人」につくということは、その人が辞めると顧客も一緒に離れかねない、という裏返しでもあります。指名のお客様にも複数のスタッフやお店全体を知ってもらう工夫で、リスクを和らげておくと安心です。

シフト・当日変更への対応が必要

指名した担当者が急に休むと、予約の振り替えや連絡が必要になります。代替の提案や、事前のシフト調整をスムーズに行える仕組みがないと、現場が混乱しやすくなります。

お客様の心理的ハードルへの配慮

「指名すると気を使う」「指名料を払うのが申し訳ない」と感じるお客様もいます。指名なし(おまかせ)も選べるようにし、指名の有無で気まずさが出ないような案内を心がけると、間口が広がります。

指名予約は強力な機能ですが、偏りと育成のバランスをどう取るかが運用の肝になります。 人気スタッフの負担を軽くしつつ、新人にもチャンスが回る仕組みを、お店の方針に合わせて設計することが大切です。 予約システム選びの全体像は、親記事の 予約システムとは?仕組み・種類・導入メリット【入門ガイド】もあわせてご覧ください。

ONE STEP FURTHER

指名予約を、固定客づくりにつなげたいなら

指名機能は「担当者を選べる」だけで終わりではありません。指名率やリピート率を数字で把握し、次回予約やお知らせまでつなげてこそ、固定客づくりの力になります。 指名予約・スタッフ別スケジュール・顧客情報を一つの土台でまとめて管理できるかが、運用のしやすさを大きく左右します。

株式会社アンカーリンク

こうした「指名予約・スタッフ管理・顧客管理までを一つにまとめ、店に合わせて調整できる予約システム」の一例として、株式会社アンカーリンクが提供する リピタス(RepiTas)があります。指名料やランクの設定、シフト連動、偏りへの対策など、お店の運用に合わせた形をご一緒に考えます。まず何から整えればよいか分からない段階でも、率直にお話しします。

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FAQ

スタッフ指名予約についてよくある質問

指名予約と、指名なし(フリー予約)はどう違いますか?
指名予約は「担当してほしいスタッフを選んで予約する」方式、フリー予約は「担当はお店におまかせで予約する」方式です。多くのお店では両方を用意し、常連さんは指名、初めての方や急ぎの方はフリー、と使い分けられるようにしています。指名なしも選べるようにしておくと、間口が広がります。
指名料はいくらくらいに設定すればいいですか?
数百円〜が一般的ですが、正解の金額はお店の価格帯や地域、スタッフの技術・経験によって変わります。ポイントは「その担当者を選ぶ価値」に見合っていること。高すぎると指名されにくく、安すぎると価値が伝わりません。ランクごとに段階をつける方法もよく使われます。
人気スタッフに予約が偏ってしまいます。どうすれば?
指名の集中は、指名予約でよく起きる課題です。フリー予約から新人や手の空いたスタッフへ振り分ける、人気スタッフの枠数やメニューを調整する、指名料に差をつけて分散を促す、といった運用で和らげられます。データで偏りを把握しながら、お店の方針に合わせて調整するのがおすすめです。
新人スタッフはなかなか指名されません。育てるには?
はじめは指名がつかないのが自然です。指名料を無料や割引にして選んでもらうきっかけを作る、フリー予約を新人に優先的に回して経験を積ませる、といった育成の導線を用意しましょう。一度担当して良さを知ってもらえれば、次からの指名につながっていきます。
スマホやLINEからでも指名予約はできますか?
はい、多くの予約システムはスマホやLINEからの指名予約に対応しています。スタッフの写真やプロフィールを見ながら選べるため、初めてのお客様も安心して指名できます。予約のしやすさは指名のしやすさにも直結するので、お客様がふだん使う手段に対応しているかを確認しておくとよいでしょう。
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